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2009年12月18日 (金)

庭にも竜が・・・

「今年は竜にしといたよ」と、いつもの庭師のおじさん。
中国じゃぁ、植え込みを良く竜に仕立てるんだよ、と。

小さな狭い甘栗庭は、庭師にお願いするまでもないんだけれど、ツル薔薇が元気良すぎて手に負えなくなって、5年ほど前から年一度だけ、さっぱりと散髪に来てもらっている。

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右が頭で、背中の山が二つ三つ、いいだろぉ~?!と、ご満悦

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春、満開のツル薔薇たち。
元気なナニワイバラは、一重の真っ白い花びらがハート型で8センチくらいの大輪
良く、椿ですか?なんて声をかけられます。
イバラって言うくらいだから、棘がすごいです。

中央は黄木香バラと白木香バラ

右側のは、少し送れて咲くピンクのツル薔薇・・・挿し木で友人からもらったので名前がわからない。

みんな一季咲きなので、にぎやかなのは春のみ。
来春には、満開の薔薇で装った竜になっていますかどうか?

「竜」と言えば、3年前、母娘で訪れた京都「天龍寺」で面白い話を聞いたのを思い出しました。

法堂「雲龍図」・・・パンフレットより
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この「八方睨み」の雲龍図

加藤又造画伯は何を模して描いたのか?

角は、鹿

目は、兎

顔は、駱駝

耳は、牛

手は、虎

爪は、鷹

鱗は、鯉

お腹は、大蛤

全体は、海老

・・・と、おじさんがぐるりと回りながら説明してくれました。

甘栗は、ニョロは超苦手なんだけどなぁ~・・・縁起の良い竜なら良しとしましょう!

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