ともしびを繋いで。
。。。静かな夜。。。2011年3月18日 1時50分~
白い布の下の父と ひとり語り合う
きっと これが 私と父の 別れの儀式
何だか わたし 変っ! 目の前の現実を受け入れられない・・・
どうしても心が、近づけない・・・時間が止まった父に会うのが怖かった
冷たく広く聡明な額に手を添えるのが躊躇われた
みんな疲れて、寝静まった夜更け・・・父の傍にいって座ってみようか
亡骸と過ごす時間もあと二日・・・これから父の最後の灯を見つめ傍にいよう
そうしたら 受け入れられるかもしれない
命のともしびは消えても 数々の教えは希望のあかりとなって
残された者たちに 勇気の光を繋いで 輝き続ける
父さんの教えを胸に 子も孫も 力強く生きて 生きぬきます
父さん あなたの様に
厳しい冬でも やがて春は訪れ 小さな蕾が花開くのも もうすぐです
父の写真を選び、横ですやすや寝息をたててる幼い姉と父の写真が多い・・・
「そりゃ~長女の特権よ」と笑いながら威張ってる姉
どれどれ~と母がメガネをかけて懐かしそうに見ている・・・
ん? なんか変だよ~母さん
同じ色の 同じ形のメガネを二つ重ねてかけてるっ!
みんなで大笑いして・・・・・やがて悲しくなる・・・・
「みんな来てくれて嬉しい」と母・・・父がつくってくれた大切な時間
ありがとう とうさん いってらっしゃい。
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
しばらく 留守にします
あしたから娘の引っ越しで神戸へ
その後 また母の元へ行ってきます。
本当なら被災地に駆け付けたいところ 今はひとりひとりが出来ることをしましょう!
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コメント
harugakitaさん、ありがとう!
父自身も3歳で父親を亡くし、
里子に出され苦労してますので、
何より家族や子供である私たちを大事にしてくれました。
その壮絶な半生はまたの機会に書くことにしますが
とにかく厳しくて芯の強い温かい人でした。
きっと時間が経つにつれ喪失感が襲ってくるのでしょうね
でも父のともしびはずっと心の奥に輝きています。
だから大丈夫ですよ~ずっと見守ってくれてるはずですから~。
投稿: 甘栗 | 2011年3月22日 (火) 23時35分
甘栗さんお帰りなさい、大事な人がいなくなる心痛お察しいたします。
お父さん目を閉じながら言っていますよ「有り難う、今まで本当に有り難う、後を頼むよ」と、
でも甘栗さんは幸せですよ、両親が側にいてくれた、その思いを御子達に伝えてあげて下さい。
私自身が親孝行思いの人じゃないので親不孝しています、父は幼い頃に他界し殆ど記憶にないのです。
甘栗さんどうか確りと気を持って頑張って下さい、そして残された家族の事、大事にして下さい。
投稿: harugaki-Zoo | 2011年3月22日 (火) 23時13分