小さな実になりました。
ヘクソカズラ・・・別名:早乙女蔓、ヤイトバナ
なんてったって、屁糞だなんて、昔の人のネーミングは容赦ないですよね
すごい名前の花は数あるけど、この花の名前がダントツでひどいです。
確かに、葉を揉むと独特の臭気を放つけど、屁糞というより青臭い掃溜めのような・・・ハキダメグサは臭わない。
花はこんなに可憐で、その姿を田植えをする若い女性に見立てて「早乙女蔓」とも呼ばれるけど、やっぱりヘクソカズラのほうがインパクトあり過ぎて、定着しませんね。
ヤイトバナも、もっと定着しませんね。第一ヤイトを知らない人が多い。
花の中心が赤い事から、灸を据えた痕のようだと言うことらしい。
さて、この写真は夏に撮ったものですが、秋になり小さな実をいっぱいつけています。
この実を生のまま潰した汁は、しもやけの薬として古くから使われていたようですが、しもやけになる事も現代では皆無・・・ますます、不名誉な名前だけの厄介な雑草になってしまっているようです。
しもやけ・あかぎれ・青っ洟・・・みんな小奇麗になって見かけなくなりました。
その分ひ弱になってなければいいんですが。
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