月が桜を咲かせている。
『月が桜を咲かせている』
と言ったのは、京都の桜守・第16代佐野藤右衛門氏です。
甘栗が購読中の季刊誌「SORA春号」に掲載されてた記事のタイトル。
記事中で藤右衛門氏は・・・
花や木はそれだけで存在しているのではない。
土や鳥や昆虫などの循環の中にある。
月の満ち欠けで季節を測る旧暦でしか、
日本の自然は読み解けない。
桜は、月が新月から満月に近づくときに咲く。
満月に向って咲く花だ。。。
『だいたい2週間や。この間にケガをしたら早く治ると昔は言うた。月が満ちてくる間は、生命の営みが盛んなのや。太陽は恵み。月は営み。・・・』
今日17時30分 前の道路端の桜の樹に浮かぶお月様。
桜守の言うように、花芽が膨らむといっしょにお月様も満月へと膨らんで行くんだね。
今月は30日が満月・ブルームーン→
また桜守は「染井吉野はつまらん」とも
「染井吉野には、幹がない!」と。
もともと突然変異で生まれた1本のだけの桜だったのを
接木で全国に広まったので・・・
幹に見えるのは、枝が太った姿なのだ!・・・と言うのです。
この染井吉野の桜も太った枝の姿なのですね~
まだまだ咲きそうにはありませんが、
どんな桜でも、どんな姿でも
それぞれの見方、楽しみ方で愛でるとしましょう
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コメント
おはようございます、tomorrowさん
そちらは時差-8時間ですよね。日の出前のSWEへおはよう!!
お月様はどこにいても逢えるので、
見守っていてくれるような気がして好きです~
桜守の「太陽は恵み、月は営み」の言葉、いい言葉ですよね!!
時々、お月さま情報も記事にしてますので…
良かったら、同じお月さまを眺めましょうね~
いつもありがとう~とても励みになりますぅ
投稿: 甘栗 | 2010年3月24日 (水) 11時57分
おはよう
カレンダーを見てみると、こちらも30日が満月ですね(笑)
書き方が僕にあっています、心が落ち着いて読んでゆきました。
そうですね、いつも自由でありたい。
投稿: tomorrow | 2010年3月24日 (水) 11時31分