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2009年12月10日 (木)

小春と小菊

今年も暖冬なのだろうか・・・
師走も10日過ぎても、小春日和が続いている。

秋の七草の選定にあたり、野菊はどうだろう・・・と、源平小菊を紹介してくださる方がいて、先月調べた時写真に撮っておいた。

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近くの園芸店のロックガーデン風の店先に咲いていた。

ハルジオンや東菊と同属の宿根草
キク科むかしよもぎ属
ぺらぺら嫁菜・ぺらぺら姫女苑・無休菊・エリゲロン・源平小菊
・・・と呼び名が多い。

[源平小菊]が一般的だし、甘栗もそう呼ぶのが一番好き。
北アメリカ西部が原産地で、外来の園芸種が野生化したらしい。
1949年に野生化が初めて確認されて、ぺらぺら嫁菜と名づけられたそうです。

昔の歌人が詠んだ詩に由来しているのかもしれない。
135_2

「咲き始めの 幼き頃は 桃色に 頬染めて
  咲き進み 花も盛りの時になれば 白無垢になりし候」

また、4月から11月と花期が長いので「無休菊」と呼ばれている。
この陽気だと年をまたいで咲き続けているかもしれない。
それ故、秋の七草に加えることを断念したので、今日の記事にしてみた。

源平の由来は、一つの株から、白とピンクの花が両方咲くことから
紅白の源氏と平家の旗の色から「源平小菊」と名づけられたそうです。

小春日和・・・小さい春と書いて「小春・こはる」は、春の手前ではなく、晩秋から初冬にかけて、穏やかな暖かい日のこと。
小春(こはる)とは陰暦10月のことで、太陽暦の11月にあたる。
この頃の陽気が春に似ているため、こう呼ばれるようになったそうな・・・

小さい秋は「小秋」とは言わないねぇ~!?
♪ちいさい秋 ちいさい秋 みぃつけたぁ~♪
と、歌われるように、季節の中で秋らしいモノや事を言うだけですよねぇ~。

四季のある日本だからこそ、季節にも草花にも、雲や雨の呼び名にも、いろんな言葉や表現があるんですね。

ちなみに小春日和を英語では Indian Summer というんだそうですよ。
やっぱ、日本語のほうが風情がありますよね。

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コメント

まぁ~
嬉しいコメント!

そんなこと言われたらぁ~、木に登っちゃいますョ
ありがとうございます。
励みになります。

投稿: 甘栗 | 2009年12月12日 (土) 23時50分

源平小菊、やはりこの名前がいいです
ハルジオンとか小さい野菊見たいな花って大好きです
由来も、面白かった
小春日和って言葉も可愛くてほんわか~あったかくて
日本語がいいですね!!
こんな小春日和この穏やかな日は~
なんて歌もあるし
甘栗さんのブログはとっても楽しく面白く勉強になって
素晴らしいですね

投稿: | 2009年12月12日 (土) 21時21分

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