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2009年11月 9日 (月)

銀杏も黄葉

銀杏など葉が黄色に染まるのを、黄葉(こうよう)
カエデなど葉が赤く染まるのも、紅葉(こうよう)

200811020_convert_20091109211622 近所の街路樹の銀杏の木も、こんなにきれいに色づいてきました。

銀杏の黄葉やもみじの紅葉は、葉の色が赤色や黄色に変わるのではなく、緑色のクロロフィルが減少して、元々葉の中に一緒にあったアントシアニン(赤色)やカロテン(黄色)の色が現れてくるからなんだそうです。

この銀杏並木に交差する欅並木はバッサリ強剪定されちゃいましたが、銀杏は今のところ無事です。

銀杏の木は中国原産で、広葉樹にも針葉樹にも属さない、原始的な平行脈を持ち二又分枝する珍しい落葉高木なんですって。

雌雄異株で、アヒルの足のような形の葉で区別できるという俗説もあるとか。
雄の葉は中央に深い切れ目が入っていて、雌の葉は切れ目がなく扇型(力士の大銀杏髪型)・・・なるほどー!

花期は4~5月。葉が芽吹くと共に出てくるらしい・・・小さな葉は芽吹いた時から扇型で可愛いねーって注目していたけど、花はどこに咲いていたのだろう?どんな花なのだろう?

「樹木大図鑑」によると・・・
雌花に花びらはなく、葉の短い茎のような先端に極小さい花?が付いている・・・きっと見つけられないくらい花らしくない。

雄花・長さ2センチの尾状の小さな花房・・・来春は注意して見てみよう!街路樹はギンナンは生らないから雄株のはずだから、雄花は見れるかも。

銀杏は古代からある種で、約2億年前に全盛期を迎え、世界各地で化石が見つかっていますが、現存するのは1科1属1種で、ほかに似た樹はないそうです。

プシッタコサウルスなどの白亜紀の草食恐竜などにも、主食のひとつとして好まれていたそうです。

銀杏ってすごいんですね!
古代からのロマン溢れるこの銀杏の樹たちの黄葉、もっともっと愛しんでみたいですね!

028convert_20091109211744

まだまだ、これからどんどん黄金色に染まっていきますよ。

それにしても、銀杏の樹にもこんなに個体差があります。

早々と黄金色に染まる早生(わせ)・・ませているもの
まだまだ緑色で晩生(おくて)なもの

この差はどこから来るのでしょう?
雄の木のほうが早いらしいのですが・・・詳しくは分かりません。

各地から紅葉・黄葉の便りが届いています。

新しいカメラにきれいに写したいものです。
今日、デジイチに新しい機能をPCからダウンロードしてUSBで繋いで登録しました。

EOS Utility を使って、ピクチャースタイルファイルを追加登録してみました。

トワイライト:日の出や日没前後の微妙なグラデーションの空の色を再現
クリア:曇天や霞がかった天候での望遠撮影を立体的にくっきりと表現
紅葉:秋ならではの色彩の美しさをスタイル。黄色や赤色を鮮やかに再現するだけでなく青空とのバランスも考慮し、華やかさとデリケートさを両立

う~ん!すばらしい!

ますます、楽しめそうですね。
今日の写真はコンデジでしたが、デジイチ持って紅葉狩りに行かねば!

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