初・霜柱
今朝の冷え込みは、この冬一番。
花も少なくなり、秋色の葉もすっかり落ちて
冬色の景色の中で、写真に撮れるものがないなぁ~
いえいえ・・・
冬には冬の、空からの贈りものがありました。
雪こそ降らないけど、氷や霜・霜柱があるじゃない!
霜柱・英語でneedle ice
針のように細い氷の集まりが、地表を押し上げて、
滝の様でもあり・・・テグスか緑豆春雨のようでもあり・・・
地中の水分が凍ってできるもの
だから頭に土粒子を載せています。
霜は大気中の水が凍ってできるので、霜柱とは生成機構が異なります。
雪に覆われた大地がほとんどの古里では、霜柱を見た事がありませんでした。
上京して、寒い朝に霜柱をサクサク踏みながら歩く楽しさを初めて知ったっけ。
娘と手を繋いで歩きながら、わざわざ公園の霜柱を踏み荒らして、幼稚園に通ったっけ。
そうなのです。
土があるところなら、どこでも霜柱が発生するか、というとそうでもなさそうです。
関東ローム層の土粒子の大きさが、霜柱の発生に調度良いそうです。
また、水は凍る時、異物を吐き出しながら凍ろうとするそうです。
それでこんなに透明で綺麗な氷柱になるんですね。
だから頭に土の粒を載せているんですね。
氷の結晶は六角柱、雪の結晶と同じ。
マクロレンズで撮ったけど、六角柱かどうかは分からない。
アングルを変えて、霜柱の一本を取り出し、断面を撮れたら
六角形だったのだろうか・・・?
これから冬の始まり・・・
機会があったら、実験してみましょ!
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