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2010年4月

2010年4月29日 (木)

虫は黄色が好き?!

春の花と虫。
花をマクロで撮っていると・・・
小さなゲスト=虫が写っている事がよくあります。

特に黄色の花や、黄色の花粉に寄ってくるみたいです。

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マツバトウダイグサと蟻
 Euphorbia cyparissias トウダイグサ科の多年草
これも黄色の苞がリボンのようで夏には真っ赤に染まるらしいので、
また行って見ましょう~小学校の門の花壇にあったので。。。

もう一つ・・・オイラの触角一つ知らんかぁ~の虫。
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一本だけの触角を小刻みに振るわしてる虫。
レンズの中で目があった~
「オイラの触角、ひとつないねん~どこいったんやろ~
 まぁ、一本でも充分イイ働きしますよって、ええねんけど。。。」
と明るく言ってたような気がしますぅ~!!

たんぽぽと虫。
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オレンジの襷をかけて一生懸命お仕事中!
黄色の花粉をいっぱいつけてる虫の名前は・・・
 『ジュウジナガカメムシ』だと、友人が教えてくれました~。

菜の花にも。。。
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羽が生えてるけどアブラムシかな?

どこかで読んだ記憶がある・・・
昆虫の眼は黄色を一番はっきり識別できるらしい。
そこで植物も昆虫に受粉を助けてもらう
黄色の花びらに昆虫が寄ってくるし~
花びらが黄色じゃない花も
花粉を黄色にして昆虫に来てもらうようになっているらしい、と。
自然界では共に生き、利益を共有してるんですね~。。

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牡丹の花粉に蜂♪

この写真は甘栗おじさんの初写真です。
甘栗のお古コンデジ・CASIO EXILIM EXZ1000を甘栗おじさんに
その一つ上のEXZ1200を次女にあげたんです~。
次女はペンタックスのデジイチ持ってるけど、
夫はほとんど初カメラ!!
「おもしれぇ~!!」って言ってましたよ!!頑張ってねぇ~!!

甘栗家も共に生き、利益を共有してる・・・なんちゃって!!
・・・えへへ~♪
趣味があるのは良い事。楽しいのはよい事!
・・・だよねぇ~♪♪

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2010年4月28日 (水)

小さな庭に大きな花『牡丹』

我が家の小さな庭に、今年も大きな牡丹の花が咲きました。

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この苗は3年前、牡丹と紅葉で有名な多聞院からやってきたもの。

紅葉の頃の様子は昨年秋デジブック「紅に佇む」にまとめましたが
http://www.digibook.net/d/eb55e55b915d98cd3f9c7e5695f01e99/?viewerMode=fullWindow

三年前の様子は・・・

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145r2 調度三年前の4月27日

初めて訪れた隣市の「多聞院」

狛犬が寅で小さな身代わり寅が
沢山並んでて静かな佇まいに
華やかな牡丹が満開でした。

境内の植木市で
ピンクの蕾が3個付いているのを
買ってきた。

それから毎年一つずつ蕾が増えて

今年は六つの花が咲きました。

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2010年4月11日蕾の先からピンクの花びらが顔だしはじめる。

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4月25日 寒かった4月でも毎年同じように蕾は膨らんで・・・

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4月27日 五つの花が咲きました。
 (奥にもう一つ膨らんだ蕾があります)

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『百花の王』と言われる牡丹。
中国原産ですが、いつ日本に伝わったか分からないくらい古くから栽培されているそうです。

牡丹に似ている花で「芍薬」もあります。
牡丹が「百花の王」なら、芍薬は「花の宰相」とも言われ
違いは、牡丹が木で、芍薬は草。

~立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿はユリの花~

横に枝を出す牡丹に対して、茎をすらりと伸ばす芍薬を
美しい人の立ち姿に例えて昔から良く言われています~。

牡丹も芍薬も百合も・・・花がでかい。。。

昨日満開になったウチの牡丹も、午後から降りだした雨に打たれて
大きな花が重そうで、枝が細くて折れそう・・・

うぅ~ん・・・花も美人も頭でっかちなのは・・・どうしましょう~。。。
それなりに保護が必要ですね~

支柱も頼りなさそうなので、軒下のウッドデッキに避難してあげました。
こんな事もあろうかと、植木屋さんのアドバイスで鉢植えのままにしておいたのが良かった~かな♪

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2010年4月27日 (火)

これがハナミズキの花です!!

昨日に続いて庭のハナミズキを詳しくお届けしま~す!

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日本に昔からある山法師(やまぼうし)に似ているので
アメリカから贈られた当初は『アメリカ山法師』と呼ばれていました。

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ひらひらと春風に揺れる花びら・・・
でもこれは総苞(そうほう)と呼ばれる部分。

総苞とは、蕾を包むために葉が変形したもの。

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四枚のハート型の苞がふんわり風船のように包み込んでる。

真ん中のまあるい緑のツンツンが本当の花。
そのまあるい花をお坊さんの頭に、
まわりの総苞を頭巾に見立てて『山法師』と名付けられたそうです。

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今日マクロで撮ってみたら・・・花が咲いてる!!
緑のお坊さんの頭に4枚のリボンをたたんだような花びらと
間から伸びるオシベ、真ん中のメシベ。
緑のこん棒のような蕾。。。

山法師と違って葉が出る前に花が咲くので華やかですね~
しかも咲いてから葉が出るまで咲いているので花時が長い。

それにしても『花水木』って、
ステキ名前をもらって良かったですね~♪

学名の『Benthamidia florida』さんも喜んでることでしょう~!!

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2010年4月26日 (月)

庭のハナミズキ

甘栗家の花水木は小さな庭のシンボル・ツリー。

ハナミズキ(花水木):北アメリカ原産。
         別名:アメリカヤマボウシ

4月桜が満開の頃はまだ蕾
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先週の寒さで咲くのを躊躇っていたハナミズキの蕾も膨らんで・・・

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花風船みたい~♪

この蕾、大きくて7~8センチはあります。
街路樹などで良く見かけるハナミズキとはちょっと違う
花びらの色も白花でもなく、紅花でもない。

大輪系のハナミズキも種類がいろいろあるけど、よく分からない。
白花系は、「クラウド・ナイン」と「エディース・ホワイト・ワンダー」??

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花びらのように見えるのは総苞で、中心の塊が花房なんですって!

ハナミズキはアメリカとの花外交で日本にやって来たもの。

1912年、当時の東京市からワシントンD.C.へ桜(ソメイヨシノ)が贈られ、1915年にその返礼として贈られた、と。

100年近く前に粋な事が交わされてたんですね~

現在の国際間の問題も花や歌で解決できるといいのに・・・

夕方、ハナミズキの間から朧月が見えてて、撮ってみたけど~

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お月さまは上手く撮れるようになったけど、
まわりの景色も一緒に撮れるようになりたいと、ずっと思ってる。。

お月様に合わせると、周りは真っ暗・・・
周りの木々や雲に合わせると、
お月様はぼやけて太陽みたいになっちゃうし・・・

いろいろ設定を変えて撮ってみた中で、
やっとこれが、何となく雰囲気がでてるかなぁ~

白くボケボケなのがハナミズキなんだけど。。。

あっ!フラッシュ!発光禁止にすれば良かったぁ~(>_<)

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2010年4月24日 (土)

久しぶりにお月さまの登場!・・「植物学の日」

今週は寒かった~寒・暖・寒・暖・寒・寒・寒。。。

今日4月24日は『寒の戻りの特異日』らしいです。

寒の戻り:春先に一時的に寒さがぶり返す現象のこと。
暦の上では春の終わりに当たる今頃、強力な「寒」が戻ってくる、と。

今年の「寒の戻り」は強烈でした~
25度の夏日から、翌日は7度の真冬へ
先週17日は雪も降ったし~付いてゆけませ~ん!!

今日は風が冷たかったものの、
よく晴れて久しぶりにお月様を見上げて撮ってみました。

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公園の欅も新芽が若草色の衣を着け始めましたよ。

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17時30分 白くぷっくり膨らんだお月さまが浮かんでる
月齢 10.05 月名:宵月

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夜8時 庭木の花水木の間からお出まし・・・神々しいお月さま。

お天気もタイミングも悪く、本当に久しぶりなお月見。

春は花が咲き出し、虫も出始めるし
甘栗は花見・鳥見・虫見が忙しくて、
月見・星見はすっかりご無沙汰でした。

今日は何の日~?!
『植物学の日』・・・1862年、植物分類学者の牧野富太郎氏が高知県佐川町の豪商の家に生まれる。94歳でこの世を去るまでの生涯を植物研究に費やして、新種・変種約2500種を発見・命名し、「植物学の父」と呼ばれたのを記念して、「植物学の日」としたらしいです。

と・と・と。。。と、言う事は・・・。。。
もしかして~あの「イヌノフグリ」の命名者は『牧野富太郎』氏??

調べてみたら、やっぱりそうでした~

牧野先生の命名の感性はスゴイ!
インパクトありユーモアのセンスもあり!
素晴らしい!!

こんな変な名前付けたのだ~れ?・・・って言ってたのは誰だっけ!!

えへへ~牧野先生、すみませ~ん・・・でした。。。

「屁糞蔓」とか、「地獄の釜の蓋」とか、「孫子の尻拭い」とか、etc・・・
変な名前はもしかしたら牧野先生が命名したのかしら~!

牧野先生に敬意を表して、次回のデジブックは
「妙名FLOWER'S」にしようかな^^v           

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2010年4月22日 (木)

このキなんのキ~キになる木・・・緑の桜『ギョイコウ』

Cx2_2010_4_224r 昨日の「野の花散歩」で
町外れの民家の庭先に
ポツンと一本。。。

あっ!!

緑の桜!!
名前は・・・

最近テレビや新聞で「緑の桜が咲き出してる・・・」ってやってたっけ!

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桜なのに緑色?!

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緑色の花を咲かせる唯一の桜『ギョイコウ』
「ギョイコウ・御衣黄」という名前は、江戸時代の貴族の衣服の萌黄色に近い色をしていることから呼ばれるようになった、と。

緑の色合いは葉緑素で、葉っぱが変化した証なんですって!!
え~っ!花びらに葉緑素!?
花びらで光合成してるの???

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日本各地170箇所で咲いているらしい・・・この木はカウントされてないと思いますが。

東京新宿御苑にも緑の桜「ギョイコウ」があり
この時期、特に人気だと。

このお宅はお留守のようだったので、
大事に育ててくださいね~と、声をかけて写真を撮らせてもらいました。

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花は3~4センチとやや小ぶりの八重桜
淡いクリーム色の花びらに緑の線が入る
咲き始めはより緑が濃く、だんだん赤く染まってゆくらしい。

緑の桜三種
御衣黄(ぎょいこう)・鬱金(うこん)・黄桜(きざくら)

「うこん」も「黄桜」も、緑がかった薄い淡黄色の桜ですが
葉緑体が少ないのでずっと薄い色だそうです。

日本の桜は本当にいろんな綺麗な種類がありますね~♪

甘栗はソメイヨシノより、どちらかと言うと遅れて咲く八重桜が好きです。

今日はもっと色の濃い赤に近い桜らしき木も近くで見つけたので、また確定したらアップしま~す!!

近くで見ると緑の桜、綺麗でした~

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2010年4月20日 (火)

「小さな花・イヌノフグリ」デジブック♪

日本古来の小さな花『イヌノフグリ』のデジブックやっと完成しました!

野の花散歩を始めて、
小さな身近な草花を写真に撮り、調べてみたら、

早春から瑠璃色の可憐な花を咲かせる「オオイヌノフグリ」は帰化植物で、日本の在来種はピンク色のもっと小さい2ミリほどの花を咲かせる「イヌノフグリ」がある、と。

オオイヌノフグリに押されて、ほとんど見ることは出来ない、と。
絶滅危惧種2類に指定されている、と。。。

え~っ!知らなかった~!!
ならば、どこかにひっそりと咲いているはず。
きっと逢えるはず!・・・と。

行く先々で目を凝らして探し歩いてみたら、
なんと近くの空地にあるじゃ~ないですか!
気付けば他にもそれらしき花が咲いている!!

やった~!嬉しい~!!

他にも仲間があるらしい・・・ならばそれも撮ってみよう!
それをデジブックにまとめてみよう!!

と言うわけで、頑張って作ってみたので見てください。

デジブック『2mm.の小さな花』
  「やっと逢えた、日本古来のイヌノフグリ。」
  テーマ:風 BGM:早春賦 21枚。
  出演:オオイヌノフグリ・フラサバソウ(ツタノハイヌノフグリ)
      イヌノフグリ・タチイヌノフグリ。

けっこうアチコチに咲いているので、
しゃがんで見つけてみてくださいね。

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2010年4月19日 (月)

花心・・・マクロで。

春は木の芽が芽吹き、花が咲き・・・

木も草も花を咲かせようとする心があり

それを昔の人は「花心・はなごこころ」と言ったそうです。

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昔から人々は、草花を愛でながら

草花に語りかけたり、教えられたりしながら

人生を知ったり、命を考えたり・・・

対話をしてきたんでしょうね~。

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そして人もまた自分なりの花を咲かせたいと願いながら生きている。

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年と共に見た目は・・・しょうがない!

受け入れることにしましょう!

でも、心にはいつも花を咲かせていたいものです。

「思い出の花」 「話の花」 「夢の花」

いくつになっても、心の花に 水を差し 陽をあて
小さくとも 形が悪くても 「私の花」を持っていたいなぁ~、と。。。

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2010年4月18日 (日)

今年のBEST of 桜♪

先日の野の花散歩で、それはそれは綺麗な桜に出逢いました。

雑木林の横の駐車場に1本だけあった桜

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赤い葉とともに、八重の薄紅色の花びらがぱっ!と開いている。

染井吉野より少し遅れて咲いている。

花びらが水平に咲いて、凛と胸を張って清々しいですね~。

もうひとつ・・・

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民家の裏庭から道路に枝垂れて咲く、八重紅枝垂桜。

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薄紅色の花びらが降り注ぐ下に立つと・・・
やっぱり桜って綺麗ねぇ~♪
と、うっとり桜色に包まれて見上げながら
今年初めて桜の輝くのを見た気がしました。

なので、この御宅の枝垂桜を今年の№1桜に決定!!

もうすぐ、甘栗の好きな「松月」も咲き出すし~
野の花もいろいろ咲き出して、忙しくなりますよ!

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2010年4月15日 (木)

菫ふたたび。

先日の菫の記事(3月30日)で有明スミレだといいなぁ~
と書いたのは、やはりタチツボスミレでした。
    <Viola grypoceras>

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一番良く見るスミレで、葉がやや丸くハート型
花の色も変化がおおい。

今日「菫さん」に再び登場してもらったのは、
一昨日の野の花散歩で、白いスミレを見つけたから。

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調べてみたら・・・これこそ「アリアケスミレ・有明菫」でした

<Viola betonicifolia>
花は白く側弁と唇弁に紫色の筋がはいる、とある。Cx2_2010_4_153tr_2

葉も図鑑にあるように細長いし、間違いないと思うな。
道路の端の溝から一輪だけ咲いていたのを撮っておいて良かった。

和名を単に「スミレ」と言うのはどれだろう~?
花が濃い紫で、葉っぱが細長いのは大きさで3種類ある。

*スミレ・Viola mandsburica
*ヒメスミレ・Viola minor
*コスミレ・Viola japonica

ジャポニカって言うくらいだから、コスミレでしょうか~
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おや~ 一緒に写っているのは・・・右下の草

フラサバソウかイヌノフグリではありませんかぁ~

花の色が青から白だとフラサバソウだし
ピンクなら「イヌノフグリ」ですぞ!!

フムフムだいぶ分かってきたので、
葉っぱの大きさと生え方で見分けがつくようになりましたよ^^v

けっこうアチコチにありますね~(*^。^*)

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2010年4月14日 (水)

ツバメの初鳴き♪

今日も午後から野の花散歩。。。

雑木林も新芽が芽吹いて若葉が綺麗です。

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この雑木林からは、いろんな野鳥の鳴き声が聞こえてきます。
でも、ここは市内の学園の観察用森林なので、
保護柵があって中に入れません。

ここだけ切り取ると、広々とした高原のようでしょ~ぅ?!
20年前はアチコチに綺麗な雑木林があったのに・・・
宅地開発で、どんどんなくなってきて数箇所になってしまいました。

先月の雪道さんぽで、穴の空いた柵から珍しい鳥を見かけたので
また逢えるかと思ったけど、逢えませんでした~

いつもの仲良しのoyoneさんと、野の花の写真を撮りながら
街中に戻ろうと歩いていたら・・・

電線にツバメが一羽とまって、ず~っと囀っている。

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少し前から飛ぶ姿は確認していましたが、
こんなに近くで囀っているのは初。

大阪育ちのoyoneさんが、ツバメの初囀りを翻訳してくれました

「どこかにおるエエ娘~ワテと一緒にならへんかぁ~」

「どないでっかぁ、エエ声してまっしゃろ~」

「あごも真っ赤にエエ色してまっしゃろ~」。。。

「燕尾服も黒く光ってまっせ~」。。。

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・・・・・・。。。

「なんやぁ、オバハンら しか注目してくれへんのかいなぁ~」・・・

と言っていたかどうか~・・・「フン!」と、そっぽを向かれちゃいました~

南の国で冬を過ごしたツバメは、
先ず最初に川原などの開けたところへ渡ってくる。

市街地へ現れるのはそれから数日後だそうです。

飛び回って虫を追いかけては、
電線に止まって囀っているんだそうです。

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2010年4月13日 (火)

庭のヴェロニカ・・・タチイヌノフグリ

ゴマノハグサ科 クワガタソウ属 4番目の紹介

<Veronica arvensis> タチイヌノフグリ が庭にもありました。

と言っても、手入れをしないでいたら雑草が生い茂ってて
10~15センチの見覚えのある草が立ち上がってる~!!

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しゃがんで良く見ると・・・葉の脇から青い小さな花らしきものがある♪

オオイヌノフグリよりも少し遅れて咲き、
同じヨーロッパ原産の帰化植物。

花はとても小さく目立たないし、しかもお昼頃の2~3時間しか咲いていないので気付かない事が多い。

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昆虫にも気付かれないことが多いらしく、
花粉を運んでもらうことは期待できそうにありません。X3_2010_4_272r

だから、全ての花は自家受粉して種をつくっているみたいです。

葉っぱの陰でひっそりと小さな花を
短時間で、無理やり、沢山、咲かせて・・・種をつくる。

自然界では目立たないものも、
それなりに涙ぐましい努力をしているんですね~

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オオイヌノフグリに始まって・・・フラサバソウ(ツタノハイヌノフグリ)

イヌノフグリ・・・タチイヌノフグリ・・・と。

4種類のイヌノフグリの名を持つ植物を見つけることが出来て・・・
勝手に「フグリ属」と呼んでしまいましたが~ハタと思うのは・・・

昔の日本人は、この小さな可憐な花を咲かせる植物に
ど~しても、「フグリ」と名付けたかったんでしょうかぁ~!?

大犬あり、立ち犬あり、蔦の葉のごとく這い犬あり。

愛犬家としてはチト違和感がありますが。。。

学名の「Veronica・ヴェロニカ」は美しい名前を戴いたのにね。
この名はゴルゴダ刑場に向う際のキリストの汗をふき取った聖女の名前に由来しているそうですよ。

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2010年4月11日 (日)

やっと。。。逢えたね。。。イヌノフグリ。。。

日本に昔からある、小さな小さな在来種『イヌノフグリ』

オオイヌノフグリを調べていたら~
この花は、明治時代にやってきた帰化植物で・・・

もともと日本には昔から「犬のフグリ」と言う花があり、
その花よりも大きいから「大犬のフグリ」と名付けられた、と。

残念ながら在来種は外来種に押されて、
すっかり見かけられない、と。

それを知ってから、いつか逢いたい!見てみたい!!
きっと、どこかにひっそりとあるに違いない!・・・と。

行く先々で地面に目を凝らして探していたら~

なんと。。。ほんの20~30メートル先の空地にそれらしき蕾を発見!!
見つけたのが昨日の夕方・・・1ミリぐらいの小さな小さな蕾。

Cx2_2010_4_090rCx2_2010_4_091r

一緒にいた友人と、これピンクだよね~
えっ~こんな近くでいいのかなぁ~、と半信半疑。。。

本当に小さくて、小さくて、肉眼では良く分からない。。。
コンデジcx2マクロで撮影して、さらにズームして・・・

どきどき・わくわく・・・

良くみると、地を這うようにして茂る小さなヴェロニカ属の姿をした草がけっこうあるじゃないですか~。。。

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今日急に晴れて来たので、はなちゃんと行ってみたら~
3mm.くらいの小さな花を咲かせているじゃないですか

でも最初に見つけたこの株だけがピンク色で
あとのは青い花のフラサバソウでした^^;

薄いピンクに赤紫色のスジもあるし
間違いない!!と確信して、友人をメールで呼び出したぁ

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初夏のような暑さの中、デジイチを地面に向けるおばさん二人。

通りがかる人の視線も気にせず、マクロで覗き続けたけれど
もうほとんどの花は閉じてしまっていたので、
これは午前中のCX2マクロ画像です。

実際はもっとピンク色なんだけどなぁ~

Cx2_2010_4_101tr

マクロをズームしてみると・・・あれ~虫も写ってる~!

Cx2_2010_4_098t2r

天道虫もいっぱいチョロチョロしてたから、アブラムシかな?

デジイチX3で撮った閉じかけのイヌノフグリも載せておきましょう♪

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近くなのでいつでも逢いにゆけるので、また今度撮りに行ってみます。

小さな小さな日本の春告げ草・イヌノフグリでした~

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2010年4月10日 (土)

桜に集うもの達♪

桜と生き物たちのちょっと良いコラボ写真♪

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女の子たちが薄紅色の花びらと戯れ
同じ川辺にはカラスが水飲みに訪れ

桜の樹にはヒヨドリが佇んで~

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ノートリ画像(no trimming)をチョイ・トリしてみたら~鳥なだけに!

X3_2010_4_114t2dppr

何か良い感じ~

でも、もっとヒヨちゃんが浮かび上がるように撮れたら良かったのに

と、マイフレさんのミニメールに同封したら・・・
いろいろ教えてくださって、ちょっと素敵に加工もしてくださいました

Kao

甘栗はどうもフォトショップ・エレメンツ7と相性が悪く
やっとインストールしてから、どうも入り口と出口が間違っているらしく、上手く使いこなせてない・・・とほほ。。。

アドビのお姉さん(サポートスタッフ)にも、富士通のお兄さんにも、niftyのお兄さんにもインストール時『あとは・・・相性が悪い、としか言いようがない。。。』とお墨付きの相性なのでそれから遠ざかっていて、使いこなせてないのですぅ

でも、まあ何にせよ良い写真を撮るには根気とタイミングが大事!!

なんて思っていたら・・・

はなちゃんの鼻さきに花びらが~『はな・花・鼻』

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すました顔してるけど、おかしいよ~♪

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桜も散りはじめて、ひらひら庭先や草むら、
道路も桜の花びら模様になってきました~。。。

今年は、桜の写真をどうも上手く撮れる気がしない。。。
と言うより桜花が輝いてこない。。。

と言うのは言い訳で、甘栗の気持ち次第なのですが・・・

なので、今年は桜吹雪を撮ってみようかな?
って、またまた知りもしないのに無謀な事言っちゃって~

大丈夫かなぁ~

思いつきと勢いだけでシャッターを押してる甘栗だから
上手く撮れたらアップしま~す!!

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2010年4月 9日 (金)

今年も四十雀が!!

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今年も四十雀が、甘栗の巣を覗きにやってきてくれました~!

品定めにペアーでやってきて、交替で巣箱を覗いて
隣家の紅葉の木でなにやら囀っていました。

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四十雀を写真に撮るのは、結構難しい。。。
いつも下から見てて、しろいお腹に黒いネクタイ模様しか撮れなくて

遠くから撮れたとしても、頭が黒いから可愛い黒目が撮れない。。。

でも、今日のは庭先でしばらくこの子は考えていてくれたので、
上手く撮れた!と思うなぁ~!!

このあと、巣箱を覗いてみたけど・・・
巣材のクズが無造作にあるだけで、生活を始めた気配はない。

卵を産んでくれたら、嬉しいけど
また無事に巣立つまで、大家としてはハラハラするだろうし~

若い小さな恋人達に任せる事にしましょう!!
・・・四十雀の恋鳥たちに、ねっ!!

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2010年4月 8日 (木)

小さな小さな春の花

桜の花を撮りに市内の運動公園へ

なんだか今年の桜は、咲くまでが長かったせいか・・・
それとも開花してから二日で満開になってしまったせいか・・・

表情が捉えにくい
たぶん桜のせいではなく、
見る側の人間の都合なのだと思うけど~

視線を下に向けると・・・小さな花がぁ~

これはもしかしてイヌノフグリ
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オオイヌノフグリに押されて、日本の在来種イヌノフグリに逢いたいと、
ずっと思ってきて、野の花が咲いてるところで探し続けていたけれど・・

イヌノフグリはピンク色~
だからやっぱりオオイヌノフグリのこれからなのかも

そうしたら、同行した友人が『フラサバソウ』よ~と教えてくれた。

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フラサバソウ:ゴマノハグサ科クワガタソウ属
   別名:ツタノハイヌノフグリ

本当に小さな小さな花で、直径3~4ミリほどで
オオイニノフグリに似ていますが、葉や茎はうんと毛深いのが特徴
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フラサバソウはオオイヌノフグリと同じように
ヨーロッパ・アフリカ原産の帰化植物です。

比較のためにオオイヌノフグリも載せておきます。
花は2倍、8mm.~1cm

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実は丸く、イヌノフグリには似ていないそうです。

日本では主に九州から本州西に帰化している二年草
関東~北海道ではあまり見つけられないそうですが・・・

帰化植物の繁殖力は、もう全土に及んでいるのかもしれない!
だって、気付かなかったけどアチコチに咲いているみたいだから。

あぁ~ぁ・・・日本古来のイヌノフグリは何処にぃ~

いつか逢えるでしょうかぁ~
逢いたいなぁ~♪
ピンクの小さな小さな花・イヌノフグリに

誰か見つけたら教えてね~(*^。^*)

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2010年4月 5日 (月)

ワンコもサプリの時代

我が家の愛犬「はなちゃん」は12歳

去年からお腹に怪しい影があり、
2ヶ月おきに大きさをチェックするために定期健診中

幸い大きさに変化はなく、あまり悪い物ではなさそうですが・・・

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主治医から「そろそろ、サプリメントを考え始めた方がいい時期かもしれません」と。関節もかたくなってきてるし、筋肉も減ってきてるので、と。

いえいえ、考えなくても即試してみたい!!と、甘栗即答!!

だって最近、はなちゃんと散歩してると・・・
前脚は躓くし、後ろ足は内側によろけるし
やっぱり年取ってきたね~って思っていたから。。。

人間と同じ、ワンちゃんにも『グルコサミン・コンドロイチン』

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犬用健康補助食品『コクセインDS』
 1粒中:グルコサミン塩酸塩・・・500mg
     コンドロイチン硫酸ナトリウム・・・400mg etc

体重17㌔(また少し太ってきた)のはなちゃんは一日2粒

これがチキンフレーバー・チュアブルで美味しいのか良く食べる
今までの錠剤は、よほど美味しいご飯に忍ばせないとならなかったのに

1ヶ月を目途に効果を見てる最中!

直ぐには効果は出ないようですが、
なんだかボール遊びをせがんだりするので、良い感じ~と思っていたら・・・

同時期からお腹に皮膚炎があり、
その治療のために2週間効く薬は注射でお願いした。

2週間後、あと一週間内服薬続けたほうが良い、と言われたのを
注射の方が楽だから、と4月1日に再受診して注射をしてきたら~

その日は普通だったのに・・・
翌日からそわそわ、うろうろ、落ち着かず歩き回っている

去年の暮れにも3日3晩寝ない時もあったので
またかっ!と思い諦めて付き合っていたけど

その時よりも、もっとおかしい・・・
薬の抗体が出来て、遅延型の副反応なのかもしれない・・・

ごめんね、はなちゃん・・・
4時になったら午後の診察始まるから行こうね、
それまでマッサージしてあげるから。
首筋から背中にかけてマッサージをしてあげたら、
やっと3時半頃す~っと甘栗の膝にあごを載せて眠ってくれた

良かった~!
疲れたぁ~!!

でも、反省!反省!!
夜中に階段を昇ったり降りたり、時々転げ落ちたりしたので
少し肢を痛めたらしく、ピョコタンしてる。

サプリも意味ないじゃん~な顛末でした。

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2010年4月 2日 (金)

『堅香子の丘』・・・カタクリ・デジブック見てください!

「堅香子の丘」 Spring ephemeral

桜の前に、カタクリのお花見お届けいたします~

昨日、天気予報は曇・・・

でも、なんだか晴れて来たので急いでデジイチ背負って
また市内の「カタクリの丘」へ行ってきました。

テーマ:波紋
BGM:春が来た
38枚中2枚だけコンデジ・リコーcx2
あとは全てEOS Kiss X3 に100mmマクロレンズで撮影。

桜の木の下で地味な花ですが、
よく見ると可憐で美しい花です。

そんな、光と春風に揺れる
天使のような花の姿をお届けしたいなぁ~と、
頑張って作ってみました。

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