庭園散歩in椿山荘
一昨日はcanonの撮影講座を受けに東京へ
椿山荘の庭園散歩撮影講座・・・タワー10階より
1878年明治の元勲・山県有明公によって造られた自然主義庭園
三重塔の銅葺き屋根を葺き直したばかりのまだ青銅になっていない塔を
この日は芝生にも入らせてもらっての特別撮影講座(芝生に寝転んで撮影)↓
広島県の竹林寺にあったものを分解して移築したので
重文には指定されていないそうですが、約600年前の作なんですって
勤続42年の支配人さんからおススメ撮影ポイントを聞き
三重塔・弁慶橋・樹齢500年の御神木(シイの木)など
講師のプロカメラマンからワンポイントアドバイスを受けて
真昼の庭園へ・・・かんかん照りの撮影会はお天道様との勝負
1.日本庭園らしさを出すために・・Av ISO400~ WB:太陽光 Pスタンダード
2. f値は大きく建物の輪郭をぼかし過ぎない・・f 8.0 以上
3. 露出補正マイナス気味に・・-2/3~-1に、夏の真昼の撮影だから
三重塔や新緑は少し暗めの色合い 0~-3/2
ヒストグラムを参考に黒潰れに注意
4. PLフィルターを使う時の注意
葉っぱの光や水面の光をおさえる効果があるが望遠では手振れに注意
広角では周辺光量が低下するので画面の4隅が暗くなる
A.三重塔は見る角度によって大きく表情が変わるので積極的にポイントを探す
B. 庭に配置される様々な風情を感じさせるものを写し込んで
日本庭園の様子を表現する。
石仏も正面から撮らない・・角度を変えて表情を捉える
C. フレームの中の空の割合を考える
空は白とびする状態が多い
空を入れすぎると間が抜けた画になる
少し空を入れると広がりを感じるようになる
一時間の撮影後、会場にもどり3枚選びダイレクトプリントし昼食に
食後の休憩時間にさらに一枚に絞り、今度はA4サイズにプリントし提出
30人の参加者の作品を一つ一つ丁寧に先生が好評してくださる
甘栗が提出したのは・・・御神木
実は~真ん中の木の根元にちっちゃな雀が御神木を見上げてる
ここにピントを合わせた・・・なんて言ったら~ウケたよ(*^。^*)
ダイナミックな構図でしめ縄が効いてる、ここは主題は御神木でいいんでは~と
しかも男性的~なんて褒められちゃいました(^_-)そういう事にしておこう!
講座終了後、独りでマクロレンズにかえ庭園を再撮影に
椿山荘は年間3600組の挙式をする日本一の結婚式場の横綱ですね
御神木のしめ縄をマクロで・・・『椿山荘は横綱』な庭園でした。
他にも秩父山系に降った雨水が100年以上も地下水脈を旅して
湧き出た「古香井・ここうせい」など紹介したい所が盛りだくさんでした。
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