ススキじゃなくて荻(オギ)かもしれない/~~
ススキにしては色白美人さんで、ふさふさと西日が当たってキレイだな~と
ピカイチ・ススキと評判がいいので「秋のスケッチ」の表紙にしたところ
もしかしたら『荻・オギ』かもよ~調べてみて・・・と友人が。
ススキとオギは同じイネ科の仲間でそっくりさん
見分けるのはかなり難しいらしい・・・四季の山野草さんによると
植物学的には違いがあるが、観賞するだけならどっちでもいい、と。
いえいえ植物学的違いについても調べてみましたよ^^v
*先ず、オギは地下茎が地中を長く這い、節々から茎を直立させるので
茎は株にならずに1本1本が単立している・・・上の写真では判りづらいかも
ススキは、七草寺でみかけたように、茎は多数に分枝して
株をつくるので群生地でも株と株に分かれている。
*ススキとオギの葉も触ってみると違いが分かるらしいが・・・
触ってみなかったので分からない。
ススキは子供のころ、葉の縁のギザギザで指を切ったことがある。
*花穂の違いは・・・
10月に隣町の緑の博物館で撮っておいたもので比べてみよう
< ススキ > < オギ >
ススキの花穂は散房花序 オギの花穂は穂状花房
淡紫色、白色 銀白色
乾燥した草地や山地、亜高山帯 原野の湿地、水辺、湖畔
花穂が赤紫色のムラサキススキや、小型のイトススキ、
葉に白い縞斑が入るシマススキ、矢羽型の斑が入るヤバネススキ
半常緑のハチジョウススキ、常緑性のトキワススキ、刈りやすいカリヤス
など、ススキ一族は、けっこう種類が多いですね。
と言う事で、この間の晩秋の野辺でみつけたのは『荻・オギ』かもしれません
調整池の湿地に株にならずに群れて密集して咲いていたのは
銀白色の花穂だったし・・・オギに決定かな~
でも四季の山野草さんが言うように、
感じたまま「キレイなススキ」で、いいんでしょうね(^_-)-☆
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コメント
春さん、こんにちは♪
私もてっきりススキかと思ってましたよ。
いつも野の花さんぽを一緒に行く友人に
この雑木林の高野箒を教えてもらったので
昨日会ったら、オギかもよ~と。
調べてみたらなるほど~オギかもしれない!
わたしも初めてでしたよ
この友人にはいつも教えてもらってます。
ふだん何気なく見ている野原も
発見や不思議に満ちていますね(^_-)-☆
投稿: 甘栗 | 2011年12月 3日 (土) 16時40分
甘栗さん、今晩は
何時ももながら考えさせられるな~
ススキ一つでこんなに考えているんだね
同じだとばかり思って居ました
確かに穂を見ているとスーとしているのと
フサフサとしているのと色々違いがあるんですよね、
私は、考えも無く通りすぎているけど
何時もながら皆さん凄い
とても勉強になる
春が来た。
投稿: f春が来た | 2011年12月 3日 (土) 00時10分