柿の脱渋・その2
10日ほど前の、甘栗庭の百目柿の脱渋(渋抜き)は、やや不完全で若干渋みも残り、甘味もイマイチ。
そこで残りの柿を収穫したので、もう一度ネットで調べてみた。
その中でも写真入で親切だった「カキに関する情報提供システム 脱渋法:果樹研」にそってやってみた。
☆アルコール脱渋法
- 35度の焼酎、0.07ミリ厚さのポリエチレン袋、箱、新聞紙、ヒモ
- カキの重さを量る
- 焼酎は柿1kg.に対し10ml使用
- 箱のポリ袋の中に新聞紙を数枚重ねて敷き、その上に柿を並べる。
- 必要量の焼酎を計り、柿に直接触れないように新聞紙の間に流し込む
- 新聞紙で包み込む
- ポリ袋の空気を手で抜きながら、袋の半分までねじり折り曲げヒモできつく縛る
- そのまま室温(20℃)で放置すると、7~8日で甘い柿のできあがり。
残りの柿をほとんど収穫
38個
2個は鳥達のために木上に残し
一つ一つ重さを計ってみたら・・・
総重量:12.215kg.
前回の分も合わせると50個以上は収穫。
さて、上手く渋抜きできないと大変な事に・・!
0.07ミリ厚さのポリ袋なんてなく、0.35ミリを2枚重ねて使用。前回は0.02ミリだったから不十分だったのかも。
焼酎も25度だったし、ウル覚えでやったのが失敗の元だったのかな~。
「果実酒の季節」35度を123ml計り
ポリ袋を縛り、ダンボールの上からもポリ袋で包みガムテープで密封
これで一週間後には甘ーい柿の出来上がり。
・・・・・・・・・?
あっ!
上の「6番の新聞紙で包む」が出来てない!・・・柿が多すぎて新聞紙が上に包み込めなかった・・・とほほ・・明日やりなおさなくては!
みごと脱渋が完成して甘い柿になったとしても、こんなに食べきれないのに・・・
渋柿のままだったら、処分するのも大変!
なんとしても甘い柿にして、友人におすそ分けして助けてもらわねば!
カキについて、もう一言。
Wikipediaによると・・・
学名:Diospyros kaki Thunb.
和名:カキノキ
英名:Kaki Persimmon
「カキノキ」のタイトルを見てびっくり!
さらに、和名・英名を見て二度びっくり!!
和名は「柿」じゃなくて「カキノキ」だし、英名も「Kaki」だし
やっぱり日本の家には柿の木がなくちゃ!って言ってた甘栗おじさん大正解でしたね。
ちなみにリンゴは、和名が「リンゴ(林檎)」で「リンゴノキ」でじゃないんだって!!
さてさて、もう少し甘い柿になるために百目柿のお守りをしましょ!
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