多聞院で見つけた珍しい花たち
今日は、隣市の多聞院で見つけた、珍しい花をご紹介しましょう!
☆日本熊谷草☆ ニホンクマガイソウ
花も葉っぱも変わってるけど、ラン科アツモリソウ属の植物
大きな袋状の花と、大きな扇状の葉は細かいプリーツが入っている
環境庁の絶滅危惧2類に指定されている。
埼玉の熊谷に自生してる・・・訳じゃなく、低山の森林内、特に竹林・杉林に生息
wikipedia によると
クマガイソウ、アツモリソウの名は、膨らんだ形の唇弁を昔の武士が背中に背負った母衣(ほろ)に見立て、がっしりした方を熊谷直実(くまがいなおざね)に、優しげな姿の方を平敦盛(たいらのあつもり)にあてたものである。花色がそれぞれ白、赤っぽいため源氏の白旗、平氏の赤旗に見立てたための命名ともいわれる。白花のアツモリソウを昔はクマガイソウと呼んでいたという説もある。
う~ん・・・分かったような分からないような・・・想像できないなぁ~
隣に中国熊谷草もあったけれど可愛く撮れなかったのでパス。
日本熊谷草は地下茎が1メートル以上もあり、硬くて植木鉢に収めることは無理
一方、中国のは短いので栽培がしやすいらしいです。
☆浦島草☆ うらしまそう
真剣な眼で釣り糸をたらしていますね~~~
サトイモ科 テンナンショウ属 ウラシマソウ
名前の由来は、浦島太郎が釣り糸を垂らしている様から。
☆甘野老☆ あまどころ ユリ科
スズランに似ているけれど、花が長い
地下茎が野老・ところ(やまいもの一種)に似ているけれど
野老は苦いのに、こちらは甘いから「甘い野老」・・・甘野老に。
若芽をお浸しにすると美味しいらしいですよ。
☆白花延齢草☆ シロバナエンレイソウ
深山延齢草とも呼ばれ、ユリ科の植物
普通は褐紫色の花をつけます・・・白いのが内花被、その間に小さな外花被
それを包み込むように大きな葉っぱが3枚、内花も外花も3枚ずつ
3と言う数が好きなんですね~茎の先に3枚ずつ直接葉っぱがくっついて
絶妙なズレで外花・内花がくっついている。
良い名前を付けてもらって、寿命が伸びそうですね~
実はこの仲間は毒草なんですが、使い方しだいで薬にもなり、
食べ物を吐き出させる効果があるそうで
昔は食べ過ぎや食あたりに根を煎じて飲ませたらしく、
命拾いするから「延齢草」との説があるんですって。
野草は難しいですね~薬にも毒にもなる。
それにしても、いつも思うのだけれど・・・
昔々、一番最初に食べた人って、どうして口に入れようと思ったのかな?
今みたいにいろんな調理方法があるわけじゃないし・・・
ホモサピエンスの動物の感!ってやつかなぁ~あっぱれぇあっぱれ!!
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コメント
わぁ~独人さん、いらっしゃ~い♪
特に昔からある野の花は面白いのが多いですね
調べてると、出てくる出てくる名前の由来が
するとまた珍しい野の花を探したくなるんですよね~
今年こそ、ネーミングゥ~DB作るつもりなんですよ・・・
いつになるかな~(^_^)/
投稿: 甘栗 | 2011年5月13日 (金) 23時36分
すごいすごいです。
珍しいし、面白いですね。
そして由来の奥が深い。
甘栗さんのおかげで賢くなれた気分です。
奥深いのは昔の人の生活に密接していたからですかね。
投稿: 独人 | 2011年5月13日 (金) 22時35分