冬至の月・・・地球照
冬至の今夜の月は、上弦の月「弓張月」
今まで通り、Mマニュアルで撮った今夜のお月様。
冬の澄んだ夜空に浮かぶ三日月を、よく見てみると・・・
月の細く輝く部分の他に、かすかに青白い光の中に
薄墨月の模様が見えます。
それを撮ってみたいと、急に思い立ったので
久しぶりに、お月様の登場です。
それは、月を照らす地球の光・『地球照』
新月や三日月の際、地球から反射した太陽光が、月の暗黒面を薄明るく照らしているのです。
地球の照り返し・地球回照光・地光。
「こよみのページ」によると・・・
満月の夜が明るいのは、太陽に照らされた月が反射した光で地球の夜の部分を照らしているからですが、これと同じ事が月でも起こっています。
新月に近い頃の月から地球をながめると、満月のような形に見えます。
月の陰の部分を照らし出していたのは「満月のように輝く地球の光」だったのです。
甘栗のカメラの腕が未熟なので、横に写っている緑の弧は夜空のものではありません。
たぶん、外灯の下で撮ったので、レンズに余計な光が反射して入り込んだのかもしれません
なんだか不思議な感じですね。
遥か遠くの宇宙の中で、一番近いお月様。
毎夜、見上げれば、満ちたり欠けたりする姿がある。
その陰を照らしているのが、地球だなんて!
その陰に地球の輝きを写しているなんて!!
暗い宇宙を旅するパートナー・月を、地球が照らしているなんて
嬉しくなっちゃいますね
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