EOS学園ステップ1の最終授業は、先週のポートレート実習のまとめ
盛りだくさんで、頭の中がごちゃごちゃしてたのを整理して書いてみよう
モデルさんの許可を得たので作例を紹介しながら・・・
1.画角の変化・・モデル撮影を通して、レンズの画角変化や遠近感を学ぶ
モデルさんとの距離は5mくらいで200mmでバストアップ画像から開始
顔の大きさと背景の映り具合がどう違ってくるか・・・
・最広角(18mm)・・遠近感がでる。地面に敷き詰められたレンガの大きさを見ると手前が大きく、奥にあるものは小さく写るので、奥行きがあるように見える。
また、全画面にピントが合っている。
・標準(32mm)・・人間の目の画角が自然に写りやすい。見たままに近く写るので、反面感動を出しづらい。この標準で撮ったものが素敵、と言われたら上手くなった証拠だそうです。
・中望遠(80mm)・・背景が狭くなり、人物が大きく背景が近づいてきた。
・望遠(200mm)・・背景の整理がしやすい。圧縮効果で背景がボケて奥が詰まった描写になる。
2.パースペクティブ・・被写体の大きさを固定(撮影位置を移動)
これも200mmの望遠側でバストアップ画像から開始
モデルさんの写り方を固定し、80㎜・32㎜・18㎜~と、どんどん近づいていく
最初5mくらいから、18mmの最広角では、50・60cmくらいまで近づく
モデルさんの「まやちゃん」もさすがに目線をそらしてしまいました。
皆で近づいてくるのだから、困っちゃうよね(>_<)
このように背景の写り方を変え、背景を整理しやすくなるので
シュチュエーションによって、レンズと距離を変えて表現できる
ポートレートは望遠側で撮ると、自然なスッキリした顔に写せるし
背景がボケるのでモデルさんが引き立つ。
記念撮影などは広角にし、先ず背景から決め、次に人物の立ち位置を決めると良い。
ただし広角だと、寄り過ぎると顔が横に伸びてしまうので注意。
3.順光・斜光・逆光でレンズの特徴をつかむ。
・順光・・撮影時間は午後1時40分だったので太陽はほぼ真上から
顔の影は下に写っているのが分かるでしょうか・・・
まやちゃんは若くて美しいので、影も美しく元気に写っていますが
普通は鼻の下に影ができキツイ顔になり、さらに老けて見えてしまう。
色は出やすく、夏っぽい写真にしたい時は効果ありですが
モデルさんは眩しく、目を開けづらく陰影が強く出てしまう。
だから逆光で補正をしてあげる必要がある・・
背景が近い場合は露出補正をし<中>
レフ版で下から顔を明るく写してあげる<右>
レフ版がなければ白い紙でもかなり明るくなる、と教室で先生がA4用紙で実験してくださった。わぁ~と歓声があがるくらいパッと明るくきれいになり、毎日持って歩くかな、なんて(^_-)-☆(もともと若く美しい先生ですが、さらに!です^^v)
4、アングルの違いでどう変化するか・・
足長効果を狙って下から撮ると、小顔に写る。
5、AIサーボ連写で動きを追う
200mm望遠にし、ピントをモデルさんに合わせ、
半押しし続け近づいてくるのを追い続ける
顔のアップまで近づくと、もうボケて追えなくなってしまう。
直進を2回、ジグザグも2回、最後にコートを来てジグザグを1回
まやちゃん、お疲れ様でした。ありがとう!!
やっぱり動きがあるほうが表情を写しやすかったですが
反面、日陰・日向・光の位置も変わり、その都度、設定を変える事など、
とてもとても難しくてできなかった・・・
最後に場所を移し、屋根のある休憩場所で
6、ストロボを併用した日中シンクロ撮影を体験
先ず、Pモードにし、そのまま撮ってみる・・逆光なので暗く写る
次に、明るくするために露出補正を+1で撮ってみる
全体が明るくなったけど、まだ顔が暗いかな~?
そこで、内臓フラッシュをたいて撮ってみる。
顔に光りが当たり不自然な白っぽい顔になってしまう。
フラッシュの光の量を調節してみよう~調光補正を-1で撮ったのが
一番右端のまやちゃん・・自然で健康的な明るい表情に撮れたでしょ(^_-)
これが日中シンクロ撮影です!!
露出は全体の明るさを調節する
主役の被写体だけを明るくしたいときは、調光補正をする。
これは人物いがいでも応用できるので、花撮りにもやってみようかな♪
ちなみにこの日の撮影は最も無難なF8ですべて撮りました。
まだまだ設定を瞬時に変化させながら撮るのは、まだまだ先のようです。
ふぅ~~~これにてステップ1、終了。
次回からは、ステップ2が始まり。
いよいよ本格的にパソコンを使いRAW撮影にも挑戦です!
復習のために書いてるレポートも、レベルアップできるといいな。
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