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2010年3月

2010年3月31日 (水)

春の野辺

空地や道端など、春の野辺はとっても楽しい♪

よく見ると、いろいろな野の花がむくむく踊りだしています。

2月からこまかい白いちいさな花を咲かせている『タネツケバナ』

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「種漬花」・・・ちょうどこの花時が、発芽をよくするために、稲の種籾を水に浸しておく時期に合致するから名付けられた。別名「タガラシ・田枯らし」

稲作国の日本らしい名付けようですね。

タネツケバナ:アブラナ科タネツケバナ属

ミチタネツケバナも近所の芝生からツンツン踊りだしてますよ♪
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そこかしこで「春よ~♪」と咲いてる野の花たちを紹介しておきましょう。

ヒメオドリコソウ・姫踊り子草
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イヌナズナ
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たんぽぽ
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ムラサキハナナ
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オオイヌノフグリ・・・

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おやぁ~ 早くも名前の由来となった、フグリを付けてるのもありますね~
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機会があったらそれぞれについても書いてみましょうね。。。

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2010年3月30日 (火)

すみれ・菫・スミレ

春を告げる日本の代表的な花・すみれ

空地や道路端や、木の根元や芝生などに小さな紫色の菫
よく見ると色や形が微妙に違っている。。。

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葉っぱが丸いから、「マルバスミレ」かも。。。

世界に400種類以上あり、日本には50種類ほど自生している、と。

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これが「タチツボスミレ」最も良く出逢えるスミレ
色は薄紫だが、他にも多彩な色に富んでいる。

こんな白いスミレの花も・・・
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もしかしたら・・・「アリアケスミレ・有明菫」だといいなぁ~
白色から紅紫色まで多様な花びらの色をしているので
「有明の空」に例えて名付けられたそうです。

子供の頃から馴染のあるスミレと言えば
こんな綺麗な紫色で小ぶりな、「ヒメスミレ」でしょうか~

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ヒメスミレ:人家周辺に多い濃い紫色の小さなスミレ。

単に「スミレ」と言うのは、濃い紫色で側弁に白色毛があり葉は細長い、と。
そこまでよく見てこなかったので、同定は難しいし・・・
ヒメスミレよりも小さな「コスミレ」と言うのもあるらしい。。

素人目には、色と葉の形でしか見分けられない。

和名の「菫」の語源は、大工さんが使う道具の「墨入れ」に花の形が似ていることから呼ばれるようになったそうです。

大工さんが、木材に墨入れを使って線を引く姿はかっこ良かったですよね。墨ツボを通って伸ばした糸をパチンと弾くと真っ直ぐな線が木材や板に付いて・・・そんな職人技を子供心に憧れて見ていました。今では大工さんも機械で刻んでしまうので、墨入れも使わなくなったようですねぇ。

この可憐な菫の花から、大工さんの墨入れを思い浮かべる人は居ないでしょうね。甘栗も調べてみて知ったくらいですから。。。

すみれ・菫: スミレ科スミレ属 多年草
別名:相撲取草(すもうとりぐさ) 菫々菜(きんきんさい)
すみれ色=バイオレット紫

菫の花言葉:誠実 真実の愛

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2010年3月29日 (月)

不思議な野菜『バラフ』

不思議な野菜を食べてみました。

佐賀大学農学部の バラフ 
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南アフリカ原産の植物「アイスプラント」を野菜化した
佐賀大学ブランド商品『バラフ』

昨日新宿のデパ地下で試食してみてビックリ!!
葉や茎の表面に宝石のようなキラキラ光る水滴のような細胞がいっぱい

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口の中に爽やかな塩味がいっぱいに広がる・・・
あら!不思議!!
柔らかくて歯ごたえがあって、海の味がする!

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「バラフ」とは、アフリカのスワヒリ語「水晶」や「氷」の意味。

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南アフリカの砂漠地帯に生息していた植物・アイスプラントが
海を渡り日本にやってきたのは20年前・・・

佐賀大学農学部での長年の研究の結果、新野菜 『バラフ』となり
佐賀大学発ベンチャー「農研堂」と契約農家の方々で栽培されている

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ミネラル分やカロテンが多いのが特徴で
疲労回復効果や、生活習慣病予防に効果あるんですって!

でも、美味しいのが一番!
そのままでも美味しく食べられますが、
オリーブオイルとレモンを軽くかけて食べてみました
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美味しくて、やみつきになりそ~う♪

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2010年3月27日 (土)

カタクリの丘

「かたくり」って、どんな花?

市内の自生地へ昨日友人と訪ねてみました。
この辺りの北向き斜面の落葉広葉樹林の下に群生しています。

低木のサツキ~その上には古木桜がまだ樹枝だけなので
陽光が差し込む明るい斜面に花が咲き始めてます。
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でも、あいにくの雨上がりの曇り空 
  ためらいがちに開くカタクリの花達ばかり。
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春を告げる美しい花『かたくり』 
ユリ科 Erytbronium japonicum
古名:堅香子・かたかご・・・由来は傾いた籠のように花が下向きに咲くから。

~もののふの 八十おとめらが 汲みまがう
    寺井の上の 堅香子の花~ ≪大伴家持≫(万葉集)
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慎ましさをたたえて、
うつむき加減に薄紫色の花びらが反り返って咲く姿は
春を迎えた喜びに溢れているような気がしませんか~。

根茎植物で、本来の片栗粉はこの根茎から。
現在はほとんどジャガイモ澱粉から作られているそうです。

芽を出すまで7~8年かかり、芽を出した春に花を咲かせ
5月中旬には地上部の生活を終え、
来春まで樹木の葉陰でゆっくり休養するらしいです。
その葉の最後の姿は、セミの翅のように美しく幻想的らしいので
機会があったらまた訪ねてみましょう!!

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ヨーロッパでは「スプリング・エフェメラル:春のはかない命」と呼ばれているんですね。

長い間、真っ暗な土の中で、夢を見続けて
 やっと咲かせた花なんですね~。。。

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花言葉:初恋

あと一週間くらいは咲いててくれるようなので
また、お天気のいい日に訪ねてみましょう~!!

そうしたら去年のように満開のカタクリに逢えるはず♪
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              2009年3月30日(フイルム写真から)

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2010年3月25日 (木)

てんとう虫も顔出しましたよ♪

昨日からずっと雨・・・菜種梅雨なのかなぁ~。。。
今夜晴れていたら、月と火星の接近写真を撮りたかったんだけど。

そこで仕方ないので・・・イエイエ いい機会なので。。。
てんとう虫・天道虫について書いてみましょう~

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先週の隣町の川縁の草むらの中で、今年初てんとう虫に逢いました!

モンシロチョウもヒラヒラ舞っていたけど、
もちろん甘栗の腕ではとても写真には撮れない。

目覚めたばかりなんだろうか・・・
てんとう虫はその名の通り、上へ上へ登ってゆくのに
この子は後ずさりしたり草むらへ潜ったり

だから、ちょいと失敬してレンズをかなり近づけて撮ってみました。

草原を好むナナホシテントウムシでしょうね。

テントウムシ:コウチュウ目テントウムシ科に分類される昆虫の総称
和名:天道虫・紅娘・瓢虫

天道虫の由来は太陽に向って飛んでゆくことから、太陽神の天道からとられた。

紅娘は、紅色の紋付を着た姿からだろうか。
瓢虫は想像だが、瓢箪のような形の虫だからだろうか。

日本には160種類の天道虫が生息しているそうですが
一番馴染が深く愛されているのは、この七星天道虫でしょうね。

ところが案外庭の木にいるのを見かけることは少ない
草地で草花を好むからだろうか、
それとも数が減っているのだろうか・・・

良く見かけるのは、ナミテントウムシ・・・並みにいる天道虫。
アブラムシをせっせと食べて大活躍の益虫なので
木や草花などあらゆる植物に見かける。
基本は黒字に二つ紋だけど、色や模様は様々。

ナミテントウも七星テントウも成虫のまま越冬(冬眠)しますが
ナナホシは夏眠もするらしいですよ。

新芽を吸汁するアブラムシが真夏にはいなくなってしまうので
どうやら真夏に省エネモードに入るらしいです。

さらに、天道虫の作戦にやられたことはありませんか~?
手のひらに載せると上へ上へと登ってゆくのが楽しくて
遊んでいると・・・黄色いくさい液を出して飛んで行かれた事!

これはアブラムシと共生してる蟻や鳥などの天敵から身を守るため。
鳥は記憶力も目も良いので、一度これに懲りると次からは襲わなくなるらしいです。

また「自分を食べたらまずいよ~」と、覚えさせるためにも赤と黒の警告色を使った派手な模様をしてるらしいです。

最後にテントウムシと言えば、甘栗世代には
『てんとう虫のサンバ』ですよね~♪

チェリッシュの懐かしい歌声をど~ぞぉ

http://www.youtube.com/watch?v=OzuhyF9qUJc&feature=related

♪赤 青 黄色の衣装をつけた 
  てんとう虫が しゃしゃり出て
   サンバにあわせて 踊りだす
    まあるいまあるい お月様
     愛の光で ほほえんで
      森の月夜は ふけました♪

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2010年3月23日 (火)

春に冬の名前を持つ『雪柳』

白い小さな花をいっぱいつけて噴水のように溢れて満開の雪柳

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2週間前は、春の雪雫よりも小さな蕾だった・・・Cx2_2010_3_136tr

それが、早くも もう満開です~

桜よりも、甘栗にとっては
この雪柳が咲くと 春がきたぁ~と、
心がざわめき ウキウキそわそわ してしまいます。

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それは、調度23年前 都内からこの地に越してきた時
満開の雪柳が出迎えてくれたからです。

幼い娘達を抱え、知り合いの誰もいないこの地での新生活
不安と期待が入り混じって、ゆっくり花を愛でる余裕もない慌しい日々。

しなやかな枝に 雪が降り積もったように 枝垂れて咲く雪柳
初めて知った名前 『雪柳』 

思えば故郷信州から上京して、この地に来るまでの東京での14年間
身近な花に目をやる余裕はなかった・・・

越してきて、おぼつか無い気持ちで周りを見渡した時
真っ先に出迎えてくれたのは、この雪柳。。。

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雪柳:バラ科シモツケ属 落葉低木
学名:Spiraea thunbergii
    Spiraea:シモツケ属
    thunbergii:スウェーデンの植物学者「ツンベルグ」さんの
別名:「こごめばな・小米花」 「米柳」 「噴雪花」 「えくぼ花」
    「小米櫻」・・・などと多いのは親しまれている証拠かな!?
中国原産と言われているが、日本原産であるとも考えられている。

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花の一つ一つは本当に小さくて・・・8mm.くらい。。。
ちんまりとした櫻のような梅のような
でも、精巧な造りの5弁の花びらはとても可愛い。

真ん中が窪んでいて、えくぼの様な花なので「えくぼ花」

遠くから見ると木全体に粉雪を被ったように
枝の端まで白く覆われて、枝垂れた姿が噴水のようで「噴雪花」

春の暖かさの中で、寒い冬の冷たい雪の名前を持つ花だから
期待と不安の入り混じった心に深く刻まれたのかもしれない。

今年も満開の雪柳を見て、なぜか心がざわめいたのは
きっと、23年前が蘇ったからかもしれない・・・

そして、また新しい年度の替わるこの時期は
いつでも誰でも、期待と不安な気持ちになるからかもしれない。。。

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2010年3月21日 (日)

月が桜を咲かせている。

『月が桜を咲かせている』

と言ったのは、京都の桜守・第16代佐野藤右衛門氏です。

甘栗が購読中の季刊誌「SORA春号」に掲載されてた記事のタイトル。

記事中で藤右衛門氏は・・・
 花や木はそれだけで存在しているのではない。
 土や鳥や昆虫などの循環の中にある。
 月の満ち欠けで季節を測る旧暦でしか、
 日本の自然は読み解けない。
 桜は、月が新月から満月に近づくときに咲く。
 満月に向って咲く花だ。。。

『だいたい2週間や。この間にケガをしたら早く治ると昔は言うた。月が満ちてくる間は、生命の営みが盛んなのや。太陽は恵み。月は営み。・・・』

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今日17時30分 前の道路端の桜の樹に浮かぶお月様。
桜守の言うように、花芽が膨らむといっしょにお月様も満月へと膨らんで行くんだね。

今月は30日が満月・ブルームーン

また桜守は「染井吉野はつまらん」とも

「染井吉野には、幹がない!」と。

もともと突然変異で生まれた1本のだけの桜だったのを
接木で全国に広まったので・・・

幹に見えるのは、枝が太った姿なのだ!・・・と言うのです。

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この染井吉野の桜も太った枝の姿なのですね~

まだまだ咲きそうにはありませんが、
どんな桜でも、どんな姿でも

それぞれの見方、楽しみ方で愛でるとしましょう

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2010年3月19日 (金)

綺麗な鳩

隣町の川べりを歩いていたら~綺麗な鳩に逢いました。

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ドバトと言うにはあまりに綺麗なので、姫鳩と呼ぶことにしました。
                      <Princess Pigeon>

神社や公園・駅や商店街、どこにでもいる鳩ですが
調べてみるとたくさんの綺麗な鳩がいて
こうして鳩を写真に撮るのも良いもんですよね~

日本で繁殖している野生の鳩は主に6種類
アオバト・カラスバト・キジバト・シラコバト・ベニバト・キンバト

街で有名なドバトは中央アジアやアフリカ、ヨーロッパ等に生息する「カワラバト」の家畜品種となり、野生の鳩としては分類されないんだそうです。

つまり、都会の空で鳩を何千羽も飼っているという事になるらしいです。

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ハト目 ハト科
 両極を除く全世界に分布
 標高4500mの積雪帯、熱帯雨林、岩石地、砂漠などでも適応

キンバトやアオバトなど色彩に富んでいてとても綺麗ですが
ずんぐりした体つきが肉食のターゲットになり、
人の食文化にも登場してることを考えると心が痛いです!!

4~5年前、庭のモチノキにハトが巣を作り2羽の雛が孵ったものの

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ハトの巣作りはへたくそで、ハトの雛はあまり可愛いくなく

カラスや猫にすぐに見つかってしまいそうでハラハラして
近くのツル薔薇の伸びた枝を張り巡らせて防護したけど
ハトにとっては余計なお世話だったかもしれない。。。

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鳩の羽色によってもいろんな名前が付いてて
真ん中のは翼に二本の線のある「ニビキ・二引き」と言い
ドバトの原種の「カワラバト」と同じ色だそうです。

レース鳩を含むドバトの羽色は大きく分けると
灰色系・黒色系・栗色系・白色系・モザイクがあり

翼にゴマをまぶしたような斑点のある「胡麻系」には
灰胡麻・栗胡麻・黒胡麻があるそうです。

白胡麻はいないんだね~!

糞害などで厄介者の鳩ですが、こんな綺麗な鳩なら愛でたいかも。

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2010年3月17日 (水)

桜の話

桜といえば染井吉野ですが・・・
まだ開花には一週間以上はありそうです。

そこで、近所にまた新しい桜の木を見つけました~!
と、言うか・・・目の前のバス通り公園にずっと前からあったのに
前面の松などに隠れていて気がつかなかったらしい

『寒緋桜』
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昨夕、友人に教えてもらいコンデジで撮ってみたけどイマイチ

なので今日はデジイチ・マクロで再撮影!!

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濃いピンク色の半開きの桜花が、皆下向きで満開

この寒緋桜と・・・

大島桜を・・・
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                  (2008年4月・大宮公園にて)

交配親にもつ桜が『河津桜』

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                 (2010年3月10日 phot by oyone)

形は「大島桜」・色と下向きに咲く様子は「寒緋桜」からでしょうか

桜の名所にゆくのだけが、お花見じゃ~ないんですよね。

見ようとすれば、あちこちに桜の木が植えてあります。

甘栗の近所にもこんなに沢山の種類の桜がありますものね。

染井吉野(ソメイヨシノ)・彼岸桜・八重桜・松月・枝垂紅八重桜・
この寒緋桜・・・足をのばせば、大島桜・河津桜にも逢えます。
         (デジブック「思い出の夢見桜」に掲載)

街路樹にも公園にも、学校にも、あらゆるところに
日本の桜を愛でることができます。

もうすぐ、新年度が始まると
満開の桜のもとで入学式や入社式が開かれ、
花盛りのしたで人生のスタートをきるのですね。

染井吉野桜が咲いたら桜の話のつづきを、もっとしましょうね~

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2010年3月16日 (火)

ピンクが黄色になっちゃった~!!

ピンクが黄色になったのは・・・猫柳です~!

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ふわふわのピンク猫柳の写真をお借りして、一目惚れして
即ネット注文した、ウチのピンク猫柳

こんなにふわふわピンクじゃないけれど
しっかりした濃いピンク猫柳も可愛かったのに・・・

下の方から赤い待ち針みたいな 蕾?が出てきて

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だんだん上昇してくると~蕾なのか、花なのか、蕊なのか・・・

赤から黄色に衣替え~

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そして・・・ついに~てっぺんまで黄色になっちゃった~!!

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薹が立つ(とうがたつ)ってこうゆうこと?
 広辞苑によると・・・野菜などのとうがのびて食べられなくなる。
            年頃が過ぎる。さかりが過ぎる。時期がすぎる。

でもてっぺんからみたら、まだまだ可愛いピンク猫柳でしたよ
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2010年3月15日 (月)

春も足踏み?・・・キャンディーズの「春一番」♪

二つのデジブックを作ってみたら~

懐かしい、キャンディーズの「春一番」を口ずさみたくなりました

http://www.youtube.com/watch?v=3rad1Ve4ZZU

          春一番
                樋口雄右 作詞・作曲

♪雪がとけて川になって 流れて行きます
  つくしの子が恥ずかしげに 顔を出します
   もうすぐ春ですねえ ちょっと気どってみませんか~♪
 風が吹いて暖かさを 運んできました
  どこかの子が隣の子を 迎えにきました
   もうすぐ春ですねえ 彼をさそってみませんか~♪
 泣いてばかりいたって 幸せはこないから
  重いコートぬいで でかけませんか
   もうすぐ春ですねえ 恋をしてみませんか~♪

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恋をしませんか~って・・・、
 野の花や野鳥や取り巻く自然全部に恋してますよ

これは、中国野菜の「紅菜苔・コウサイタイ」ですよ、とシュミートの方が教えてくださいましたので、昨日デジブック「雪道さんぽ」を書き直しておきました。

和名:紅菜花・ベニナバナ

美味しいらしいですよ~炒め物・お浸し・サラダ・etc
火を通すと、その赤紫の茎が見事に緑色に変身するらしいです。

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昨日ウチの前のソメイヨシノ桜の樹に黒い動く物あり・・・
なんだかポロポロ枝が落ちている・・・
あっ! カラスが、器用に枝を折って銜えてる!

桜の花芽もまだまだ堅く、少しだけ膨らんできたような・・・

なので、「思い出の夢見桜」デジブックにも
この写真を加えました~「これから咲く桜」に。

開花予報はあと一週間。
それより遅れる気がしますね~。。。

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2010年3月13日 (土)

思い出の夢見桜~デジブック♪

『思い出の夢見桜』

今年ももうすぐ咲きますね~♪

今までの桜を撮った写真でデジブックに載せて
ひと足早いお花見をお届けしま~す!

未熟な写真ばかりですが、中にはお気に入り写真もあったりして
いつも一緒にでかけるoyoneさんの
ばっちり写真も表紙にいただきました

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2010年3月12日 (金)

「雪道さんぽ」デジブックにしました~♪

先日の気まぐれな春の雪

雪解けのぐちゃぐちゃな足元には

行きつ戻りつする春の雪にもめげずに咲く花たちが・・・

春は、もう足元から始まってたんですね~♪

思い出の桜をデジブックにまとめる前に
「雪道さんぽ♪」をサクッと作ってみました~。

デジブック機能が改善されて、早送り機能も出来ましたが
まだまだスムーズではありません。

右下の薄型テレビマークをクリックすると大画面で見れますよ。

19枚 BGM「春よこい」でご覧くださいませ~

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2010年3月11日 (木)

春黄金花・はるこがねばな。

『春』の名前を付けるものは沢山ある・・・

春告草・・・オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ハハコグサ、etc
春告鳥・・・鶯の異称ですが、本当はメジロのこと。
春告魚まであって、「ニシン」のことらしい。。。

春とは、草木の芽が「張る」の意味から~
または、田畑を「墾(は)る」の意味も~
気候の「晴る」からとも。。。

いつを春と言うか~日本や中国では立春から立夏の前日まで
陰暦では1月・2月・3月、気象学的には太陽暦の3月・4月・5月で
天文学的には、春分から夏至の前日までを言うらしい。。。

一昨日の「春の雪」の中、葉の出る前に黄色の小さな花を沢山つけて、早春にひときわ輝く花木の代表が満開でした。

春黄金花・ハルコガネバナ 
 サンシュユ・山茱萸

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桜も梅ノ木も、このサンシュユのように
春を告げて咲く花木は、若葉の芽吹く前に咲く花が多いですね。

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黄色の小さな花が20~30個集まって、放射状に広まり
遠くから見ると、黄金色の球のようです。

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水木・ミズキ科 ミズキ属
学名:Cornus officianalis
   コーナスはラテン語の「cornu(角)」が語源で材質が堅いことから
 officianalisは薬用の、薬効のあるの意味。

中国名が山茱萸・サンシュユ
秋にはグミのような赤い実がなることから「アキサンゴ」とも呼ばれる

乾燥した果肉が生薬になり、果実酒は滋養強壮や疲労回復に効く、と。

あいにく、お天気が悪く金色に輝く「春黄金花」を撮れませんでしたが

秋になったら、今度は「アキサンゴ・秋珊瑚」を必ず撮ってみようかな

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2010年3月10日 (水)

雪道さんぽ

昨夜の名残雪から 顔を出してる元気ものを

雪道さんぽをしながら 探してみた。。。

雪解け雫をいっぱい溜めた『雪椿』
 黄色い蕊が顔だしました。。

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雪解けでぐちゃぐちゃの道をゆくと
 畑や畦道に雪穴が開いて草木が顔だしてる。。。蕗の薹。

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ぺんぺん草もみんなお辞儀して。。。

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ハクサキレイもぴょんぴょん跳ねて雪道さんぽ。。。

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ぶっとい青くび大根も顔を染めてにょきにょき踊りだす。。。

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春黄金花(はるこがねばな)も
雪に落ちた線香花火のように金色に輝いてる。。。

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春黄金花・サンシュユへ~つづく。。。

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2010年3月 9日 (火)

『雪椿』に降る、気まぐれな春の雪。

雪椿が一昨日やっと咲きだした。

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10年も前、友人のお土産「紅白・雪椿」2本を庭に植えておいた。

紅雪椿は咲かずに枯れてしまったけど、
 白雪椿は4・5年前から咲いてくれている。

雪椿は、山間地に自生する椿の一品種で、
 日本原産の椿には「やぶ椿」とこの「雪椿」があります。

雪椿は、その名の通り寒冷地の日本海側に多くみられ、
 新潟県の木に指定されてます。

雪椿の特徴は、このように元からバラバラに開いていき
 椿よりも小ぶりで、雄蕊が房にならない。。。

開く前に、雪椿の名の通り
 昼から降った雪を被ってしまい 重そう~

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もっとも~
雪椿は積雪1~3メートルの雪圧にも耐えて自生しているのだから
 関東の気まぐれな雪など、どうと言うことはないはず。

雪椿:ユキツバキ ツバキ科ツバキ属 常緑広葉低木
 学名:Camellia japonica ver.decumbens

日本は(北海道を除いて)太古から全土が
 椿に覆われていた国だったというから、びっくりです~!

ある花道家の言葉
 『桜が精神文化を語るとすれば、椿は生活文化を誇り続けている』

縄文時代から斧や櫛が椿の木で作られていたり、
 実からとれる「椿油」も広く利用されてきたり。

濃い緑の葉も賞美されたことから
 語源は「艶葉木・つやはぎ」「厚葉木」「光葉木・てるはぎ」
  ~「寿葉木・つばき」となったらしいです。

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400年前海を渡り、地球を一回りした『カメリア・ロード椿の道』

16世紀にヨーロッパに伝えられた椿の花は『日本の薔薇』と呼ばれ
 「椿姫」のマルグリットのようにコサージュにするのが流行り
  西へ西へと伸びていった椿ロードは
   400年の歳月を経て戦後の日本に帰ってきた、と。。。

欧米人の好む大輪咲きも、
 ほとんどが日本の藪椿を母にもっているらしい、
  と聞くと、山野を覆って咲く藪椿の原風景が
   日本人のDNAに組み込まれている気がしてならない。

寒い中、春の到来を告げるように咲く椿の花。

こうして雪を被っても凛として咲いてる姿は気品さえ感じます。

3月も9日、気まぐれな春の雪に
 身を縮ませて炬燵にもぐってた甘栗にも
   雪椿を愛でるDNAが、きっと・・・あるはず!!

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2010年3月 7日 (日)

ボケな話し♪

濃い朱色の花を咲かせる花木のボケな話・・・

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の前に、ボケとツッコミの笑える話を一つ。

ある人が、庭のボケの花が咲いたので友達に電話した
 「あんたとこ、ボケいるぅ~?」
 「・・・おるよ、ちょっとまってぇな。。。」
 「もしもし、なんでっかぁ~」
と電話口に出たのは友人のダンナさん・・・
~浪花のおばはんはおもろいですねぇ~

またある時のおばはん達の会話
 「あんたとこ、カスいるぅ~?」
 「ううん、会社いきよったわぁ~」
 「ちゃうちゃう、息子とちゃうわぁ~」
そうです、粕漬けのことでした。。。

おばはん達にあったら、愛する旦那さんも大事な息子さんも
ボケ・カス呼ばわり、そんな元気なおばはんパワーに支えられて
日本男児は度量が大きくなっていくんでしょうね~

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ボケ・木瓜 バラ科・落葉低木
実が瓜に似ているから、木になる瓜で「木瓜(もけ)」から「木瓜(ぼっくわ)」~「ぼけ」に転訛したらしい。

学名:Cheanomeles speciosa
         Cheanomelesは「chaino(開ける)+melon(りんご)
    speciosaは、美しい・華やか、が語源

花言葉:「先駆者」「指導者」「妖精の輝き」「平凡」

観賞用のボケは中国から渡来した唐ボケがほとんどで
日本産のクサボケ・草木瓜は、赤い花を地上すれすれに、日当たりの良い斜面に咲いてるものだそうです。

そういえば、去年のお花見で入間川の辺を散歩したとき、土手の草むらに顔出すボケを見つけて撮っておいたっけ!!

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これが日本の草ボケだったんだね♪

ボケカス呼ばわりされた前出のおっちゃんたちも
学名や花言葉を聞いたら許してくれるやろか~。。。

許してね。。。だって笑い話なんだから。。。

和田アッコさん風に

♪笑って~許して~♪

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2010年3月 5日 (金)

三寒四温の「夢見月」

3月の春先の変わりやすい天気を良く「三寒四温」と言うけど

三日寒くて~四日温かいどころか、
一日おきに 「さむっ!」~「あつ~い」ところころ変わる天気についてゆけない

そもそも「三寒四温」って、中国北部・朝鮮などで冬の季候を表す言葉として用いられていたそうですよ。

冬のシベリア高気圧から吹きだす寒気が7日くらいの周期で強まったり弱まったりすることに由来するらしい。。。

日本では春先に低気圧と高気圧が交互にやってきて、あたかも三日寒くて四日暖かい日が周期的に繰り返すので、この「三寒四温」が早春の季節用語におさまってしまったようです。

で、今週はこの気圧の流れが速く一日おきに日本列島を通りすぎて行ったらしいです。

今日は20度を越えて初夏のような暖かさ
「彼岸桜も咲きだしたよ~」と、近所のおばちゃん。

そういえば、4年前夜桜を撮った写真があったはず~
花粉症であまり出歩けないので、古い写真を掘り起こしてみよう!!

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ライトアップするからと、早々出かけた満開の夕桜にお月さま

思えば初めて撮った記念すべきお月さまだったのかも

三月は弥生・やよい
木草弥生月・きくさいやおいづき が変化したもの
旧暦では桜が咲く頃なので、花咲月・花見月という呼び名もあり

桜の事を夢見草ともいい、そこから三月を「夢見月」と、呼んだそうです。

4月から新学期がはじまり、新しい進路にむかって夢ふくらませる三月に相応しい呼び名ですね。

ぼんやり見る夢もあり
 厳しい現実から勝ち取った夢もあり
  挫折から這い上がった夢もあり
   まだまだ遠い夢もあり
     棚からぼた餅の夢もあり

なんだってイイ!夢があるのは幸せなことなのだから。

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2010年3月 3日 (水)

うちのお雛様・・・娘たちへ♪

今日は長女の誕生日

急に思い立って お雛様デジブック作ってみました~

今年のお雛様もワンコと二人だけど・・・

離れて暮らす娘たちへ
そして昔の私へ・・・贈ります!

今の女の子も~昔の女の子も~
みんな幸せになぁ~れ

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2010年3月 2日 (火)

☆『星空ナビ』でDSデビュー☆

遅ればせながら~任天堂DSやっと手にしました!!

脳トレとかで、おばさん世代もブームになった時も
アナログなパズルにこだわり・・・
数読(ナンプレ)も2~3年前、超難易度レベル18を10分台で成し遂げてからは・・・DSもWiiも一気に遠ざかっていたのに・・・

甘栗のデジタル化はデジカメと共に
花見~鳥見~月見~星見~へと加速して

天体望遠鏡と共に、夜空の観察を始めたわけですが
お月様と冬の代表的な星座・オリオン座しか分からず
いろいろ調べても実際の夜空のどこに土星が、火星があるのかチンプンカンプンなので、困っちゃう~と途方にくれてたところ・・・

見つけましたよ~!! 『星空ナビ

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夜空にかざして楽しむ星空ガイド「星空ナビ」を使うために

ついにDSを手に入れたわけです~!!

ところが当地はここのところお天気がわるく星も月も見えません

仕方がないので、付録やセット本を眺めていましょう~!!

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2010年3月 1日 (月)

続「春告草」・・・仏の座・ホトケノザ

先月の小川の土手で見つけた、小さな野の花「ホトケノザ」

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赤紫のサルビアの花を小さくしたような花が
てっぺんの葉の腋から突き出るように咲いている

まるで春の訪れを喜んで跳びはねているようで、微笑ましい♪

葉の形が幾重にも重なって、あたかも仏の座わる蓮座(台)を連想させることから「ホトケノザ・仏の座」と名付けられたと云われている。

別名:三階草
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こんな風に葉が階を重ねるように段々につくことから・・・「三階草」

見事な三階建ての蓮座になっていますね~。
 蓮座:釈迦・菩薩・仏などがのる蓮(ハス)の花の形をした台座

春の七草のホトケノザはこの花ではなく、
キク科の「タビラコ・田平子」の事をさすので別ものです。

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シソ科 オドリコソウ属 
学名 : Lamium amplexicaule
  Lamium(ラミウム)はギリシャ語の「laipos(のど)」が語源
  花?の筒が長くてのど状に見えるから。。。

オオイヌノフグリ・・・星の瞳
ハコベ・・・朝開け
オドリコソウ・・・三階草

この三種を春を告げて咲く『春告花(草)トリオ』に任命しよう!!

もう一つ 「ハハコグサ」が撮れたら~
『春告四天王花』として盛大に書き込むとしよう!!

なんせ、どれも地味な雑草あつかいされてる花なので、
せめて甘栗おばさんのブログでは、
華やかに大注目して書いてみるとしよう!!
・・・あくまで甘栗の私感ですけどね。。。

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