ここまでやるの~?鳥インフル・宇部市の公園で400羽殺処分。
ここまでやらなきゃならないのかな・・・家畜じゃなのに~(泣)
仕方ないのかもしれない、苦渋の選択だと宇部市のHPに書いてあった。
先月、県内の白鳥の飛来地の越辺川を訪ね、
のどかな白鳥たちが元気に北帰行できるようにと祈ったばかりなのに
市内の公園でも3種類の白鳥を見て、
あとはオオハクチョウだけが撮れてないから、いつか撮れたら、と
白鳥の記事を先延ばしにしていたら~昨日こんなニュースを目にした。
何とかならないものかと心が沈んで仕方ない・・・
山口県宇部市常盤公園ではペリカンのカッタ君が有名で
いつか行ってみたいな~と記憶していたのに・・・
9日に飼育されてたコクチョウ1羽が鳥インフルで死亡が確認され
園内で切羽されて飼育されてる400羽の水鳥を殺処分する、と。
飛んで行かないように切羽されて飼育されてたのに
感染拡大を防ぐために苦渋の選択だと書かれていたけれど・・・
白鳥類は家畜ではないため、家畜伝染病予防法は対象外であり
国の指針では殺処分は管理者が自主判断する、とある。
弱毒性でも密集して飼われている鳥同士の感染が繰り返されると
いつ強毒性にかわるかもしれないから、やむなく処分する、とあるが
なんだか切なくて仕方ない・・・何とかならないものか。。。
市内の動物園で飼育されてた白鳥たち
池のほとりには難を転じるという南天に守られて水鳥たちが泳いでいた
宇部市の常盤公園にはオオハクチョウをはじめコハクチョウ・コクチョウ
コブハクチョウ・クロエリハクチョウが勢ぞろいしていたのに・・・
多くの雛が生まれ各地の公園にもらわれて行った、とも書かれていた。
市内の動物園で飼育されてる白鳥たちもここから来たのカモしれない。
オオハクチョウ以外は写真に撮れたので、せめて紹介しておこう!
≪コブハクチョウ≫
≪クロエリハクチョウ≫
みんな優しい目をしています。。。
そして川島町越辺川の≪コハクチョウ≫
去年生まれた幼鳥も多く羽を休めていました。
遠くシベリアから旅をしてこの地に飛来してくれたのに
はじめは数羽だけの飛来だったのを熱心な餌付けによって
100羽ちかくの多くのハクチョが来てくれるようになっていたのに
去年から鳥インフルの影響で餌付けを止めている、と。
鳥や虫のいる環境こそ、人にとっても安心して暮らせる環境なのだと
願ってやまない。。。どうかこれ以上感染が拡大しませんように、と
祈るしかないのだろうか・・・
漠然とだが・・・
科学の進歩は、自然の浄化力を衰えさせている気がしてならない
ウイルスは常に人智の先を行き、耐性や進化を繰り返している・・・
むしろ原始的な生き物のほうが
生き残りの術を身に着けているのかもしれない・・・ゴキブリのように。
またいつも思う、自然を破壊してきたのも
自然を保護し守れるのも人間だけだ、と。
あ~ぁ、この大雪が過ぎたらスギ花粉がやってくる・・・
これも文明病の一つ、文明人の甘栗はもう28年目の花粉症です。
とほほ・・・グシュン・・・ハァ~~~クション!!
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コメント
宇部市民さん、
たまたまでも見つけてくださって
事の顛末をお知らせくださって有り難うございました。
地元の白鳥飛来地でもあれから餌付け禁止になりましたが
それでも健気に毎年100羽以上飛来してくれてます。
>利益をあげるために
と言うのは、公園などで飼育されてる鳥などのことを書いたのではないのですよ
狭い鶏舎で飼育されている環境のことを書いたつもりですが
むしろ養鶏場経営者も被害者だった事を思うと
仰る様にドライなトップの責任は重大です。
しかし残念なことにそのトップを選んだのは我々市民なんですよね。
もうすぐ任期が切れると言う事ですが、ぜひ声をあげてください
のど元過ぎれば何とか…で、忘れてしまうのがヒトという生き物ですから。
貴重なコメント有り難うございました。
宇部市長選を遠く埼玉から見守っています
科学や文明の進歩によって、小さな生き物や
弱者(こういういい方は失礼なので好きじゃないのですが)が
より豊かに助け合える世の中になってほしいと切に願っています。
投稿: 甘栗 | 2013年5月24日 (金) 20時26分
>市内の動物園で飼育されてる白鳥たちもここから来たのカモしれない。
今、日本国内に居るハクチョウはすべて常盤公園出身、またはその子孫です。
http://ubenippo.co.jp/2011/02/post-1700.html
市民として、ハクチョウたちの先祖の命を全て奪う結果になってしまい、申し訳なく思います。
>利益を上げるために
常盤公園は営利施設ではなく(遊園地は別ですが)、日比谷公園やそこらの街角にある公園などと同じ、誰でも無料でいつでも入れる「公園」です。動物のえさ代は市の予算だけでは足りずなんとか近所の農家のみなさんに提供してもらい捻出して、市民全員で守ってきました。
殺処分は市民にも知らされないまま感染発覚の即日決定され事後承諾のような状況でした。多くの市民が最後まで抗議を続けましたが、東京出身のドライな女性市長には届かなかったようです。
宇部市民は『共存同栄』の精神のもと、地域社会を大切に守ってきました。市長は「苦渋の決断」と言いますが、苦渋とは苦しみ悩むこと。わずが数時間でどれほど苦しみ悩んだというのか…
殺処分から1年が経った昨年も、慰霊式典すらなく「献花はしてもよい」という対応でした。あまりにもひどい。少なくとも、余所者の市長に市民の悲しみが理解される日は来ないでしょう。
市長の任期は間もなく切れます。多くの市民の悲しみと怒りの声が、必ず審判を下すものと信じています。
たまたま記事をみかけたもので、熟熟と長文を書いてしまい、失礼しました。
投稿: 宇部市民 | 2013年5月19日 (日) 06時08分
sofiaさん、ほんとうに何とかならないものでしょうか~
口蹄疫の時も連日のニュース、切なくて仕方なかった…
あの時はワクチンを打って殺処分されてましたよね
悲しいですよね~
利益を上げるために、密度の濃い飼育環境が
感染を生むような気がしてならないのですが…
農家のみなさんのご苦労を思うと
国が何とかいい方法を見つけてほしいと切に思います。
少しでも知ってほしくて今日は珍しく真面目な記事を書きました。
早速読んでくださって有り難うございます!!
投稿: 甘栗 | 2011年2月11日 (金) 22時24分
え?!そうなんですか?
宇部には2年ほど住んでいました。
その時、カッタ君にも何度か逢いに行きました。
その常盤公園の鳥たちが処分?・・・・・
どうにかならないんでしょうか・・・
どうして鳥インフルエンザだからと言って
人には影響がないと言うのに、全部処分て・・・。
ワクチンかなにか、早く開発してほしいです。
命が大切なのは人間だけじゃない・・・。
投稿: sofia | 2011年2月11日 (金) 21時38分