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2009年11月 8日 (日)

柿の脱渋・その2

10日ほど前の、甘栗庭の百目柿の脱渋(渋抜き)は、やや不完全で若干渋みも残り、甘味もイマイチ。

そこで残りの柿を収穫したので、もう一度ネットで調べてみた。

その中でも写真入で親切だった「カキに関する情報提供システム 脱渋法:果樹研」にそってやってみた。

☆アルコール脱渋法

  1. 35度の焼酎、0.07ミリ厚さのポリエチレン袋、箱、新聞紙、ヒモ
  2. カキの重さを量る
  3. 焼酎は柿1kg.に対し10ml使用
  4. 箱のポリ袋の中に新聞紙を数枚重ねて敷き、その上に柿を並べる。
  5. 必要量の焼酎を計り、柿に直接触れないように新聞紙の間に流し込む
  6. 新聞紙で包み込む
  7. ポリ袋の空気を手で抜きながら、袋の半分までねじり折り曲げヒモできつく縛る
  8. そのまま室温(20℃)で放置すると、7~8日で甘い柿のできあがり。

035_convert_20091108222854

残りの柿をほとんど収穫

38個

2個は鳥達のために木上に残し

一つ一つ重さを計ってみたら・・・

038_convert_20091108223250 最大:410g、最小:260g

総重量:12.215kg.

前回の分も合わせると50個以上は収穫。

さて、上手く渋抜きできないと大変な事に・・!

036_convert_20091108223041 0.07ミリ厚さのポリ袋なんてなく、0.35ミリを2枚重ねて使用。前回は0.02ミリだったから不十分だったのかも。

焼酎も25度だったし、ウル覚えでやったのが失敗の元だったのかな~。

「果実酒の季節」35度を123ml計り

039_convert_20091108223350 新聞紙の間に注入

ポリ袋を縛り、ダンボールの上からもポリ袋で包みガムテープで密封

これで一週間後には甘ーい柿の出来上がり。

・・・・・・・・・?

あっ!

上の「6番の新聞紙で包む」が出来てない!・・・柿が多すぎて新聞紙が上に包み込めなかった・・・とほほ・・明日やりなおさなくては!

みごと脱渋が完成して甘い柿になったとしても、こんなに食べきれないのに・・・

渋柿のままだったら、処分するのも大変!

なんとしても甘い柿にして、友人におすそ分けして助けてもらわねば!

カキについて、もう一言。

Wikipediaによると・・・
 学名:Diospyros kaki Thunb.
  和名:カキノキ
 英名:Kaki Persimmon

「カキノキ」のタイトルを見てびっくり!
さらに、和名・英名を見て二度びっくり!!

和名は「柿」じゃなくて「カキノキ」だし、英名も「Kaki」だし
やっぱり日本の家には柿の木がなくちゃ!って言ってた甘栗おじさん大正解でしたね。

ちなみにリンゴは、和名が「リンゴ(林檎)」で「リンゴノキ」でじゃないんだって!!

さてさて、もう少し甘い柿になるために百目柿のお守りをしましょ!

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