鳥の名前を持つ花
よその御宅のお庭でもチラホラ見かけるホトトギス
雑木林でたくさん見かけました。
5月頃、里におりてきて「テッペンカケタカ」とか、「トッキョ、許可局」とか大声でなく鳥「ホトトギス」ではありません。
花びらの紫色の斑紋がホトトギス(小鳥)の胸の斑紋と似ていることから付けられたそうな。
時鳥草・杜鵑草・・・ユリ科の宿根草
ホトトギス属植物は東アジアに生育し、日本には12種分布しているが、このうちの10種は日本だけに生育する日本固有種なんだそうです。
ホトトギスの葉を大好物にしている毛虫がいて、野生で花を咲かせるのは大変・・・と書いてありましたが、当地の雑木林にはたくさん咲いていました。
ユリ科の花はほとんどが6枚の花弁を持ち、その対称の妙は数学的に美しい!なんて言う人も。・・・確かに面白い形、とくに中心の蕊はトケイソウにも似ている。
四季折々に咲く美しいユリ科の花を、秋なので運動会のリレーに例えると・・・
早春のカタクリが第一走者で、チューリップ・すずらん・ユリ・ササユリ・キスゲ・ギボウシ・ニラへと続き、アンカーは秋に咲くホトトギス。
他にも鳥の名前を持つ花には、「サギソウ」「キジムシロ」などがあるが、甘栗はまだ写真に撮れていない。
先日の道草写真で、花ではないが鳥の名前を持つ赤い実は「 ヒヨドリジョウゴ」・・・by oyone同定
1センチくらいの小さな実です。
プチトマトみたいだけれど、熟れた真っ赤な実には種がびっちり詰まっています。
ナス科のつる性の草で、晩夏に咲く花は見逃したけれど
ヒヨドリって名前が付くくらいだから、ヒヨドリが好んでこの実を食べるらしいが、実際には好んで食べるわけではなく、冬になっても残っているらしい。
では、冬になっても残っているかどうか、通りかかったら見てみましょう。
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