志賀高原写真展
17日白馬をあとにし、スノーモンキー号で再び志賀高原へ
右端にある黄色い雑誌・KURA
3年前父の新盆に帰省した時、久しぶりに志賀高原へ出かけ
閉ざしていた望郷への想いと、何かに打ち込みたい衝動が
この雑誌に載っていた「志賀高原写真教室」の案内を
見つけたことがきっかけで…あれから一気に突っ走っています。
ここ石の湯ロッジでは現在志賀高原写真展が開催中です。
看板の写真は去年の秋、ハーモニカの滝から帰ろうと車に乗り込んだらフロントに真っ赤な落ち葉がくっついて、まるで楽しかった撮影会の名残りを惜しむかのように、しばらく一緒に走ってくれました。
窓枠の中だけが露光感ズーミングのような、流し撮りの様な、そんな一期一会な瞬間を撮れたお気に入りを、看板にしてもらい感激しています。
こうして展示してあるのを目の当たりにし先生の丁寧な講評を読むと
シャッターを切ったときの想いが蘇ってきます。
1.「朝凪」 渋峠・10月
霧の帳が明けてゆく 清麗な芳ヶ平
夜明け前の芳が平。立ちこめる霧が印象的です。木々がボンヤリと浮かび、とても幻想的な雰囲気。モノトーンな調子も面白いです。ぼやけた被写体は弱い印象になりがちです。現実感が出るようなものを極力省き、シンプルなフレーミングで見せていることで被写体のインパクトを強調しています。特に上部左右を霧で終わらせ、下部の左右を暗い木立で終わらせています。これにより、目線が自然に画面中心部へ集まります。霞んでいる被写体をハッキリと表現しています。
2.「望郷」 渋峠・7月
時はるか 想いはここに 天から降り注ぐ
朝の渋峠から見える、群馬の山々です。
光芒がレースのカーテンのように山並みを覆っています。山並みと雲との配列が均一で、構成がとてもシンプルです。特に、最後尾の山の左右画面端での終わらせ方。両方とも斜面が下がって終わっています。これだけで画面全体がスッキリとします。さらに作品の印象を決定付けているのは、画面全体に光りが集まっていることです。この光を主役とすることで、とても明るい雰囲気に仕上がっています。
2の望郷は、グループ展の時の「虹色カーテン」と同じ時のもの
良い瞬間に出逢えたら何枚もシャッターを切りますから
再び見なおすと、こっちも良いかも~と思ったりして
微妙な色合いや明るさも、時間帯や季節や健康状態でも
ころころ変わってくるものですね。
さぁ、ちょっとゆっくりしたら翌日からの写真教室に参加しましょう~♪
岩橋先生がごあいさつでも仰っているように・・・
・・・志賀高原は、とっても広く、奥深いです。季節が移るのは、あっというま。まだまだ出会えていない景色が、山ほどあります。これからも好奇心旺盛な参加者たちと、色々な発見をしていきたいです。・・・
好奇心旺盛な甘栗もついて行きますよ~♪
。。。つづく。。。
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