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2009年11月

2009年11月30日 (月)

野菊って、ど~れ?

甘栗的、平成の「秋の七草」を選定するにあたり
野菊はどうだろう?・・・と。

はて、どの花・キクが野菊だろう・・・?

野菊とは、その字のごとく「野に咲く菊」「野生の菊」のこと。

ふつう菊と言えば、中国で作出されたものが伝来したもので、和名をキク(キク科キク属)と言い野生のものは存在しないのだそうな。

野菊は、野生の植物でキクに見えるもの。
さらに、菊と言えば秋の花だから、秋に咲くもの。

キク属の代表的な野菊にリュウノウギクがある。
先日の神代植物園で撮る事ができた。

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山野に咲く可憐でひかえめな白い野菊は、野の花・秋の七草にぴったり!

他には、シオン属のノコンギク・・・薄紫の花で山間の沢から人里まで広く分布

ヨメナ属のカントウヨメナなどは、薄紫の花をつけ道端でよく見かける野菊である。

よって、甘栗はこのリュウノウギク(竜脳菊)を秋の七草に加える事に決定

後日七種、発表!・・・したい・・・する・・・かも。

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2009年11月28日 (土)

マクロ・葉っぱ編

葉っぱばかり撮っている甘栗に、先生が
「葉っぱ、好き?・・・いいよ、その目線。大事にしなさい」と。

岩場などに低く生えている這松?の前で、撮り方を説明してくださった。

揃って固まっている枝を探し、その中でちょっとだけ出てるところに合わせる
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貸してみっ!・・・と、またまた先生のデーター!!
これも永久保存ですぞ

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葉っぱ好きな甘栗は、赤い葉を入れて秋を表現・・・なんて、ね。
ピントも甘く、主題もボケボケですねぇ~

さらに、人と違った目線をさがして・・・
老木の幹に生える苔に注目
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なんと・・・ピンクの花が咲いています。
肉眼では絶対見れない世界!
これこそマクロの醍醐味。
もうちょっと、花にピントを合わせられたら良かったのに。

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可愛い蕾も、発見!

甘栗が葉っぱに惹かれるのは、脇役が好きだから・・・

時の流れや、季節のうつろいに様々な姿を見せてくれるから・・・

若葉・黄葉・紅葉・落葉・枯葉・・・

葉書・・・言葉・・・

一番好きなのは、言の葉。

人だけが持っているコミュニケーション・ツール・・・ことば。

きれいだな、と思うところを写真に撮る
感じたままを表現するために、言葉を添える。

感じたままを伝えるために、言葉を探す。

心惹かれる野の花や、小さき生き物に出会えた時
名前や成り立ちを調べると、さらにウキウキ心ときめく。

新しい言葉を手に入れた時
いくつになっても、心が育っていく気がします。

他にマクロで撮りたい物は、雫。
まだまだな、雫マクロをアップして、おわり。
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2009年11月26日 (木)

マクロ実習・続編

大きくズームアップで撮るだけが、マクロではない・・・って事。

小さく撮って、大きく写す・・・?
小さく合わせて、大きく撮る・・・?

先週の屋外での「マクロ入門」実習の、後半は
バラ園から園内をぞろぞろ歩き、広場へ移動
荷物を全部置いて、芝生の広場中央へ集合
「カメラも置いてぇ!」と先生。
芝生の真ん中に小さな落ち葉を立てて
「これを逆光で撮るには・・・視線を合わせるには・・・どんな位置?どんな格好する?してみて!」と、先生。
しゃがんでもまだ低い!
腹ばいになる者、頭だけ無理な体勢で芝生に近づける者・・etc
「被写体と同じ高さまで、目線を近づける!みんなは高すぎる!」と。

次は、隣りのコスモス園で、背景を活かす撮り方を実習。
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先ずはマクロならではの一枚。
白い花びらが綺麗だったので・・
背景にもう少し他のコスモスを上手くボケさせれたら・・

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こんな感じに・・・
今度は主題が、ど真ん中・・・とほほ。

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構図はまずまず・・・
でも、肝心のメインのコスモスがイマイチ・・・
綺麗な花を探すのも大事・・
カメラは肉眼の半分しか写せないのだから、主題に適しているのか見極めるのも大事!

あっという間に終了時間。

足が攣る者あり、疲れて座り込む者あり、
皆口々に「目が疲れたぁー!」と目頭を押さえ
「なんか、目が回るぅー・・・」と、甘栗だけじゃないんだねぇー。
レンズと一緒に、眼球の奥でも絞りを調節してたみたいで、
その上無理な慣れない格好をしていたせいか、
ホントに「マクロって、目が回るぅ!!」なんです。

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2009年11月24日 (火)

狛寅と椛の「多聞院」

2年半前、牡丹の花を見に訪れた時
若葉のもみじが境内の空を覆っていて
紅葉の頃は、さぞかし綺麗だろうね!・・・と。

やっと、今日行ってきました。
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ここ隣市の「多聞院」の狛犬は・・・寅
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狛寅「阿」                   狛寅「吽」

来年の干支は「寅」
だから、もみじをバックに狛寅を撮ってみたかったんだよね。

ここには他にも面白い像がいろいろあります。

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「悟りの鬼」の後ろで、静かに見守る「おかみさん」

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Photo おかみさん、還暦?

前は、この通り

静かに手を合わせて居られたのに

なんだか、老けて見えますよ。

石像なのに・・・

他にも可愛い「身代わり寅」が並んで
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この小さな「寅」に名前を書いて、
毘沙門様の化身である「寅」に願いを請う、訳ですね。

遠くから見ると、ピカチュウがいっぱい!

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境内のモミジも綺麗でした・・・

萌える様な赤・紅・黄・橙・・・緑。。茶。。
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やはり、もみじと寺院仏閣は良く合います。

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2009年11月22日 (日)

デジブック「秋色を訪ねて・・・」見てください。

15日に訪ねた昭和記念公園で、秋色たくさん見つけました。

今回のデジブックもチョイと長いです。

きらきら輝くテーマに添って
秋の光の中、色とりどりの温かい秋色をお届けします。

良く見ると、一つ一つの葉っぱは痛んでいたり
くすんでいたり、様々ですが
それも、都会の自然なんだと受け止めています。

晩秋の今、日が暮れるのも早くて
ちょっと淋しい気もしますが・・・

色づくモミジやイチョウは、華やかで散りゆく先もにぎやかです。

草むらや木立に、絵を描いてくれた秋に・・・感謝して・・・

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2009年11月20日 (金)

マクロレンズ入門講座・屋外実習「バラ」編

前半の1時間は、日陰の「バラ園」で
(光があたってる所では、明暗の差があり過ぎて綺麗に撮れないから)

先生曰く・・・バラは花として完成されてるので、最も表現しにくい被写体。バラだと言う先入観を捨てて、花を花として撮らないように。いろんな角度から被写体を観察する目を養うように。

と言う課題のもと、

先ず甘栗は、バラの棘に注目!
棘だけど、色が優しくて柔らかい印象に撮りたくて・・・
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すると、先生が「貸してみっ!」って甘栗のカメラでアングルや構図の撮り方を説明して下さったのです。

わ、わ、わたしのカメラに先生のデーターがぁー!!
これは永久保存ですぞ!

枝に添って上から一つの棘に合わせた方が表情が出るよ!・・・と。
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プロカメラマンN氏、データー。

甘栗も早速、教えてもらったように・・・
上から枝に添って・・・ふぅ~、難しーい!
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ピントの甘いのは気にしなくて良い。
むしろ自分の目線を養うように!・・・と、温かいアドバイス。

葉っぱばっかり撮ってる甘栗に、
「葉っぱ、好き?・・イイよ、その目線。大事にしなさい。」って!!

うふふ、ちょっと、嬉しい。

葉っぱだけではなく、花も撮ったので少しアップ。
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巻きの美しいバラ。

波うつプリーツの花びらも・・・
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雫をほっぺに付けてる横顔も・・・
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後半はコスモス畑に移動して、構え方など。

ふぅ~っ!
やっぱり、マクロって目が回る。

・・・つづく。

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2009年11月19日 (木)

さざんか・・さざんか・・さいたみち~♪

さざんか、を漢字で書くと「山茶花」
そのまま読めば「さんちゃかorさんさか」
読みの通りに書けば「茶山花」

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近所の垣根に咲き出しました。(コンデジ)

中国では、山茶が椿、茶梅がさざんかだったのが、いつの間にか、山茶がさざんかになってしまったようです。

先日の昭和記念公園にも、山茶花が咲いていたのでマクロレンズで撮ってみました。
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間違えるだけあって、椿に似ています。

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椿と山茶花の違いは、散り際にあります。
椿は花ごと、ぽとりと落ちるのに対して、
山茶花は花びらが一枚ずつ、はらりはらりと散っていきます。

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山茶花のやさしさの秘密は、この散り際にあるのかもしれませんね。

さざんか、のように間違いから変化した言葉には・・・

「新しい」は、もともとは「あらたしい」
「舌鼓・したつづみ」も「したづつみ」と、
言いにくい言葉は、間違いも手伝って、変わってきたらしいです。

「ら」抜き言葉も、鼻濁音も言いやすいように変わってゆくのは、時の流れの定めなんでしょうね。

そのくらいならまだしも、若者言葉の中には理解不能な、もはや日本語じゃないよね、って言うものまで出てきてますが、言葉遊びとしては楽しいのかも。

言葉も写真も表現の手段なら、マクロの世界も、なんだか解らないけど「きれい!」で良いのかも・・・
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2009年11月17日 (火)

背比べ!?・・・皇帝ダリア

20099035_convert_20091117222346近所の歩道に、勝手に生えてきた草

節が竹みたいで何の木だろう?

11月に花が咲くらしいよ。

3メートルにもなるんだって!

「皇帝ダリア」って言うらしいよ・・・・。

この画は夏のもの。

11月になって背丈も3メートルくらいになったけど、一向に咲く気配なし。

一昨日の昭和記念公園に咲いてました。
初めて見た!・・・3メートルどころじゃない!

5メートル以上にはなってる。

まるで銀杏の木と背比べしてるみたい!
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まるで竹林。
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これでもキク科の多年草。
草なんです!
目の高さにある茎は、直径7~8センチはありそうな竹の節のようになっている。

別名:木立ダリア

皇帝ダリアの名にふさわしく、威風堂々として、
天辺に咲いているピンクの花は勲章みたい
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ハイブリッドIS搭載、マクロLレンズを中望遠レンズとして
天辺の花の表情を撮ってみました。
風に揺れる天辺の花。

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蕾もたくさんついて、来月まで咲いていそうです。

花が咲き続けている間でも、強烈な寒波(3℃以下)がやって来ると、
まだ蕾がいっぱい残っていても一晩でダメになってしまうようです。

その前に挿し穂の確保を!
根元の2~3節を残して切り取って(ノコギリで)
切り取った茎は枝葉を全部取って茎だけに・・竹みたいになる
節ごとに切って、挿し穂を作る・・・らしい。

近所の歩道の皇帝ダリアで挿し穂作りしてみようかな~

外灯や門灯、窓からの灯りがいつも当たる場所では蕾がつかないらしいので、
この歩道の皇帝ダリアは咲かないかも・・・

キク科の植物は、秋になって日が短くなったことを感じると、
蕾ができるんですって!

日が暮れるのが早くて、木枯らしが吹いたりすると
追い立てられてるようで、寂しくて嫌いだったけど

秋のうつろいゆく中で、蕾をつける植物もあるなんて
ちょっと、素敵。

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銀杏と皇帝ダリアの背比べ
2億年前からある孤高の「銀杏」と、名前負けしてない「皇帝ダリア」

どちらも威風堂々と大地に根をおろしています。

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2009年11月16日 (月)

秋色を訪ねて・・・もみじ編

紅葉と書いて、もみじ。

銀杏と書いて、イチョウ。
ギンナンも銀杏と書く。

漢字って、面白い!
さらに・・・カタカナではモミヂ、紅葉も黄葉も「もみじ」と読む。
「椛」も「もみじ」・・・木+花。葉が花のように色づく、もみじの意味。

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昭和記念公園にはきれいに色づいたモミジがアチコチにあります。
晴天に恵まれ、甘栗のようなカメラを構えた中高年でカエデの周りは人だかりが・・・だからアングルに苦労しました。

先ずは、尾花の向こうの椛を写し・・・

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紅色に染まったハウチワカエデの枝先に、光が丸ボケとなって揺れ・・・

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イロハモミジも緑から紅へ・・・

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青い空から降り注ぐ光の中、もみじは黄葉から紅葉へ・・・

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紅色もみじに秋の光も揺れ・・・

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赤く色づいたカエデの枝が伸びて
古木桜の下、背を丸めた人々にも温かい日の光が降り注ぎ
わんぱく広場から元気な声が響く

昭和から平成になって20年の記念の時
長閑な時の流れに!・・・感謝。
うつろいゆく秋に!・・・乾杯。

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2009年11月15日 (日)

秋色を訪ねて・・・国営昭和記念公園

青い空・・・モミジの赤・・・イチョウの黄色・・・緑・茶色・桃・白・灰・黒・etc

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立川の昭和記念公園の中は、色とりどりな草木に溢れていて、絵の具箱をひっくり返したようでした。

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紅葉まつりの公園は、本日「平成天皇即位20周年記念」にて入場無料。

門を入るとすぐ、このイチョウ並木が噴水をはさんで両脇に2列ずつあります。高さ制限でもあるかのようにキッチリ角刈りのイチョウの大木たち。

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並木道を歩くと、両脇から枝をいっぱい伸ばしトンネルを作っている。

たぶん、そのために縦ではなく横に伸びるように高さをそろえて角刈りにしたのかもしれない。

057 ワンちゃん連れは、誓約書を書いて入場できるとあって、ワンちゃんの多かった事。

もちろん久しぶりの快晴も手伝って、老若男女たくさんの人々も、皆カラフルな装いでにぎやかでした。

全長300m.の黄色いトンネルと落ち葉のジュウタンを歩きながら、マクロレンズを中望遠レンズとして撮ってみました。

ギンナンの生り方の面白いこと。
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青い空と黄金色のイチョウの葉のコントラストが眩しかったこと。
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老木のごつごつした幹から、緑の葉と薄黄色の葉が直接出てる様は、ひっそりと何かを訴えかけているよう。
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きれいな紅葉モミジに行く前に、ナンキンハゼを紹介して今日は終わりにします。

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モミジ編へつづく・・・

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2009年11月14日 (土)

雨上がりのスナップ

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公園の桜の葉も色づいて、雨に打たれて落葉。

水溜りには古桜の枝が写り、見上げた先にはまだ五分(咲き)の紅葉が残っている。

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欅の大木も葉を落とし、冬の訪れを待っている。

地面にしっかり張られた根は枝の様。

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はなちゃんは、こんな雨上がりの日は決まってボール遊びをして帰ります。

昨日の先生の教えをもとに、ちょっとだけ視点を変えてみました。

コンデジだけど、何げない風景の中にも見方を変えると・・・

見たままの感動を、全体を撮らずに部分で表現したほうが伝わる!・・・って、こう言う事?!

なるほどー!!

先生の教えをきっかけに・・・

やっぱり、習うより慣れろ!ですね。

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2009年11月13日 (金)

マクロレンズ入門

新しいマクロレンズ「EF100mm F2.8L マクロ IS USM 」を使って入門講座を受けてきました。

手持ちで高精度な撮影が可能。
カメラの角度ブレとシフトブレ、ふたつの手ブレを補正するハイブリッドIS搭載のレンズで、マクロ撮影にチャレンジ!

2週間前に基礎講座を受けたばかりなのに・・・
マクロ撮影が上手くなりたい一心で、初心者がいきなり高い山を登ろうとしてる事に途中で気がついたけど・・・

定価12万円の、本体よりずーっと重い(625g)レンズは、講座終了まで無料で借りてきたので、やるっきゃない!!

家に帰ってから、早速先生の教えを思い出しながら、庭に出てみた。

どこにピントを合わせるか、背景を如何にきれいにぼかすか・・・前ボケは・・・

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不揃いな南天の実が面白かったので、前ボケもありで撮ってみた

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小さく撮ってピントを合わせると、背景のボケ味を生かした写真になる。

先生は『被写体を真ん中に置くとつまらない写真になってしまうから、画面を9分割した4つの交点に主題を配置するように』、とおっしゃったが

凡人の甘栗は、どうしても真ん中になってしまう。

『無意識から、何を撮りたいのか意識できるように
肉眼で被写体をよーく観察してから、今までと違うところにピントを合わせてみる。』

でも、どーしてもファインダーを覗きながら、どんな画にするか考えてしまう。

『違う目線を持つ。・・・きれいだな、と思うところを見つけてあげる。』

どーしても、中心にピントを合わせてしまう。

『ものの見方を変える!・・・つまらない被写体のほうが面白い画になる』

常識を打ち破るところから始めないと。

『肉眼の半分しかカメラは再現できないのだから、見た目どおりには写らない。』

『写真は真実を語る・・・と言うより、いかにウソをつくか!』

『説明はいらない、なんだか分からない部分があったほうが表現できる』

とか、目からウロコなお言葉をいっぱい聞いてきました。

要するに、自分がどう見て、どう表すか!なんだと思う。

では、庭のきれいに色づいた葉っぱを表現してみよう

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初日にしては、
ピンとは甘いが色は表現できたと思うけど、どーかなぁ~。

とにかく、明るいレンズです。

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2009年11月12日 (木)

「会津の旅」デジブック

10月3・4日の「会津の旅」の写真で、デジブック作ってみました。

新しいテーマ「風」に乗せて

ギターの音色と共に

ふたたび会津の風景をお届けします。

少し長いです。

写真の上にカーソルを合わせると、三角の再生ボタンが出ます。
クリックするとデジブックが開きます。その前に警告画面が出たら「OK」を。

左下の□をクリックして大画面で見てね。

途中で止めたいときは、カーソルを動かすと上下にボタンが出るので、×で閉じてください。

今後の予定・・・
あくまでも予定・・・

「四季の野の花」・・・「小さなものたちと」・・・「はなちゃんと一緒」etc

作りたいと思っているだけで、どんどん日は過ぎて

もう、木枯らしも吹く季節に

今年も あと 50日。

わぁ~い、大変だ。頑張らなくちゃ!!

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2009年11月11日 (水)

続・「ふるさと」

先月、帰省したさい唱歌「故郷」は我が古里を歌ったものです。

と書きましたが、その後10月24日の朝日新聞土曜版「be on Saturday」に詳しく書いてありました。

これが日本の原風景だ  唱歌「故郷」
  うたの旅人   長野県・中野市

間違いなく我が古里を歌ったものでした。

いつか再び記事にしたいと思っていたので、雨が降り続く今日書いてみようと写真を探してみた。

3年前の11月の写真と共に「故郷」を再び歌ってみながら、辿ってみたい。

200611_010 ♪兎追ひしかの山
   小鮒釣りしかの川
    夢は今もめぐりて
     忘れがたき故郷

♪♪如何にいます父母
   恙なしや友がき
    雨に風につけても
     思いいづる故郷

200611_021_2 ♪♪♪志をはたして
     いつの日にか帰らん
      山はあをき故郷
       水は清き故郷♪

北にこの高社山
西を走るJR飯山線の替佐駅には「故郷」のメロディが流れています。

そこから車で15分ほど走った山中に、故郷の作詞者「高野辰之」氏の生家があります。

「ふるさと橋」から北を見ると大平山と大持山があり、これが「かの山」なのだそうです。

兎追いの行事もあり、「かの川」は班川である・・・と。

高野は1909年に文部省小学校唱歌教科書編纂委員を嘱託され、教科書に載せるために、「故郷」のほか「春が来た」「春の小川」「朧月夜」「紅葉」などを作ったそうです。

1世紀に亘って歌われ続けた「故郷」の長野の景色が、日本人の共通イメージとなっていることに、あらためて 懐かしく誇らしく、古里の景色を思い浮かべています。

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三年前、年老いた両親の畑の、手塩にかけた大根の最後の収穫は、孫達総出で和やかに引き抜きました。

みごとな大根のなかに、こんなネジレ大根を引き抜いたのは、唯一の男孫でした。

太さ10センチもあった大根は、ステーキにして食べてみたら、甘くてジュウシーで美味しかったな~!

スーパーに並んでいる大根とは雲泥の差
そりゃそうだよ、父さん母さんの味だもの!!

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2009年11月 9日 (月)

銀杏も黄葉

銀杏など葉が黄色に染まるのを、黄葉(こうよう)
カエデなど葉が赤く染まるのも、紅葉(こうよう)

200811020_convert_20091109211622 近所の街路樹の銀杏の木も、こんなにきれいに色づいてきました。

銀杏の黄葉やもみじの紅葉は、葉の色が赤色や黄色に変わるのではなく、緑色のクロロフィルが減少して、元々葉の中に一緒にあったアントシアニン(赤色)やカロテン(黄色)の色が現れてくるからなんだそうです。

この銀杏並木に交差する欅並木はバッサリ強剪定されちゃいましたが、銀杏は今のところ無事です。

銀杏の木は中国原産で、広葉樹にも針葉樹にも属さない、原始的な平行脈を持ち二又分枝する珍しい落葉高木なんですって。

雌雄異株で、アヒルの足のような形の葉で区別できるという俗説もあるとか。
雄の葉は中央に深い切れ目が入っていて、雌の葉は切れ目がなく扇型(力士の大銀杏髪型)・・・なるほどー!

花期は4~5月。葉が芽吹くと共に出てくるらしい・・・小さな葉は芽吹いた時から扇型で可愛いねーって注目していたけど、花はどこに咲いていたのだろう?どんな花なのだろう?

「樹木大図鑑」によると・・・
雌花に花びらはなく、葉の短い茎のような先端に極小さい花?が付いている・・・きっと見つけられないくらい花らしくない。

雄花・長さ2センチの尾状の小さな花房・・・来春は注意して見てみよう!街路樹はギンナンは生らないから雄株のはずだから、雄花は見れるかも。

銀杏は古代からある種で、約2億年前に全盛期を迎え、世界各地で化石が見つかっていますが、現存するのは1科1属1種で、ほかに似た樹はないそうです。

プシッタコサウルスなどの白亜紀の草食恐竜などにも、主食のひとつとして好まれていたそうです。

銀杏ってすごいんですね!
古代からのロマン溢れるこの銀杏の樹たちの黄葉、もっともっと愛しんでみたいですね!

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まだまだ、これからどんどん黄金色に染まっていきますよ。

それにしても、銀杏の樹にもこんなに個体差があります。

早々と黄金色に染まる早生(わせ)・・ませているもの
まだまだ緑色で晩生(おくて)なもの

この差はどこから来るのでしょう?
雄の木のほうが早いらしいのですが・・・詳しくは分かりません。

各地から紅葉・黄葉の便りが届いています。

新しいカメラにきれいに写したいものです。
今日、デジイチに新しい機能をPCからダウンロードしてUSBで繋いで登録しました。

EOS Utility を使って、ピクチャースタイルファイルを追加登録してみました。

トワイライト:日の出や日没前後の微妙なグラデーションの空の色を再現
クリア:曇天や霞がかった天候での望遠撮影を立体的にくっきりと表現
紅葉:秋ならではの色彩の美しさをスタイル。黄色や赤色を鮮やかに再現するだけでなく青空とのバランスも考慮し、華やかさとデリケートさを両立

う~ん!すばらしい!

ますます、楽しめそうですね。
今日の写真はコンデジでしたが、デジイチ持って紅葉狩りに行かねば!

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2009年11月 8日 (日)

柿の脱渋・その2

10日ほど前の、甘栗庭の百目柿の脱渋(渋抜き)は、やや不完全で若干渋みも残り、甘味もイマイチ。

そこで残りの柿を収穫したので、もう一度ネットで調べてみた。

その中でも写真入で親切だった「カキに関する情報提供システム 脱渋法:果樹研」にそってやってみた。

☆アルコール脱渋法

  1. 35度の焼酎、0.07ミリ厚さのポリエチレン袋、箱、新聞紙、ヒモ
  2. カキの重さを量る
  3. 焼酎は柿1kg.に対し10ml使用
  4. 箱のポリ袋の中に新聞紙を数枚重ねて敷き、その上に柿を並べる。
  5. 必要量の焼酎を計り、柿に直接触れないように新聞紙の間に流し込む
  6. 新聞紙で包み込む
  7. ポリ袋の空気を手で抜きながら、袋の半分までねじり折り曲げヒモできつく縛る
  8. そのまま室温(20℃)で放置すると、7~8日で甘い柿のできあがり。

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残りの柿をほとんど収穫

38個

2個は鳥達のために木上に残し

一つ一つ重さを計ってみたら・・・

038_convert_20091108223250 最大:410g、最小:260g

総重量:12.215kg.

前回の分も合わせると50個以上は収穫。

さて、上手く渋抜きできないと大変な事に・・!

036_convert_20091108223041 0.07ミリ厚さのポリ袋なんてなく、0.35ミリを2枚重ねて使用。前回は0.02ミリだったから不十分だったのかも。

焼酎も25度だったし、ウル覚えでやったのが失敗の元だったのかな~。

「果実酒の季節」35度を123ml計り

039_convert_20091108223350 新聞紙の間に注入

ポリ袋を縛り、ダンボールの上からもポリ袋で包みガムテープで密封

これで一週間後には甘ーい柿の出来上がり。

・・・・・・・・・?

あっ!

上の「6番の新聞紙で包む」が出来てない!・・・柿が多すぎて新聞紙が上に包み込めなかった・・・とほほ・・明日やりなおさなくては!

みごと脱渋が完成して甘い柿になったとしても、こんなに食べきれないのに・・・

渋柿のままだったら、処分するのも大変!

なんとしても甘い柿にして、友人におすそ分けして助けてもらわねば!

カキについて、もう一言。

Wikipediaによると・・・
 学名:Diospyros kaki Thunb.
  和名:カキノキ
 英名:Kaki Persimmon

「カキノキ」のタイトルを見てびっくり!
さらに、和名・英名を見て二度びっくり!!

和名は「柿」じゃなくて「カキノキ」だし、英名も「Kaki」だし
やっぱり日本の家には柿の木がなくちゃ!って言ってた甘栗おじさん大正解でしたね。

ちなみにリンゴは、和名が「リンゴ(林檎)」で「リンゴノキ」でじゃないんだって!!

さてさて、もう少し甘い柿になるために百目柿のお守りをしましょ!

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2009年11月 6日 (金)

秋の七草

春の七草にくらべて、秋の七草のほうが知名度が低い

良い・悪いのではなく、「身近な植物ではない」と言う事らしい。

春の七草・・・セリ・ナズナ・オギョウ(ハハコグサ)・ハコベラ(ハコベ)・ホトケノザ・スズナ(カブ)・スズシロ(ダイコン)
小学校でも暗唱したし、お正月になるとスーパーでセットになってるから馴染があるけど、秋の七草すべての名をあげよ、と言われても、サラリと答えられる人はそれほど多くない。

そこで、七草の写真が集まったらアップしよう!・・・と思っていましたが、ナカナカ集まらず、木枯らしも吹く季節になってしまったので、少しだけアップして来年へ持ち越すことにします。

萩の花 尾花葛花 なでしこが花
 をみなえし また藤袴 朝顔が花

万葉集で山上憶良が五・七・七・五・七・七の六句からなる旋頭歌に七草の野草を詠い込んだものが「秋の七草」だそうです。朝顔はキキョウを指します。

キキョウ
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藤袴
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ツマグロヒョウモン蝶のオスが止まっています。

女郎花(オミナエシ)・・黄色い花を女性が食べる粟飯に例えて「女飯 おみなめし」が訛ったもの。ちなみに男郎花もある。

尾花(ススキ)・萩・葛・撫子・・写真に撮ったが小さすぎてイマイチ。

昭和10年に菊池寛、高浜虚子、斉藤茂吉らが「新秋の七草」を選定しています。

コスモス・オシロイバナ・シュウカイドウ・アカマンマ(イヌタデ)・ハゲイトウ・キク・ヒガンバナ

現実的な「秋の七草」は自分のお気に入りを七種選ぶべきかもしれない。と、[野の花」の作者が提案しています。

では、甘栗的「秋の七草」の選定・写真も来年まで宿題としようかな!?

今のところエントリーしてるのは、
コスモス、イヌタデ、ヒガンバナ、エノコログサ・・・

野の花となると難しい。
木の花なら金木犀をエントリーしたいし、銀杏や紅葉も入れたいが・・・

まだまだ散策が足りませんね~
カメラ片手にもっともっと歩きませんと!!

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2009年11月 4日 (水)

力作?

一昨日11月2日、畑のおっちゃんにもらった箒草
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「これ、ほんとに箒になるんだでぇ!いいから、持ってけ持ってけ!」と、ひとしきりおっちゃんの自慢の携帯写真を見終わって、ズルズル引きずりながら持ち帰りました。

022 早速、自己流で「箒」にしてみました。

園芸用の麻縄で株元を縛り、持ち手部分をガムテープで巻いて、その境目にさらに麻縄で補強。

ちょっと、それっぽくなったでしょ!

ごつごつしてた持ち手部分も意外と痛くなく、うんうん良い感じ!

傍ではなちゃんが興味津々!

遊びたくて邪魔ばかりして、ついに取られちゃいました。

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この箒草のかつての姿を紹介しておきます。

Eos_kiss_x3_099_062Eos_kiss_x3_099_067
9月の青々とした「ホウキグサ」箒草・「コキア」

X3_200910_063X3_200910_064
10月、ピンクの毬藻みたいに紅葉したホウキグサ

千葉のどこかの丘にまん丸な紅葉したピンクのホウキグサが群生してるのをテレビでやってたけど、まん丸なのをカメラに収めておけばよかった。

この自作箒は軽くて、掃き心地バツグン!
細かなゴミも掃きやすいし、道路にへばり付いてる葉っぱも軽々掃けますよ!

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2009年11月 3日 (火)

満月の色・いろいろ

澄んだ夜空に黄金色に輝く満月。

デジイチで、肉眼で見えない世界まで写し撮る事ができ、
有頂天になって早二ヶ月。

それはそれで感動したのだけれど、
見たまままん丸な黄色いお月様にウサギも写すことは出来ないのだろうか?
と、思い始め、やっといろんな色のお月様をカメラに写しこむことが出来ました。

風情のある良い写真かどうかは、今日のところは置いといて・・・

実験結果のようないろんな色のお月様をアップしてみます。

X3_200911_012
今までのMマニュアル設定のお月様
1/500 5.6 AWB(オートホワイトバランス)ピクチャースタイル「風景」

X3_200911_013
WB:くもりモード
昇り始めの満月はこんな風にオレンジがかって輝いてました。

X3_200911_017
WB:白熱電球モード
きれいなブルーになりました。今日はとっても寒かったから蒼く写してみました。
設定を変えるだけでフィルター効果がでます。
タングステン電球ともいわれる普通の電球は黄色みを帯びた暖かい色をしています。この照明のもとで色を再現すると、ブルーになります。

X3_200911_018
WB:白色蛍光灯モード
AWBに最も近い。蛍光灯は人間の目にはあまり感じませんが、写真では画面が緑色に濁るんだそうです。

X3_200911_019
WB:日陰モード ピクチャースタイル・スタンダード
晴れた日の日陰は青い空からの光で、青っぽく写ります。
夜空では青い空の影響をうけないので、青みが除去されてより黄金色のお月様になりました。

X3_200911_021

最後に、今夜の21パターン撮った満月の中で、
見たままに近い輝く黄色のお月様で〆るとします。
シャッタースピードを1/250におとし、絞りを8.0に少し開いてみました。

あとは、甘栗自身の感性を磨かなくては!

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2009年11月 2日 (月)

予行練習フライトを練習?

曇り空のなか、明日の航空ショーの予行練習があるというので、友人と近所の丘の上に出かけてみた。

デジイチで超早いブルーインパレスの雄姿を撮ってみよう!
昨日教えてもらった設定をして・・・P:WBくもりモード、連写

X3_200911_008

白煙をあげてキタキタァー!

あそこでハート描いて別のが右から射抜くんだよね!
揃って飛んでたのが扇型に開いて行くんだよね!
一機がビューッて飛ぶ周りを別のが螺旋に飛ぶのって、すごいよね!
四方からびゅーって飛んできてスーって上昇してくんだよね!

等など、まったく見れませんでした

先週の練習では午前中からいろんな機が飛び回ってたので、11時からスタンバイしてたのに・・・厚い曇り空はウントモスントモしない

丘の畑を散策して、畑のおっちゃんとお喋りして、箒草のお土産までもらって・・・

今日は中止なのかもねって、丘の上の大型スーパーのパン屋さんでお昼を食べて、うろうろして・・・13時半頃外に出たら・・・

一機、キタァー!

急いで見晴らしの良いポイントに行くと、来た来た!
連写で6枚撮ったー!

X3_200911_010

この後、空は静かにどんより曇ったまま。

友人と「アンコール!アンコール!」って、拍手したけど・・・

届くわけもなく・・
でも、一様撮れたから好とします。

来年は基地の中に初めて行ってみようかな!?
地元過ぎて、家から空を見上げて20年以上経ちゃいました。

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2009年11月 1日 (日)

EOS学園、行ってきました。

EOS学園の基礎の基礎編「使い方講座」を受けてきました。

X3_200911_002

甘栗はKiss X3 の使い方講座を受けてきました。
(機種別教室なので)

カメラの構え方から、カメラ本体の全てのボタンの説明を3時間みっちり、写真の専門学校で2~3ヶ月かかるところを3時間でざっと説明。

Kiss X3 がエントリー機種で軽いこともあり、6割が女性でした。

習うより慣れろ。
と、よく言われますが、
フイルムカメラと違ってデジタルではいろいろな事ができます。
だから最低限の用語が分からないと、撮りたいように設定できない

絞り値やシャッタースピードをどうすれば、どうなるのか?
露出やWB(ホワイトバランス)はどうなのか?
ピントの合わせかた、背景のボカシかた・・・etc

デジタル一眼レフならいろいろな写真が撮れる、と言うわけだ。
写真の「写り方」にはいろいろなタイプがあり、その「写り方」を知らないと自分の撮りたいように撮れないんじゃないかな~・・・と。

Photo このテキストに、詳しく画像の例をあげて書いてあり、これから強い味方になってくれそうです。

終了後、先生に「お月様を黄色に撮るにはどうしたら?」と質問してみた。

P:プログラムAEのWBでいろいろなモードを試してみて、と。

白熱電球モード・・青みがかる
くもりモード・・赤みがかる
白色蛍光灯モード・・ピンクがかる

はてさて、上手く黄色に輝くお月様を撮れますかどうか!?

残念ながら今夜は雨です。

あさって11月3日の文化の日が満月、試してみましょう!

上手く撮れたら、どど~んと載せちゃいますかぁ!?

ついでに、勢いで「マクロ入門講座」も予約してきちゃいました。

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