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2012年3月

2012年3月31日 (土)

おわり~はじまる。

今日で23年度も終わり・・明日から24年度へバトンタッチ

春の嵐が、寝坊の季節を無理やり起こしてくれたようです。

東京の桜の標本木は今日やっと開花したと・・・

まだ梅も椿も咲いているしあちこちの公園の木々はまだまだ冬木立

2日間、都内の撮影会では、少しずつ膨らむ新芽に季節の巡りを感じてきた

一昨日は小石川植物園で、光りの捉え方や背景の処理の仕方を学び・・・

60dh24329

昨日は潮風公園でEOS学園の実習・・モデル撮影

1.画角の変化・・・撮影場所を固定して画角を変える

2.パースペクティブ・・・被写体の大きさを固定(撮影位置を変える)

3.順光・斜光・逆光「レンズの特徴をつかむ。日中シンクロ」
 レンズの画角変化や遠近感を学ぶ・ストロボを併用した日中シンクロ撮影

4.AIサーボ連写でモデルさんの動きを追う・・直進・ジグザグ・・etc

はぁ~~盛りだくさんで内容が濃く、

詰め込み過ぎて頭の中はごちゃごちゃ~~~

実習成果は来週、先生の講評を受けてからあらためて書くことにして

お台場のガンダムに逢ってきた。。。

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可憐なピンクの花を背負った巨大ロボ『ガンダム』

かっこいい~~~きゃーーーー!!

アトムや鉄人28号世代の甘栗も萌え萌え~

EOS実習のモデルさん撮影の復習を巨大ロボではとても無理

ここはいつものフットワークでスナップ撮りまくり~♪

一昨日も、三脚もたてずに飛び回ってる甘栗に先生もあきれ返り

いいとこ見つけるよね~スナップや動物ものは良いもの持ってる、って。

だってこんなラブリーなエナガちゃんと目が合っちゃったら

撮らずにいられないでしょ~

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時の経つのは、早いですね~年度末にも年末にも交わされる言葉

昨日から今日へ・・今日は明日のはじまり。

陽が沈む・・・明日へバトンタッチしながら

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ゆりかもめ車窓より・・・2012年3月30日

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2012年3月28日 (水)

やっと完成~「雪猿」志賀高原・地獄谷野猿公苑

『雪 猿』 志賀高原・地獄谷野猿公苑 40枚

テーマ:ムービー「スノー」   BGM:ホワイトナイト

3月に入って最初に訪れた地・・志賀高原

昨年秋の「照山紅葉」から再び、厳しい大自然の入り口に立つ

この撮影旅行での、撮って来たいものが3つありました。

1.雪山・・・できれば樹氷や霧氷を撮ってみたい、見てみたい。

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2307mの横手山頂の展望台からの眺望

ここから歩いてスキーコースを下山・・・アイスバーンの急斜面は

お気軽な撮影者に容赦ない・・・仕方ないのでオシリで滑って降りる

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ようやく、第2リフトまで下山しホッと腰を下ろす・・・

2.雪の結晶をマクロで撮ってみたい。

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3日目の朝、すぐに溶けてしまうような儚い雪が舞っている。

それでも、1600mの宿泊地の外は手つかずの自然が

アマチュアカメラマンにも優しく、微笑んでくれた。。。

3.スノーモンキー・・・地獄谷野猿公苑のお猿さんに逢いたい

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ここは、野生の猿が温泉に入るので有名な上林温泉・地獄谷

あちこちで噴泉が噴き出す人にとっては地獄のような谷

お猿さんにとっては、まさに天国のような野猿公苑

野生の猿が暮らす厳しい崖から、温泉に入ると言う人間臭い姿に

野生猿が近づいてきてるかのように錯覚してしまいそうだが・・

足元をすり抜ける子ザルたち・・手を伸ばせば頭を撫でられるような近さ

だが決して、目を合わせてはくれない・・近くまで寄って記念写真を撮っても

両者には見えない柵が、はっきりと存在してる。

ここは、間違いなく野生のサルたちが暮らす地に、

人間がお邪魔してるに過ぎないのだ。

ここでも、ちょっと足を延ばしたくらいの撮影者には容赦なく

とても、こちらが望む画など撮らせてはくれない。

それでも2日目の帰り際、立ち寄った時の方が、

すこしは、レンズを通して会話できたのかもしれない。

今回は、いつものお喋りを封印してみた・・・

前回も今回もご指導してくださった先生から

「写真に説明はいらないんだよ、

主役を見つけたら、そこから舞台を広げてあげればいいんだよ」・・と。

なるべくキャプションや言葉・文字を加えず

見てくださった方に、その声を聞いてもらえたら

そんな写真がいつか撮りたい、その一歩となるよう

DB『雪猿』の編集に心がけてみた・・・まだまだ整理しなければならないが

とりあえず、やっと発表にこぎつけてホッとしている。

撮影日:3月7・8・9日

撮影場所:志賀高原・横手山・石の湯・上林温泉・地獄谷野猿公苑

スノーモンキーで有名な地獄谷野猿公苑は海外からのお客様が90%。

野生のお猿さんたち、どこかで逢った事ありそうな顔立ちをしている…

何か声が聞こえそうです。

声が聞こえたら、どうぞ教えてくださいね。

1000枚以上の写真から、40枚に絞ったので

アルバムに載せれなかったものは、機会があったらここにアップします。

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2012年3月27日 (火)

久々の学園レポート・実習編

5週間ぶりのEOS学園

先月の神代植物園では、露出補正の実習

課題は・・赤い花と白い花にマクロで寄って5段階の露出補正で撮る事、。

『赤い花』

Photo

『白い花』

Photo_2

この中で、見た目と一番近い補正値は・・・

5週間前の記憶を頼りに・・・大きな数字で書いてあるのが一番近いかな

モノクロで撮った場合、黒く映る色=赤・緑・紫は-1ぐらいが適正露出になる

白い花を撮っている時、葉っぱの緑が多いと赤寄りになってしまうので注意

☆どの明るさの被写体が、どの程度の割合を占めるかで露出補正を判断する

甘栗の好みの露出は・・・赤い色なら-2寄り、白い花なら+2寄りかな~♪

最後に、今回も自分のお気に入りを3枚プリントし講評を受ける^^;

甘栗は、先週の伊豆での3枚。調度レンズ3本のお気に入りを提示

1.EF100 f2.8 L Macro IS USM

Img_4454

    <Av   1/250   f2.8    +1/3    ISO100     AWB>

甘:カトレアの中心からタレ耳のワンコがこんにちは♪

先生:マクロならではの見つけ方はいいですね~ボケも美しい

2.EF-S 18-200mm 

Img_4686

先生:海のキラキラはとてもきれい~

ただシルエットを写すとき、砂浜のラインを下げて足元まで入れるように

撮影位置を下げる・・・下に降りれなかった

3.EF70-200mm f2.8 L  IS 2 USM

Img_45661

先生:こりゃ~なんだぁ?

甘栗:鳥です~♪

先生:鳥の顔の背景がちょうど明るく撮れたのは良かったね。

はぁ~・・・撮るだけで精一杯で・・・

どれもたった一枚撮れたシャッターチャンス

いかに、瞬時にいろんな所を見て判断しなければいけないか!ですね^^;

レンズ3本持って行ったのは根性あるって褒めて?もらったけど・・・

まだまだ修行がたりませんね・・・よ~し、ガンバルゾー!!

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2012年3月23日 (金)

都会のど真ん中で桜を見上げよう~47都道府県の桜

『桜を見上げよう』 Sakura Project     LUMINE 有楽町

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5週間ぶりのEOS学園の帰り・・・有楽町まで足を延ばし

大きな鉢に植えられた47都道府県から寄せられた桜の寄せ植え、

と、言うより生け花のような桜を見上げてきました。

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花咲か兄さん・・プラントハンター西畠清順氏が全国から集めた桜

この時期に一斉に開花するように温めたり、冷やしたりご苦労なさったみたいです

なにしろ日本は長~いから北海道と沖縄では

開花時期が1か月以上も違うのですから。

去年の春の桜を特別な気持ちで見上げた人も多いでしょう

私もその一人・・・DB「結いの花」も桜をテーマにしたこともあり

桜の花に、もう一つの被災地、長野県栄村の助け合いの心「結い」を重ね

一つ一つは小さいけれど、集まって咲く桜のように咲こうよ、

花を植え、樹を植えよう~絵を描き、歌を唄おう♪

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                          (入間川にて・・甘栗)

「311桜ライン」も「桜を見上げよう」も被災地へ花を咲かせるプロジェクト

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それぞれの枝には提供してくださった地名の名札が下げられています。

広島からは「ヒバクサクラ」が、まだ雪深い北海道と肩を並べて咲いている

福島・茨城・宮城・長野・各地から・~全国から集まった桜たち

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あいにくの雨の中、みんなで見上げた桜・さくら・サクラ

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3月22日~3月25日まで、東京有楽町ルミネの前に咲いています。

一足早いお花見をしに行ってみませんか~

 ・・僕たちのためにさいてくれるんだと、今年は思っていいですか。

 ・・四季の国では、夏も秋も冬も、春を待つ季節

 ・・終わりを労い 始まりを祝う春。 (桜を見上げようHPより抜粋)

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2012年3月18日 (日)

デジブック交遊旅行*報告

ただいま~と~っても楽しかった♪
デジブック交遊旅行第3回に参加してきました!

ピカイチさん、なんて言われて
わいわい和気あいあい、ホントに楽しい旅でした。

先ずは、デジブックアルバムにしましたので
上をポチッとしてご覧ください。

『第3回*交遊の伊豆』
☆デジ友と行く美しい花と夕陽を撮る旅』 34枚

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今回の旅行は、docomoさんの協賛で無料の旅
デジブック制作アプリ「デジカメ一発取り込み」が入った
タブレットを使い放題…夜、デジカメで撮ったデーターを
そのアプリで取り込み、いろんなアプリで遊び
美味しい夕食の後には、本日のお気に入りの発表会

甘栗のお気に入りは・・・

デジブックスタッフのF君のプラチナの手

『いただき~』

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お天気も恵まれて、予定の撮影ポイントをすべて巡り
さらに同行のプロお勧めのポイントまであり
今回も590枚…やっぱり撮り過ぎちゃいましたね。
なるべく多く紹介したくて、コラージュを多用してますが
交遊旅行の様子を見て楽しんでもらえたら嬉しいです。

全て?9割かな・・点検中とかで洞窟巡りできず島巡りに・・・

どうしても洞窟の堂ヶ島ブルーに近づきたくて

執念の一枚を、すごい格好で撮ってきましたよ~

先ずはピカサ・コラージュで

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執念の一枚が撮れたのは、帰りの出発10分前・・・

嬉しくて嬉しくて、みんなに見てもらっちゃいました。

今回のピカイチだよ~と、ツアーフレンド^^v

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あ~ぁ、本当に楽しい時間はあっという間なんですね~♪

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2012年3月14日 (水)

日本一の自生地・小鹿野町「節分草まつり」DBにしました。

森の妖精「セツブンソウ」の日本一の自生地へ、

粉雪が混ざる冷たい雨の3月11日行ってきました。

雨に濡れて透き通った花びらは、いっそう妖精のようで儚く

つつましく淡雪のように咲いていました。

一年経ったこの日に、自然は時に厳しく、また力強い事を、

森の妖精たちの姿から見てきました。

撮影地:秩父郡小鹿野町両神小森堂上

『森の妖精』 節分草まつり*小鹿野町*2012  19枚

昨日は、六本木フジフイルムスクエアへ写真展を観に行ってきました。

著名な風景写真家たちが撮った桜写真70点?

ふだんでは考えられない大きな4・5メートルもありそうな壁一面のプリント

日本って、いいなぁ~素晴らしいなぁ~桜を愛する日本人で良かったぁ!

ここで、桜募金をし、桜クッキーを頂いてきました!

「桜ライン311」・・・津波の最大到達地点に桜を植える運動

私たちは、悔しいんです。

 と、陸前高田の有志たちが仮設住宅集会所から発信しています。

苗購入費、植樹関連作業費、運営費などに充てられるそうです。

みんなで応援しませんか~http://sakura-line311.org/

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2012年3月13日 (火)

森の妖精

秩父の奥 小鹿野町に森の妖精に逢いにいってきました・・・3月11日

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故郷・信州の雪景色とスノーモンキーを撮りに一人旅から帰った翌々日

疲れと筋肉痛をものともせず、白い妖精に逢いたくて

あの棚田を撮った横瀬町も通り過ぎ・・・秩父の街も通り過ぎ・・・

小雨が雪混じりにかわる山の路・・・外気温は3℃・・・

どんどん深い森の中に入ると、北側斜面の『節分草まつり』に辿り着く

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ここは日本一のセツブンソウ自生地・埼玉県秩父群小鹿野町両神小森同上

枯葉色の斜面に近づいてみると・・・

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      わぁ~雪がうっすら降ったかのように

    白いちいちゃな花がうつむき加減に咲いている

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雨に濡れたからだろうか・・・白く透きとおった花びらは儚げにうつむく

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花びらに見えるのは実は萼片なんだそうです。

本来の花びらは退化して、先端が2又に分かれた黄色い蜜腺(ネクター)になって

多数のおしべと共にめしべの周りに並んでいる。

めしべは2~5個あり5月の中ごろに熟し、種子を蒔いた後で地上部は枯れてしまう

中には、一本の茎から二つの花が寄り添ってる双子花もあり・・・

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ふつう5・6枚の花びらに見える萼片が八重に重なってるものもある、と

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枯葉を分けて説明してくださる地主さんによると、

種が落ちて芽が出るまで数年かかるものもあり

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緑色の一年生芽に花芽が付くまで三年~五年はかかってるんだそうです。

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中でも緑色の葉が目立つ新種も最近、出始めてる、と教えてくださった。

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セツブンソウもカタクリと同じように、Spring Ephemeralと呼ばれている。

         *春の妖精・春のはかない命*

キンポウゲ科 セツブンソウ属 Eranthis pinnatifida

Eranthis(エランシス)は「er(春)+ anthos(花)」が語源で ”春の花”の意味です。               

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2012年3月 6日 (火)

なにこれ植物

野の花さんぽをしていると、なにこれ~って呟くことが多い

先日の智光山公園でも、カモの泳ぐ小川に、なにこれ植物 発見

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カモちゃんは草食性なので、もぐって藻などを良く食べています・・・が

背中に青々とした浮草のような植物があるのに、まったく食べようとしない

なんだろう~このキレイな緑色の水草は・・・

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杉の木のような緑のコサージュが水ぬるむ小川に浮いている・・・

浮いている、と思ったのは間違いで~根か地下茎が伸びて揺れている

DB「春をさきどり」にも、小川はさらさら流れ~♪に使ってみたけど

はて?これは何だろう~と尋ねてみたら・・・もっと大きくなったら分かるかも、と

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めいっぱいトリミングして大きくしてみたら・・・オオフサモでは、と。

アリノトウグサ科の帰化植物、オオフサモ・大房藻

アクアリウムの世界では、バロット・フェザーと呼ばれています。

どちらかと言うと、雑草や野草と言うより水草「多年生の抽水植物」

アマゾン原産で、アクアリウム用に各地に移入され、

日本では侵略的外来種となっている。繁殖力が旺盛なので

水流を阻害したり、水質を悪化させたり被害が広がっているらしい。

そうとは知らずに、わぁ~キレイな緑色・・・

なんて春らしいんでしょう~なんて喜んでしまった

この水草は、一年中きれいな緑色をしてあちこちの池や沼、排水路にもいるらしい

もっとも夏になれば、もっと背丈も伸びてゆらゆら優雅に?揺れてるらしい

また、夏にその姿を見に行くことにしましょうか~~~カモちゃんと一緒に。

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2012年3月 2日 (金)

春を呼ぶ雪

閏年の2月29日 関東地方は大雪に・・・

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ぼたぼたと大きな雪が降る・・・湿り気の多い雪は春を呼ぶのだそうです

雪が止んだら雪解けの野に、春を見つけに行ってみましょう~♪

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道路わきのプランターではサクラソウもうつむいて

ピンクの梅の花は真っ白な足元に影絵を描く

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           *スノードロップの涙*

スノードロップ:雪の花

名前の由来は・・・昔、この花が雪に白い色を分けてあげたから

寒い雪の中でも咲くようになったと言うドイツの伝説より。

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              *春を呼ぶ雪*   <3月1日>

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          *木の芽起こしの雨*    <3月2日>

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     ~ホオジロが桜の木の芽を確かめて囀る~

春は一歩一歩、確実に近づいている・・・行きつ戻りつしながら。

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