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2011年10月 6日 (木)

夜宮

村祭りのために一夜限りの「大灯籠」も完成し、夜宮を待っている

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トビもくるると・・・ん?・・・トビじゃない・・・200mmで撮れるかな~

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白い斑紋が規則正しくならび・・・尾がスッと長い・・・

故郷の十三崖には長玄昉が繁殖してて

国の天然記念物になっているんだけど、まだ見たことがない

だんだん陽が短くなってきて釣瓶落としのごとく、あっという間に陽が暮れる

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大好きな北信五岳は雲の中・・・明日は晴れる、と茜雲が示してる

さぁ~そろそろ夜宮のはじまりです

7時太鼓と笛の音に導かれて、北から南から班長さんの掲げる灯籠が

大灯籠の前で集まります・・・

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絵は子供たちが描いたようですね~

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村の灯籠が集まる、北から南から・・・だから大灯籠なんだね

大灯籠の下には、区長さん・氏子総代・公民館長・保存会の面々が厳かに待つ

若い祭祀団の雅楽の演奏が始まる・・・神の 恵みや え~んやっ・・・

大灯籠をくぐり、お宮へ続く道を祭祀団の雅楽に導かれてぞろぞろ歩く

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神社の扉が開き、えらいさんたちが村の繁栄と五穀豊穣を祈る祝詞が聞こえる

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お伊勢さまから分祀された金井伊勢社が村の神社にある

明日行われる奉納相撲の土俵の前で、到着した雅楽の演奏を聴き

皆で手をあわせ、夜宮は終わる・・・

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直ぐ近くのお寺の境内には、子供たちが演芸大会を見に集まっていた

この村にこんなに子供たち居たっけ~というくらい。

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子供の頃、友達のお祭りにお呼ばれして行くのが楽しみだったなぁ

唯一子供たちだけで夜遊び出来たのが、それぞれの村のお祭りめぐり♪

朝4時半に起きて、5時過ぎから記録に撮り始めて、もう夜の9時

今夜の夜宮は子供たちに任せて・・・甘栗は帰って眠ることにしましょう。

明日午後には、また村人たちにより丁寧に解体されて、

また来年まで曾祖父の遺業も眠りにつく。

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コメント

ふるやのもりさん
大灯籠って言うくらいだから明かりが点くとキレイですよね
昔はあの灯籠の中で青年団が寝ずの番をしたらしいですよ
的屋の屋台もほとんどない田舎のひなびたお祭りなので
村の若い衆の手作り感が温か~い夜祭りでした

投稿: 甘栗 | 2011年10月 7日 (金) 23時03分

素晴らしい!!
何と立派な、何と美しい大灯篭でしょう。
私の方の地域では、このような大灯篭は
見たことがありません。
さすが宮大工さんが作るものは細工も細かくて
美術品ですね。
地域の皆さんの宝物ですね。
ひいお祖父さんの残された宝物
皆さんが大切にしてくださっていて
私まで何だか胸が熱くなりました。

投稿: ふるやのもり | 2011年10月 7日 (金) 20時09分

ソングさん、こんにちわぁ

わぁ~やっぱりチョウゲンボウでしたか!!
嬉しいぃ~
お知らせくださり有り難うございました。
実家の松の木にとまってる事もあるらしいですが…
今度はもっと近くで撮りたくなってきました
長玄昉って猛禽類のなかでは可愛いですよね^^

投稿: 甘栗 | 2011年10月 7日 (金) 12時01分

おはようございます。
「大灯籠」の意味がこれで分かりました。
なるほどね!
朝からご苦労様でした。
子供もこの日を楽しみにしていたんでしょうね。
鳥さんは、チョウゲンボウのようです。

投稿: ソングバード | 2011年10月 7日 (金) 07時48分

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