日陰に咲く花、その2・・・ドクダミ。
ドクダミ・・・毒草ではなく『蕺草』と書いてドクダミと読みます。
解毒や痛み止めに効果がある、という意味で
「毒痛み」が転訛したものと言われているらしいが、
毒痛みではなく「毒止め」や「毒矯め・どくだめ」に由来している
と言う説のほうが当たってそうだ。
別名:十薬・・・花には薬効成分(緩下、利尿、血圧降下作用)があり
医薬品として「日本薬局方」にも記載されている。
また葉や茎の臭い成分には、抗菌力があるので
外傷、火傷、虫刺されなどに外用します。
地下茎で増えるドクダミは日陰でもどんどん広がるし
わざわざ生薬を買わなくても・・・と、
ドクダミ茶にして飲んでいた近所の人は効果あったのかなぁ~。。。
日本では独特の臭いがあって、あまり歓迎されない花だけど
西洋では、東洋のエキゾチックな花として観賞されて
品種改良までされているらしい。。。
八重咲き種や、斑(ふ)入り葉や五色葉ドクダミなど。。。
真っ白な4枚の花びらに見えるのは、総苞片(そうほうへん)で
本当の花は、真ん中の薄黄色のこん棒状の花穂。
アリが来てるし・・・
よく見ると、アブラムシも・・・
下から麦型の花がにょきにょき出て
美味しそうな匂いがしてるのかなぁ
人間には・・・
生臭さと青臭さが入り混じった
あまり好まれない臭いなんだけどね(-_-;)
日陰に咲く花、その三へ・・・つづく。。。
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