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2011年12月 2日 (金)

ススキじゃなくて荻(オギ)かもしれない/~~

ススキにしては色白美人さんで、ふさふさと西日が当たってキレイだな~と

ピカイチ・ススキと評判がいいので「秋のスケッチ」の表紙にしたところ

Img_04841

もしかしたら『荻・オギ』かもよ~調べてみて・・・と友人が。

ススキとオギは同じイネ科の仲間でそっくりさん

見分けるのはかなり難しいらしい・・・四季の山野草さんによると

植物学的には違いがあるが、観賞するだけならどっちでもいい、と。

いえいえ植物学的違いについても調べてみましたよ^^v

*先ず、オギは地下茎が地中を長く這い、節々から茎を直立させるので

茎は株にならずに1本1本が単立している・・・上の写真では判りづらいかも

Img_6350

ススキは、七草寺でみかけたように、茎は多数に分枝して

株をつくるので群生地でも株と株に分かれている。

*ススキとオギの葉も触ってみると違いが分かるらしいが・・・

触ってみなかったので分からない。

ススキは子供のころ、葉の縁のギザギザで指を切ったことがある。

*花穂の違いは・・・

10月に隣町の緑の博物館で撮っておいたもので比べてみよう

< ススキ >                < オギ >

Img_8182 Img_0486

ススキの花穂は散房花序           オギの花穂は穂状花房

淡紫色、白色                   銀白色

乾燥した草地や山地、亜高山帯        原野の湿地、水辺、湖畔

Img_8179

花穂が赤紫色のムラサキススキや、小型のイトススキ、

葉に白い縞斑が入るシマススキ、矢羽型の斑が入るヤバネススキ

半常緑のハチジョウススキ、常緑性のトキワススキ、刈りやすいカリヤス

など、ススキ一族は、けっこう種類が多いですね。

と言う事で、この間の晩秋の野辺でみつけたのは『荻・オギ』かもしれません

調整池の湿地に株にならずに群れて密集して咲いていたのは

銀白色の花穂だったし・・・オギに決定かな~

でも四季の山野草さんが言うように、

感じたまま「キレイなススキ」で、いいんでしょうね(^_-)-☆

             

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写真・草花」カテゴリの記事

コメント

春さん、こんにちは♪

私もてっきりススキかと思ってましたよ。
いつも野の花さんぽを一緒に行く友人に
この雑木林の高野箒を教えてもらったので
昨日会ったら、オギかもよ~と。
調べてみたらなるほど~オギかもしれない!

わたしも初めてでしたよ
この友人にはいつも教えてもらってます。

ふだん何気なく見ている野原も
発見や不思議に満ちていますね(^_-)-☆

投稿: 甘栗 | 2011年12月 3日 (土) 16時40分

甘栗さん、今晩は
何時ももながら考えさせられるな~

ススキ一つでこんなに考えているんだね
同じだとばかり思って居ました

確かに穂を見ているとスーとしているのと
フサフサとしているのと色々違いがあるんですよね、
私は、考えも無く通りすぎているけど

何時もながら皆さん凄い
とても勉強になる

春が来た。

投稿: f春が来た | 2011年12月 3日 (土) 00時10分

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