とんがり山となだらか山・・・車窓から
高速道路整備の恩恵を受けて、
先日、日帰りで古里へ行ってきました。
道中、群馬県側から、遥か前方に真っ白な冠雪山が見える。
富士山のわけないし・・・浅間山だろうか?
と言うのも、上信国境の長いトンネルを抜ける前から見える事はほとんど無い。
それほど、県境の山の後先では天気がまったく違うのです。
こちらが雨なら、あちらは晴れ。
あちらが雨なら、こちらは晴れ、と言うように。
今日はあちらも、こちらも薄曇りで同じ天気だから見えてるんだね。
真っ白いなだらか山
ごつごつした妙義山の横に真っ白な浅間山がキレイです。
優美な姿とは裏腹に
♪浅間はことに活火山~♪
と、県歌に歌われています。
県歌「信濃の国」は六番まであり、すべて歌えば信州「信濃の国」の地理・歴史、全貌が解る・・・と言うスゴイ県歌なんです。
一番と二番を紹介しておきましょう!
<一> 信濃の国は十州に 境連なる国にして
そびゆる山はいや高く 流るる川はいや遠し
松本 伊那 佐久 善光寺 四つの平は肥沃の地
海こそなかれもの沢に 万足らわぬ事ぞなき
<二> 四方にそびゆる山々は 御嶽 乗鞍 駒ケ岳
浅間はことに活火山 いずれも国の鎮めなり
流れ淀まず行く水は 北に犀川 千曲川
南に木曽川 天竜川 これまた国の固めなり
浅間山が見えると、二番をいつの間にか歌っています。
県境の10本のトンネルを抜けると、やっぱり浅間山は雲の中でした。
ごつごつしたとんがり山の妙義山も、通るたびに圧倒されます。
急勾配の斜面と尖った姿が特徴的で、日本三大奇勝の一つ。
日本百景にも選定されている。
今回は助手席から運良くコンデジで撮れました。
妙義山(1104m.)・・・白雲山・金洞山・金鶏山・相馬岳・御岳・丁須ノ頭を合わせた総称
とにかく、我が古里は山国なので
どこから行くにも、1000メートル以上の山を越えて行かねばならない。
実家に行くまでに、高速道路でも20本のトンネルを抜けて行く。
県境は4キロのトンネルの中。
子供の頃は、夏でも霧のかかる碓氷峠をこえて来たものですが
高速道路のおかげで、3時間もあれば着くので、いつも日帰り。
ふるさとは遠くにありて 思うもの・・・
いえいえ、思うだけでは伝わらない。
お土産は、笑顔。
今は、こうしてちょくちょく年老いた親の顔を見に行けます。
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