Yellow Spring ephemeral・・・金仙寺にて。
Spring ephmeral <春のはかない命>
当地のカタクリの丘には紫色のカタクリの花が群生しています。
今年はいろんな事があって近くに咲いているのに見に行くことができませんでした
そこで、隣町のお寺さんの境内にたくさんの色んな花が咲いているらしい
樹齢140年の枝垂れ桜も見事らしい、と言うので
昨日、愛車のプリウスを走らせて行ってきました。
しだれ桜は先日の風雨でほとんど散っていましたが、
どうどうとした樹景は重厚感たっぷりで、
苔生した幹は風雪に耐えた140年を想像させ愛おしくさえありました。
さて、黄色いカタクリは何処に・・・
本堂の裏方に一服堂があるって聞いてきたのだけれど、分からないなぁ
案内の石材屋さんに聞き、ついてゆくと鍵がかかってて入れない・・・
外から撮ってみたけれど・・・マクロレンズも持参したのに、と一人うろうろしてると
裏にあるご住職のお住まいでしょうか~車を洗車してる方に
いつものおばさんパワーを発揮して
「ここにちょっと入らせてもらえないでしょうか~写真撮ってもいいでしょうか・・・」と
遠慮がちに聞いてみる・・・すると「いいですよ~ここから入れますから」と
急な石段を上がり、飛び石をそっと歩き何枚か撮らせてもらいました。
あちこちに石の兎がお出迎え
白いカタクリも自生してるのは見たことがあるけれど、黄色いのは初めて~♪
キバナカタクリ:西洋カタクリ<ユリ科エリスロニウム属>
アメリカ・カナダの山地に自生している~日本には園芸用として入ってきた
ジャポニカ種とはちょっと違って、栽培も易しく背丈も30~50㎝にもなるらしい
さすがアメリカ育ち!!
まだつぼみが沢山あったので、もう少し楽しめそうですね。
表題の「Spring ephemeral・春のはかない命」とは
芽を出すまでに7・8年かかるカタクリ、やっと芽をだしたその春に花を咲かせ
そして枯れると次の春まで地上からすっかり姿を消してしまうので
ヨーロッパなどでは「春のはかない命」と呼ばれているそうです。
日本の紫色のかた堅香子(かたかご)に比べて
うつむいて咲く姿は同じでも、春の日差しを浴びて思い切り反り返る姿は
微笑ましく、元気をもらえる気がしませんか~♪
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