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2011年7月

2011年7月30日 (土)

オナガの真実

市鳥のオナガが今日はやけにギャーギャー騒いでる

いつもは警戒心が強くて、なかなか写真に撮れないのに・・・

どうやら巣立ち雛の群れがきてるらしい

Photo 7~8羽の家族が家の前の桜の木や、お隣の桜の木、ウチの庭木を

ギャーギャー鳴きながら飛びまわってる・・・巣立ち雛はまだ尾が短く嘴も薄い色

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まだ自分で餌を上手く採れない幼鳥はこうして親鳥からの給餌を待っている

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黒い帽子を被って、ブルーグレイのタキシードを着てるような姿

水平に飛ぶ姿は優雅ですが、カラスの仲間です。

しかも鳴き声を聞いたら、一大事か事件か、とびっくりします。

ギューイギュイギュイ・・ギャー・ギー・ゲー・・と大きな汚い声で鳴くのは警戒音声で

良く群れでカラスを攻撃してるのを見かける

最初カラスが群れを襲ってるのかとヤキモキしたが、

モビング(疑攻撃)行動や、巣を守るための集団防衛行動らしい。

今日も、カラスの鳴き声はするし、ギャーギャー鳴いてるし、

セミもジージジジジィーって鳴きながら飛んでるし・・・なんか起きるのかな~と

不安な気持ちになるくらい、いろんな鳥の鳴き声がしてた・・・

どうやら、オナガ一族が巣立ち雛を連れて給餌に出てきてたらしい

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青虫を捕まえたり、セミを捕まえたり・・・

それを幼鳥はジューイ・ジュルジュル・ビューイって鳴いておねだりしてる

そこへ椋鳥の大群も加わって狭い空を飛び回ってるから賑やかでしたよ

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実はオナガは本当の自然林にはあまり見かけないんだそうです。

農耕地に点在する屋敷林、果樹園、住宅地など人の暮らしの近くにいる鳥

しかも関西や西日本では近年見られなくなったらしいです。

今は、本州の太平洋側では神奈川県以北、日本海側では石川県以北に

内陸では長野県以東でしか見れないらしい・・・どうしてだろう?

九州の一部にいたオナガ一族はカササギ一族との競争に負けたらしい

カラスの仲間だけあって学習能力は高いのに・・負けるが勝ちとばかりに

こちら関東では個体数を増やしていると言う説もある。

先月の市の野鳥講座でも、野鳥の数は増えているが種類が減っている、と

鳥の目・虫の目で辺りを見回すと環境の変化が見えてきますね。

花に集まる虫、虫を介して花粉が運ばれ実を結ぶ

花から虫へ、虫から鳥へ、いのちが繋がっている・・・食物連鎖

花の好きな人には害虫にもなり、虫好きには鳥は敵にもみえるかもしれない

見方をかえれば命のリレーになっているのだから

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セミを銜えているオナガの親鳥に、目をそむけてはいけないと

その循環の頂点にいるのは決して人ではない!と、

今日の賑やかな鳥たちを見て深く思ったわけです~

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2011年7月27日 (水)

始まりはペンギンでした

初めて好きになった鳥は・・・アデリーペンギン

1981年 『ペンギン・PENGUIN 南極からの手紙』青柳昌宏著 に出会ってから

極地の海に生きるペンギン・・・泳ぎの上手な海獣のような鳥

やがて彼らは泳いでいるのではなく海を飛んでいるのだと知り

生涯添い遂げる鳥の姿や、愛情深い子育てや保育園まであることを知り

酷寒の地で懸命に生きる姿は人間以上かもしれない、と感動したのが始まり。

この本は、ペンギンが好きと言う姪っ子にあげてしまったので今はない。

先日のマリンピアにアデリーペンギンはいませんでしたが

マリンピア日本海・ペンギン島にはいろんなペンギン達がいました

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プールサイドであちこち向いてひょうきんな顔して佇んでるのは

Img_4228 フンボルトペンギン

胸の黒いラインが1本だし

太いのがフンボルトペンギン

細いのがケープペンギン

嘴の周りがピンク色してるのも

フンボルトの証

ケープは目の上だけがピンク色

この仲間は他にもマゼランペンギンと

ガラパゴスペンギンがいます。

どちらも胸に2本の黒ラインがある。

名前についている地名だけでも

遥か遠くからやって来た事がわかりますね。

端っこで、水の吹き出し口を占領してるのはイワトビペンギンかな

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ちょっと飲み過ぎなんちゃう~いくら暑くても限度っちゅうもんがあるやろ~

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ほらほら・・・飲み過ぎてビア樽みたいになってるし、足も浮腫んでるよ~

ペンちゃん「これが普通なんですっ 」   あはっ~ゴメンゴメン

あのね~ペンちゃん、巷では熱中症予防に水分摂れ摂れって

あんまり言うもんだから、暇なお年寄りが頑張って飲み過ぎて

浮腫んだり、お腹こわしたりしてるんだよ~

だから言わんこっちゃない・・・熱中しすぎたらアカンネン

何事もほどほどに~スイスイっとね(^_-)-♪

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は~い! 気を付けま~す

高枝切バサミを使いすぎて、背中がバリバリに凝ってる甘栗でした~

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2011年7月25日 (月)

AGH48・ジュニア5♪カチューシャ~♪

我が家のレモンの木に、今年も居ますよ~

頭にカチューシャのせて、AGH48・・・ジュニア5・・・

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           黒アゲハの5齢幼虫で~す♪ 

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タレ目の間にカチューシャしてるみたいでしょ~♪

AKB48みたいにAGHも歌ってるかも~♪カチューシャ~♪・・・って。

今年は5月から何度も幼虫を確認している・・・もう10数匹。

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1ミリくらいの卵

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孵ったばかりの1齢幼虫~ツンツン棘を全身に出しています。

Photo_5 Img_4267_2 Img_4286 

脱皮を繰り返し、だんだん大きくなり5齢脱皮で青虫になると・・・

あたまにカチューシャ模様が出てきます~♪

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ここまで模様がはっきりしてくると・・・青虫の青春の旅立ち

放浪の旅、自立へ。蛹になるお気に入りの場所を求めて歩き出すのです。

近くで蛹になってくれれば、蛹化から羽化まで観察できるのですが・・・

かなり遠くまで出歩くようなので探すのは諦めて、

去年はネットを被せたりしましたが、雑な被せ方をするりと抜け出した青虫たち

今年こそ~・・・と一瞬おもいました・・・けど。

どこかで蛹になり羽化し、成蝶になって戻ってきてくれたらいい。

10月頃まで次々と産卵にやってくる親蝶のためにも邪魔なネットはやめて

一度も実が生った事のないレモンの木が、アゲハの宿り木になればいい。

ここで育った幼虫たちが蝶になって、どこかでひらひら舞う

そんな蝶が舞う豊かな自然を見守る事にします。

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2011年7月24日 (日)

海の仲間たち・・マリンピア日本海にて

先週の新潟「マリンピア日本海」から、海の仲間たちで涼んでくださいな。

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くらげって不思議ですよね~広~い海の中でふわふわ~ぷあぷあ

山国育ちの甘栗は海の仲間たちのことは詳しくないのですが

クラゲを観賞するとストレスが低下して癒しの効果抜群なんですよ♪

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「クラゲのふしぎ」の本によると・・・

クラゲの傘の拍動は6億年もの間、止まることなく動いていた。イルカやクジラが波を切り魚やイカが忙しく泳ぎ回っていてもクラゲはいつでも同じ動き。海中で鮮やかな傘を広げてゆらり揺らめくクラゲ。その揺らぎには未知なる不思議が詰まっている。

・・・だから~クラゲの揺らめきを見るとなんだか気分が癒されるんですね。

海の仲間たちは不思議がいっぱいで、見てるだけで飽きない

小さな魚の大群がぐるぐる~ぐるぐる回ってるし・・・

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可笑しな顔をしてるし・・・

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キレイな色をしてるし・・・

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不思議な形をしてるし・・・

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地球の70%が海で、生き物の4分の3種類が海にいる・・・だったかな?

人は海の中では生活できない・・・だから憧れるのかもしれない。

                    ペンギン島へ・・・・ つづく ・・・・

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2011年7月21日 (木)

夕海に佇む

日本海に沈む夕陽を見に、新潟市のマリンピア日本海裏手の海岸へ

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連休初日の夕方18:15~18:30 夕日を観に海岸の駐車場はこの渋滞

前日の日没は19:06 それまではここにいられそうもないが・・・

日没前の夕海に夏の太陽が水面を輝かせている

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水平線・・・地球の縁を感じながら・・・   (やっぱり傾いてる~汗;)

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              命の源・・・大海原・・・

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             輝く海原・・・希望のさざ波         

                           (PLフィルターがあれば・・・)

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        打ち寄せる波しぶき・・・打ち上げられるワカメ

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           海にはすべての命の記憶がある

         永い時の遺伝子の記憶が刻まれている

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だからこそ・・水面を見つめ・・大海原に佇んでいたくなるのでしょう

                          (少し色温度を上げてみた・・)

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2011年7月19日 (火)

新潟白山神社~信濃川を臨む

我が家の なでしこツートップと、先ずは近くの白山神社へ

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ちょうど次女も今月は海外出張がないからと神戸から飛んできたので

安産のお守りと、海外渡航のお守りを買い、本殿で手を合わせてきました。

白山神社は全国に2700あり、加賀の霊峰白山頂上に祀られている女神さま

菊理媛大神(くくりひめのおおかみ)様を勧請して新潟の地に祀ったもの

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菊理媛大神さまは、農業の神・海上の神・そして国家・郷土の守り神として

広く人々より尊崇され、ここ新潟白山神社も1000年以上の歴史があるそうです

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くくりひめの「くく」は、物事を「くくる」意味で、

乱れた糸をくくり整え「むすぶ」、縁結びの神様

男女の縁を結び、その家族を結び・・・

そうした「むすび」の中で私たちは連綿と繋がってゆく・・・と

人々の心のよりどころであった建造物を前にすると、そう強く感じます。

私には熱心な宗教心はあまりないですが、

こうした人と人のつながり結びつきによって

生かされ守られてきたのでは、と思うのです。

手を合わせる事により、自らと向き合い自らに誓うのだとも思うのです。

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白山神社の蓮池の蓮は背丈が大きく2メートル以上もあり

訪れた午後4時過ぎには、もちろん、みな蕾んでいました~

カメラを向けていると・・・地元のおじさんに話しかけられ

古代蓮で仕入れた蓮ばなしをレクチャーしてみました

朝咲き11時頃には閉じてしまい、4日で散ってしまうこと

葉っぱの表面がザラザラしてるのは~とか、中心の呼吸穴のことや

花托から種の話や、レンコンの話など・・・

くくりひめの「くく」は「ききいれ・聞き入れ」の神様なんですから~

カメラを通して植物や虫・鳥に詳しくなったことなどを話して

名物「ぽっぽやき」を勧められ別れました~

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娘たちはまったりして、野放し状態の母は境内を一周

「くくる」は水を潜る(くぐる)から、禊祓(みそぎはらえ)の神様

古くから水には神秘的な力が宿ると信じられ、汚き心を除き、身を清め

心を清める力があるとされてきたんですね~

Img_3922くくりひめの 「くく」とは

木の祖神「くくのちのかみ」

木がぐんぐん伸びて~

宇宙の大生命がぐんぐん伸びて

栄てゆく生命の勢いである、と。

境内にあった苔生す松の大木

斜めにぐんぐん~

天までぐんぐん~伸びる大木

境内から遊歩道が信濃川まで続き・・・

故郷、千曲川から流れる信濃川のほとりでしばし一休み

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やまとなでしこ~三人衆の影~(^_-)-♪

新潟も暑かったです~

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                      ・・・・・つづく・・・・・

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2011年7月16日 (土)

久々の満月・撮り比べ

七月の満月~久しぶりに日本全国、満月

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カメラ・・・CANON EOS 60D       レンズ:タムロン200-500mm

SS・1/500    f 8.0   ISO200 P・スタンダード WB・くもり スポット測光

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AWBで撮ると~白っぽいお月様になってしまいます。

なのでいつも金色に輝いてるお月様になるために曇りモードにしています。

連日、高温注意報が発令されてるので~こんな涼しげな青いお月様はいかが

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ホワイトバランスを白熱電球(約3200K)にするとこんなに青ざめちゃいます。

望遠レンズで月の表面を眺めると・・・天体望遠鏡で見た時に近づけます。

神々しく輝いて、手つかずの宇宙が凛とした姿で見ることができます。

ここに再び人類は足を踏み入れてはいけない気がしてきます。

人類のおごりや傲慢さを浄化して、清らかに光り輝いている・・・

そんな七月の満月・・・

七夕月・七夜月・愛逢月(めであいつき)は七夕にちなんだ異称

文月も、七夕に短冊に歌や願いことを書いたことから

また稲穂のふくらみを見る月でもあったので~穂見月

旧暦では秋の始まりだったことから~秋初月

一年の折り返しの「半夏生」も過ぎて、一息いれる時期ですね~

半夏生の7月2日に半夏生(はんげしょう)の花を見たかったのですが

先日の椿山荘の幽翠池のほとりに咲いていました

照りつける日差しに白潰れして遠くからだったので雰囲気だけでも・・・

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白っぽい葉っぱがそうです・・・分かりづらいですね~(~_~;)

ちょっとトリミングしたもの・・・ドクダミ科 別名:カタシロクサ

夏に白い花穂をつけ、同じころ上部の葉の表面が白くなる。Photo_3

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2011年7月15日 (金)

庭園散歩in椿山荘

一昨日はcanonの撮影講座を受けに東京へ

椿山荘の庭園散歩撮影講座・・・タワー10階より

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1878年明治の元勲・山県有明公によって造られた自然主義庭園

三重塔の銅葺き屋根を葺き直したばかりのまだ青銅になっていない塔を

この日は芝生にも入らせてもらっての特別撮影講座(芝生に寝転んで撮影)↓

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広島県の竹林寺にあったものを分解して移築したので

重文には指定されていないそうですが、約600年前の作なんですって

勤続42年の支配人さんからおススメ撮影ポイントを聞き

三重塔・弁慶橋・樹齢500年の御神木(シイの木)など

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講師のプロカメラマンからワンポイントアドバイスを受けて

真昼の庭園へ・・・かんかん照りの撮影会はお天道様との勝負

1.日本庭園らしさを出すために・・Av  ISO400~ WB:太陽光 Pスタンダード

2. f値は大きく建物の輪郭をぼかし過ぎない・・f 8.0 以上

3. 露出補正マイナス気味に・・-2/3~-1に、夏の真昼の撮影だから
 三重塔や新緑は少し暗めの色合い 0~-3/2
 ヒストグラムを参考に黒潰れに注意

4. PLフィルターを使う時の注意
 葉っぱの光や水面の光をおさえる効果があるが望遠では手振れに注意
 広角では周辺光量が低下するので画面の4隅が暗くなる

A.三重塔は見る角度によって大きく表情が変わるので積極的にポイントを探す

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B. 庭に配置される様々な風情を感じさせるものを写し込んで
  日本庭園の様子を表現する。

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石仏も正面から撮らない・・角度を変えて表情を捉える

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C. フレームの中の空の割合を考える
  空は白とびする状態が多い
  空を入れすぎると間が抜けた画になる
  少し空を入れると広がりを感じるようになる

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一時間の撮影後、会場にもどり3枚選びダイレクトプリントし昼食に

食後の休憩時間にさらに一枚に絞り、今度はA4サイズにプリントし提出

30人の参加者の作品を一つ一つ丁寧に先生が好評してくださる

甘栗が提出したのは・・・御神木

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実は~真ん中の木の根元にちっちゃな雀が御神木を見上げてる

ここにピントを合わせた・・・なんて言ったら~ウケたよ(*^。^*)

ダイナミックな構図でしめ縄が効いてる、ここは主題は御神木でいいんでは~と

しかも男性的~なんて褒められちゃいました(^_-)そういう事にしておこう!

講座終了後、独りでマクロレンズにかえ庭園を再撮影に

椿山荘は年間3600組の挙式をする日本一の結婚式場の横綱ですね

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御神木のしめ縄をマクロで・・・『椿山荘は横綱』な庭園でした。

他にも秩父山系に降った雨水が100年以上も地下水脈を旅して

湧き出た「古香井・ここうせい」など紹介したい所が盛りだくさんでした。

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2011年7月13日 (水)

そうだ蓮見に行こう!!伊佐沼のハスDB発表しました。

暑いですね~毎日・・毎日・・ぐったりきてませんかぁ^^?

先日訪れた伊佐沼の、涼しげな蓮をお届けしたかったのですが…

暑くて暑くて~蓮撮りが鳥撮りになってしまった様子をデジブックに

纏めましたので、ごらんください。

『そうだ蓮見に行こう!』 伊佐沼にて~蓮と愉快な仲間たち♪ 37枚

       テーマ:波紋    BGM:ナイス

 益々暑さに向かう折、皆さまお体ご自愛くださいませ~♪

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2011年7月11日 (月)

蓮撮りが鳥撮りになった・・伊佐沼

昨日、朝もはよ~から甘栗おじさんと蓮を観にお出かけ

埼玉県では行田市の古代蓮の里が有名ですが・・・四年前行ったので

今回は、隣市の川越の東にある伊佐沼へ行くことに・・・

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自然の沼としては県内最大で、関東でも印旛沼に次ぐ大きさ

朝日新聞・埼玉版によると・・・

沼のハスは1980年代ごろに絶滅しかけたが、
有志がハスの株を水田で育て、沼に戻して増やしてきた。
いまでは7000㎡ほどに増え、水質浄化にも一役買っている。
レンコンがピンクの珍しいハス・・・。

ピンクのレンコンも見てみたいですね~♪

甘栗は蓮撮りに・・・甘栗おじさんは沼一周ウォーキングに

梅雨明けしたお天道様は容赦なくかんかん照り・・

麦茶を水筒にいれて・・・あちゃ~おじさんに持たせちゃった~

頭がくらくら~喉もからから~やばいですよ

南北1300m、東西300mの沼だから、

写真を撮っていれば会えるでしょう・・・水筒に

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大きな蓮の葉陰で一休みしたら気持ちよさそう~

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それとも蓮の花びらの小舟に揺られてみようか・・・

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鷺のように沼を歩いてみようか・・・

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ゆ~ら ゆ~ら・・・地震?10時ちょっと前、鷺も慌ててばたばた!

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カイツブリの親子はすいすい~

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あっちでもこっちでも・・・すいすい~

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つかれちゃった~おんぶぅ・・ひなっちを乗せてすいすい~

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蓮撮りに来たんだから、最後に美人の蓮花を撮って帰りました^^

はい、途中で水筒にも・・おじさんとも合流して水分補給しましたよ^^

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2011年7月 9日 (土)

祝・二周年・・・センス・オブ・ワンダー♪

ブログを始めて今日で丸2年が経ちました

なんだか面白そ~と言うだけで始めたブログ

パソコンもデジタルさえも、まったく知らないアナログおばさんが

好奇心だけで、手探りで始めた2年前

写真の挿入の仕方が分からずココログにすぐ問い合わせたり

画面から変な表示が出てきたと言ってはビクビクし

おろおろしながらサポートに電話した2年前の今日

最初はアナログおばさんのデジタル奮戦記だったものが

だんだん身近な小さな自然からの発見や感動を写真と共に伝えはじめ

写真や言葉の持つ魔力にふらつきながらも、やっぱり身近な自然から

美しいもの、不思議なもの、神秘的なものを見つけ、喜んだり驚いたりする

『感じるこころ』を大切に、これからも書いて行きたいと強く思っています。

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2009年7月22日の日食・・・コンデジで道路の真ん中でワンコと見上げた

日食~こんなに神秘的で感動的な宇宙からの贈り物はないのに

空を見上げているのは知り合いのおばあさんと私とワンコだけ

公園で遊んでいる子供たちにも声をかけ、隣のおじさんにも声をかける

私にとっての『センス・オブ・ワンダー』が目覚めた始まり。

信州の山奥で生まれ育ったからこそ、自然への感性は敏感だったはず

18歳で上京してコンクリートジャングルで青春時代を過ごすうちに

人工的なものの恩恵に溺れていたのかもしれない。

レイチェル・カーソンの「センス・オブ・ワンダー」は2年前も今もまだ読んでいない

私なりのセンス・オブ・ワンダーに対する姿勢は子供の頃から変わっていない

二年間ブログを書き続けて、自然・・特に身近な小さな者たちへの想いは

いっそう強くなっている・・・だからこそ今こそ読んでみよう!!明日にでも

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宇宙的な神秘や感動でなくても、身近な日常にもセンスオブワンダーは

溢れていて、それを見つける事ができれば、子供の頃は誰でも豊かに

持っていた「感じる心」を大人になっても輝かせることができるはず

その上で、それらを調べたり、記録したり、発信できるデジタルなパソコンは

とっても便利なもの~便利なものは便利に使おう!を合言葉に

これからもセンスオブワンダーなアンテナを張り巡らせていこう~!!

レイチェル・カーソンさんのように・・・

大切なのは、まず「感じるこころ」を育み、輝かせること。

そのために、美しさ神秘さにあふれる自然に入ってみよう~!!

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棚田の花畑(グロリオサ・デージー)にて          < phot by oyone >

うふふ~花畑の真ん中で愛を見つめて~な甘栗でしたぁ(^_-)-☆

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2011年7月 8日 (金)

虎のしっぽを持つ蛾・・・小虎蛾

もう一か月も過ぎちゃった~お山のバラ園で出会ったぁ~この蝶 or 蛾?

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名前が分からず、ずっと虎のしっぽ蝶とか呼んでいたのが~

やっと判明、いざと言う時の『虫ナビ』さんに問い合わせて!

『コトラガ』 ヤガ科 トラガ亜科 昼間飛ぶ蛾 トラガより小さいから小虎蛾

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触角がこん棒型じゃないから蛾だとは思っていたけど・・・

なんと埼玉県のレッドデータブック 希少種1に指定されてるらしいです

蝶と蛾の違いは・・・どちらも鱗翅目で同じ仲間ですが日本では

  1. 蝶は昼に飛び、蛾は夜に飛ぶ・・コトラガは昼とんでたよ
  2. 触角が蝶はこん棒型、蛾はとがってる
  3. 蝶は翅をたたんでとまる、蛾は広げてとまる
  4. 蝶はきれい・・蛾は汚い・・・例外だらけだとおもうな
  5. 蛾は胴体が太い・・・かもしれない
  6. 蛾は鱗粉が剥げやすい・・かもしれない

などなど・・・一概には言えないし・・幼虫から変身しつづける昆虫たち

様々でさっぱりわかりません~当の蛾も自分が蛾で汚いから

夜にしか出歩けない、なんてみじんも思ってないだろうし

蝶でもけっこう地味なのもいるし・・・十虫十色

人間がかってに決めつけてるだけなんですよね~トラガも

自分が虎に似ているなんて思ってないだろうし~

そもそも虎もあったことないだろうし~

虫に我と書いて蛾・・・虫に木のうえに世が蝶かぁ~深いなぁ!

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2011年7月 7日 (木)

七夕の花・・・ねむの木

今日は七夕・・・そして小暑

七夕と言えば、短冊に願い事を書いて笹に吊るしましたよね~☆

ところが、今日調べていて初めて知りました~『ネム流し』

そんな行事をしてる地方があるんですね・・・まだやっているのかな

棚田で出会ったぁ~花や虫の名前を調べていたら見つけました。

<ねむの木> 合歓の木・眠りの木・ねんねのき・・・マメ科

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長い薄紅色の房状の花は、夕方から咲きだし優雅で涼やかです

ピンクのブラシに見えているのは長~い雄しべ、花弁は8ミリしかない

マメ科だから豆が実るんでしょうね~

残念ながら、まだねむの木の実は見たことがない・・・

花も横瀬で初めて撮ったくらいだから

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見知らぬ土地を歩きながら、ふと薄紅色の柔らかい刷毛が目に留まる

梅雨の合間の蒸し暑さもふ~っと・・・涼やかな風に誘われる葉陰・・

 ねんねの  ねむの木  眠りの木・・・ねむの木の子守唄

夕方には小さな葉っぱたちが寄り添って・・す~っと力が抜けたように

・・・ぐっすり眠る夏の始まり~小暑の夜・・・七夕。

さて、七夕の『ネム流し』とは・・・

七夕に合歓の木の枝と大豆の葉を川の流れに流して

邪気をはらう行事があるそうです。「季節の花300」様より

ピンクの長い雄しべはとても優雅で美しく、まるで牡丹刷毛のよう~

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七夕に一度だけしか逢えないなんて・・かわいそう~って

幼いころは思っていたけど・・・宇宙時間にすれば一年なんてすぐらしい

年々・・月日が 経つのが早いなぁ~って・・一週間なんてあっと言う間

せめて過ぎ去りし日々にも爽やかな風が吹いていますように~☆

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2011年7月 6日 (水)

かがり火まつりのその後・・・

先日のかがり火まつりの記事をかいてからいろんな方から声を掛けてもらい・・・

なかでも実際に棚田で田んぼをしてらっしゃる方から

秋の稲刈りに参加しませんかぁ~とお誘いまでいただきました。

急に思い立ってでも、行って良かったぁ~♪

ブログやってて良かったぁ~♪

では、デジブックに纏めましたので、ゆっくりご覧ください。↑↑

『かがり火まつり』 寺坂棚田・2011 37枚 BGM:茶摘み テーマ:波紋

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2011年7月 5日 (火)

山の蚊?おそるべし蚋(ブヨ)

プチっと・・・一刺し・・・やられちゃいました~棚田で・・・
虫よけスプレーもなんのその~ムヒも効かず・・・
翌日からはどんどん腫れて・・15cm大に・・・
甘栗の左肘は 真っ赤に腫れた活火山みたいに隆起して
刺された部位は5センチ大の硬いしこりになっている・・・

お山の蚊 おそるべし・・・ん?・・・蚊じゃない?・・・やぶ蚊?
アレルギー体質の甘栗でも 虫刺されでこんなに腫れるのは初めて^^;

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その正体は・・・蚋・ブヨ(ブユ・ブト)

家にあったステロイド軟膏も効かず・・・ボーっと・・・熱も出てきた?
とにかく患部を冷やして冷やして・・・
ケーキを買うとついてくる小さな保冷剤はいつも冷凍庫で
キンキンに冷やされてスタンバイしてる、それをハンカチでくるんで肘に巻く

あぁ~しばし強い痒みからの解放感~♪

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昨日、皮膚科へ行くと・・・強いステロイド剤じゃないと効かないよ
3日間だけかゆみ止めを出しておくから、車の運転とお酒は飲んじゃだめ。。
薬を塗って包帯を巻いてくれた・・・ん?・・・ムズムズ・・ちくちく・・・
弾性包帯の伸びて巻いた刺激がぁ~あぁ~痒いんじゃないのぉ~

帰宅して包帯を外し、また冷凍庫から保冷剤を出してハンカチで巻く
これこれ~これが一番!!皮膚科Drからも冷やしてから薬を塗って、と。

突っ走って~体験から学ぶ^^?甘栗としては早速ブヨについてカキコ♪

ブヨ・ブユ「蚋」 、ハエ目・カ亜目・ブユ科(Simuliidae)に属する昆虫

関東ではブヨ 関西ではブト と呼ばれているらしい
とにかく虫よけ剤はいっさい効かず、刺すと言うより噛み切るらしい@@!

刺された直後より翌日以降に、強い赤み・腫れ・痒み・痛みが強くなり
頭痛や発熱が1~2週間続く・・・えぇーーーーっ!これから一週間も・・・

痛いぃ~ 痒いぃ~ 大変な思いをした棚田かがり火まつり だったけど

このブヨの幼虫は清冽な水質の指標昆虫になるほど水質汚染には弱い

・・・それだけキレイな水質の棚田だという証拠なんですね

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子供たちは水田で何かを見つけたようです・・・
ペットボトルに入れた水の中で必死に泳いでる?ものをさしだし

   かえるーーーと嬉しそうにはしゃいで通りすぎる

ブヨ刺され体験記のおまけもあった「かがり火まつり」はただ今DB編集中
連日35度の猛暑につき・・患部のためにも弱冷房つけて、頑張ろうかな♪

   皆さんも夏のキャンプなどキレイな水辺へ行かれる時は

ハッカ水(ハッカ油の希釈水)とアイスノンなどを持ってってねぇ~^^;
それから明るい色の服や雨合羽だと刺されないらしいですよ

さぁ~明るい色の服を着て、元気に今年の節電の夏を乗り越えましょう!!

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2011年7月 3日 (日)

寺坂棚田かがり火まつり~2011

昨日、急に思い立って・・・地元のミニコミ誌「ぱど」に載っていた
寺坂棚田ホタル・かがり火まつりに、いつもの友人と行ってきました

昨日7月2日 仕事終わりの午後2時過ぎに出発
所沢からレッドアロー号に乗って、50分で秩父郡横瀬町に到着

「ぱど」には長靴と懐中電灯持参で…って書いてあったけど
雨も降っていないのに、そりゃ無理だわぁ~スニーカーで

駅の観光案内所で道案内を訪ねると…「えっ、そんなのやってるんだ~
駐車場ないからあんまり来てもらっても困るんだよね」っとそっけない??

ここは観光案内所?…ただの売店・食堂?
地元のパンフレット・地図が置いてあるだけ~なんだね・・・^^;

駅に降りた時から、正面には異様な姿の武甲山と
石灰岩を切り崩した三菱セメント工場がで~んと構えている

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徒歩15分の道のりを寄り道しながら・・・
おばさん二人のあるある探検隊は正規の橋を通らず
横瀬川に降りてみることに… 涼しいぃ~♪

扇風機の前に陣取って顔をあててる少年のように
川岸の小さな洞窟にしゃがんで顔を当ててるおばさん二人^^
天然のクーラー~♪・・・言い方が古い?!

川を渡り抜け道の林を通ると・・・曽沢川との合流点にでる
さらに畑の曲がりくねったあぜ道を行く
「ここも昔は棚田だったんだろうね」なんて話しながら

急な丘を登ると、目の前に緑の棚田が広がっている・・・はぁ~~
じっとり汗ばんだ肌に、棚田に吹く風の気持ち良かったこと~♪♪

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かがり火まつりは午後6時から、寄り道しながらでも4時半には棚田に到着
棚田の真ん中の道を登り・・・頂上てまえの切株に腰を下ろし
イベント会場で予行練習してる胡弓の演奏を聴きながら
緑の風にしばし包まれていよう・・・

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頂上の道路わきには三脚を立てた沢山のカメラマン
地元のテントの中ではビールだけ販売してるけど・・・

お腹空いてきちゃったね…5時半
どこかにコンビニないですか?
ここずーっと下りていって町民会館まで行けばパンぐらい買えるよ

頂上からちょっと降りたところに
切株が4つあるところで陽が暮れるのを待っていたいから…
夕飯は我慢して帰りの駅の観光案内所…
じゃなくて食堂で食べることにして
地元の人にいろいろ話を聞く

今はやっと330枚まで棚田を復活できたけど
高齢化で後継者がいなくなって荒れてた田んぼを
10年前から棚田学校が始まって
東京などからのオーナーさんも増えてここまで来た
かがり火まつりはちょうど5年目
これからは水路の整備が課題…などなど

さぁ、いよいよ点火!!

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竿の先に空き缶がぶら下がってる
中には紙たばこの様なものが入ってる

地元の選抜点火隊のリーダーらしきおじさんに声をかける
「中に何が入ってるんですか~」
『石油』…「芯は?」…『綿』…
「一枚撮らせて下さい」とカメラを向けると
『俺、良いカメラもってるんだぁ~^^』と笑顔

このおじさん、切株の横を通るたびに
「もっと暗くなんなきゃダメだ」
「もっと下へ行って撮れぇ~♪」
「まだ動かねぇんかぁ」
「ホタルいねぇか」
「靄がかかってぇとそりゃぁいいんだっ」とかとか

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緑の棚田を子供たちが走り回る…
田んぼのカエルも大合唱してる…
地元の太鼓・尺八・ココリナ・胡弓の演奏も暗闇に吸い込まれて…

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棚田を見下ろし・・・
正面に武甲山の段々の刈り上げ頭を見上げ
真ん中の三菱セメント工場にも明りが灯り…

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文明と伝統の狭間で 暮らしをいきいきと守る

そんな寺坂棚田かがり火まつりは一夜限り

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20時の特急に乗り遅れたら大変^^;
駅で何か買って電車の中で食べて帰ろうか!
帰りは正規の道路を通って

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消防隊員に「駅まで15分!!気を付けて!」と声を掛けられ
棚田をあとにする…ん?…あちぃ…ムッとする…
棚田に吹く風は、道路や民家にはまったく吹いていない(汗)
駅には8時ちょっと過ぎ、特急発車の20分前に着いたが…
まっくら…案内所もしまってる…ぐぅ~
自販機でアイスクリームを買い帰路に着く

わが町の駅に着いたのが21時40分、駅ビルもほとんど閉まってる…

はぁ~しゃない、また「凛」で食べて帰ろうか^^;

電車利用してサクっと~本日12865歩のプチ旅でした♪

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