おもしろ花・シリーズ
昨日、ホトトギスの蕊がトケイソウに似ている、と書いたので
去年の夏、撮っておいたトケイソウを紹介します。
時計草・・・3つに分裂した雌蕊が時計の長針、短針、秒針のように見えるから。
蕊以外にも青く細い花びら?が分を刻んでいるようだし、蕊の下の黄色と薄緑のが精密機械のようだし、おもしろい花です。
名前を知らなくても、ひとめ見てすぐに「時計みたい!」って誰でも思うはず。
他にも、良く見ると面白い花にちょくちょく出会えます。
最近、身近で見つけた面白い花を、いくつか紹介します。
ラムズイアー・・・シソ科(多年草)
まさに短い羊毛をまとった子羊の耳のようで可愛い。
さわるとふわふわでビロードみたいで、植物とは思えない新鮮な感覚でびっくり!
ブラシの木・・・フトモモ科・ブラシノキ属
まさにコップを洗うブラシのようです。
ブラシの毛に見えるのは雄蕊の花糸で、花弁や顎は開花後すぐに落ちてしまうらしい。
花が開き始めると、小さな花の中に丸まって折りたたんで入っていた雄蕊がはじけ出してくる。
その束になっている雄蕊がいくつも筒状に並んで、ブラシのようになっている。
これまた、面白い花・・雄蕊の花糸。
びっくり
これが実じゃなくて、花なんです。
花びらが一枚めくれて、その元に細かなカールしてるのが蕊なのか?
反対側にも一枚めくれててリボンのようになっている。
どんどんめくれていって、花びらが落ちたあとにバナナのような実がなっている。
花が開くと言うより、やっぱり「めくれる」と言ったほうがピッタリする。
何れも、当地の普通のお宅に咲いていたものを撮らせてもらいました。
おもしろいですよね~
これだから、カメラ片手の散歩は止められません
ご近所の皆様、どーも、ありがとうございました。
これからも、どーぞよろしく
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