春黄金花・はるこがねばな。
『春』の名前を付けるものは沢山ある・・・
春告草・・・オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ハハコグサ、etc
春告鳥・・・鶯の異称ですが、本当はメジロのこと。
春告魚まであって、「ニシン」のことらしい。。。
春とは、草木の芽が「張る」の意味から~
または、田畑を「墾(は)る」の意味も~
気候の「晴る」からとも。。。
いつを春と言うか~日本や中国では立春から立夏の前日まで
陰暦では1月・2月・3月、気象学的には太陽暦の3月・4月・5月で
天文学的には、春分から夏至の前日までを言うらしい。。。
一昨日の「春の雪」の中、葉の出る前に黄色の小さな花を沢山つけて、早春にひときわ輝く花木の代表が満開でした。
春黄金花・ハルコガネバナ
サンシュユ・山茱萸
桜も梅ノ木も、このサンシュユのように
春を告げて咲く花木は、若葉の芽吹く前に咲く花が多いですね。
黄色の小さな花が20~30個集まって、放射状に広まり
遠くから見ると、黄金色の球のようです。
水木・ミズキ科 ミズキ属
学名:Cornus officianalis
コーナスはラテン語の「cornu(角)」が語源で材質が堅いことから
officianalisは薬用の、薬効のあるの意味。
中国名が山茱萸・サンシュユ
秋にはグミのような赤い実がなることから「アキサンゴ」とも呼ばれる
乾燥した果肉が生薬になり、果実酒は滋養強壮や疲労回復に効く、と。
あいにく、お天気が悪く金色に輝く「春黄金花」を撮れませんでしたが
秋になったら、今度は「アキサンゴ・秋珊瑚」を必ず撮ってみようかな
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コメント
tomorrowさん
秋になったら甘栗も赤い実・アキサンゴを撮ってみようと思います。実の生る木は花も実も楽しめて2度「おいしい~!」ですね。
投稿: 甘栗 | 2010年3月15日 (月) 11時49分
Cornus officianalis
此方にもあると思う、赤い実はグミのようには斑点のようなものがなく、つやのある赤い実でキレイデス。
落ちた実がきれいな地面を作りますね。写真に記録はしていると思います。又の機会に添付します。
投稿: tomorrow | 2010年3月13日 (土) 16時35分