平成の秋の七草・2011
ただ今、「秋の七草寺めぐり」を編集中・・・
だけど・・・だけど・・・秋の夜長は気候も良く、ついついウトウトしてしまうZzzz~
毎年、この時期になると・・・甘栗的「秋の七草」の選定に入るのだが・・・
そのまえに、昭和10年の「新秋の七草」を紹介しておきましょう~
この年に東京日日新聞社が、菊池寛・高浜虚子・斉藤茂吉らに依頼し
選定された「新秋の七草」は、コスモス・オシロイバナ・シュウカイドウ・
アカマンマ・ハゲイトウ・キク・ヒガンバナの七種であるという。
万葉集で山上憶良が詠った「秋の七草」も、この昭和の「新秋の七草」も
いずれも地味で忘れられつつあるのかもしれません・・・そこで
毎年、私だったら・・・とおそれ多くも、七つの野花を「どれにしようかなぁ~」
と、わくわく楽しいひと時を過ごすのであります~去年も一昨年も書いたはず
今年は~長瀞「秋の七草寺めぐり」で出逢った山野草で七種アップしてみます。
まず、最初のお寺で真っ先に目についた可愛い可愛い
1.シュウメイギク・秋明菊
和名は秋明菊 (Japanese anemone) 漢名は「秋牡丹」
濃いピンク色の花は別名で「貴船菊」と呼ばれている(昨年アップ)
2.シオン・紫苑
古く平安時代の「今昔物語」にもでてくる紫苑
学名:Aster tataricus (中央アジアの星)
秩父地方では昔から「十五夜花」と言われ親しまれていたそうです。
春に咲くハルジオン・春紫苑 も元はこの紫苑から名付けられています
3.キバナコスモス ・黄花秋桜
黄色やオレンジ色のコスモスを最近は良く見かけますね
こんな可愛い姿でひっそりと佇んでいる黄花秋桜を見つけたら即採用です♪
4.シュウカイドウ・秋海棠
真ん中の黄色いボンボンがいいでしょう~♪
名前もいかにも秋到来と言う感じ・・・このようにベコニアより首が長~いんです。
5.カリガネソウ・雁金草
山寺で「ツリフネソウ」の名札があったので間違えて記載してしまいましたが
きっとツリフネソウは近くにひっそり釣り糸を垂れていたんでしょう~
よ~く調べたら判明しました・・・カリガネソウ「雁草・雁金草」
長く突き出た蕊の形を雁が飛ぶ姿に見立てて、その名があるそうです。
なるほど~この角度では雁が飛ぶ姿というより、
何本も釣り糸を垂れてるようにも、やっぱり見えますが・・・
6.イヌショウマ・犬升麻
イヌとはDogではなく、役に立たないものと言う意味で草花の冠につけられる
このイヌショウマもサラシナショウマが漢方薬になるのに対して
薬用にならないのでつけられた名前なんです~こんなに綺麗なのに
7.ヤマホトトギス・山不如帰
ホトトギスに似ていて山地に咲いているので名付けられたそうですが
ヤマと冠が付いたのには地味と言う意味が込められているそうな・・・
イヌといい、山といい、勝手に決めつけないで~と言ってはいないでしょうね
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