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2009年10月

2009年10月31日 (土)

でっかい柿

甘栗庭の柿は、梨かりんごみたいにでっかい百目柿です。
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一個300gぐらいあります。
果実は円形でわずかに長く、名にふさわしい百匁の大きさになる不完全甘柿です。

匁(もんめ):一貫の千分の一。3.75グラム

桃栗三年、柿八年・・・庭のこの柿の木は17年。

不完全甘柿なだけに、収穫時期がとても難しく、
熟してくると肌に黒い渦状のスジが出来るのが特徴で、
甘さの証拠である、とか・・
最初に食べた甘い柿から、10日間だけ甘柿だ、とか・・・

なかなか、当たり外れが激しくて、かじってみないと分からないなんて、ややこしずぎて見極めるのは諦めました。

去年から渋抜きをしてみたら大成功だったので
全部渋抜きすることにしました。

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昨日、10個収穫しました。(四分の一くらい)

そして今日、アルコール脱渋をしました
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キッチンペーパーに焼酎を浸し柿の周りを拭いて、ヘタに焼酎をつけて、密封して一週間ぐらいしたら食べごろかな

柿の渋の元はタンニンです。
このタンニンは防水性に優れているので、古くから紙を防水したり、柿渋染めに利用したりしていました。

正確には、タンニンの中には水溶性のものがあって、水溶性のタンニンが不溶性になると、なぜか渋くなるんですって。つまり、「渋抜き」とは、この水溶性のタンニンを不溶性に変えることなんですって。

炭酸ガスやアルコール、加熱によってジワリジワリといじめていくと、不溶性タンニンになって渋が抜ける仕組みらしいです。

去年は柿が大きいから、千枚通しでヘタに穴を開けて焼酎を飲ませてあげたら、やわらかくなりすぎたのもあったので、今年はそれはやめました。

飲ませすぎはいけません!
何事もほどほどに。
この、ほどほどが難しい

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2009年10月30日 (金)

後の名月

今夜は「中秋の名月」と相対して「後の名月」です。

十三夜の月
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本日二つ目の記事を急いで書くことにします。

中秋の名月は今月3日、次の日が満月
4日のブログで、「後の名月」の別名が「栗名月」
甘栗なだけにぜひとも、10月30日の「十三夜の月見」も見逃せない、と書いたので

栗名月なので、栗も
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「十五夜の月」と「十三夜の月」のどちらかしか月見しないのは、「片見月」と言うんだそうです。

しかも2009年の今年はひと月に二度名月が訪れる当たり年。
ばっちり甘栗は見れましたョ

中秋の名月を「芋名月」というのに対し、今夜の月は「豆名月」「栗名月」と言うんだそうです。作物の収穫時期が芋より豆・栗の方が遅いから。

さて、デジイチでお月様をきれいに撮れるようになりましたが、少し欲がでてきました。

見たとおりに、お月様の輝きも撮りたい・・・
月のウサギも写って、黄色く光るように撮るにはどうしたらいいんだろう?

絞りやシャッタースピードを色々試してみたけど、黄色い色は出ない
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少しだけ光ってるのが分かるかな?

甘栗のブログのテンプレートのお月様みたいな金色お月様撮りたいな~

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ちょっと、待って!!

もうちょっと、もうちょっとだけ待ってくれたら良いのに・・・

せめて色づいてから、紅葉してからでも良いのに・・・

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街路樹の欅並木
左側はバッサリと強剪定済み、右側は奥のほうからクレーンを使って作業中

こんな風に容赦なく枝をばっさり切るようになったのは、ここ数年の事。

大量の落ち葉が迷惑だから?
通行の妨げになるから?
落ち葉掃きが大変だと苦情がきたから?

欅にしてみれば、葉を落として冬に備える前にバッサリ切られたら、それこそ良い迷惑なんじゃなかろうか・・・

そもそも都市計画の緑化に反するような気がするけど、
欅は落葉樹なんだから、大量の落ち葉は想定して植栽したはずなのに・・・

この欅並木に交差する道路には銀杏が両脇に植えられていますが、この街路樹も毎年きれいな黄色に染まり楽しみに待っています。

ところが、ここ二・三年色づく前に切られてしまうことがあり、とても残念

ほら、少しずつ、色づいてきてる・・
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せめて黄葉しきって、葉が落ちる前に、お願いしたい!

切られても、切られても、冬の寒さに耐え、毎年春には芽吹く木々のたくましさに救われます。

それにひきかえ、人間のする事はあまりに身勝手で、痛々しい木々達にすまないとさえ思ってしまいます。

落ち葉を放っておけないのは、きれい好きで几帳面な日本人の良いところだけど、もうちょっと大らかであってもいいんじゃないかなぁ~

今年は黄金色に輝く銀杏並木を見てみたいものです。

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2009年10月28日 (水)

小さな実になりました。

再び、あの哀れな名前の可愛い花の登場です。
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ヘクソカズラ・・・別名:早乙女蔓、ヤイトバナ
なんてったって、屁糞だなんて、昔の人のネーミングは容赦ないですよね
すごい名前の花は数あるけど、この花の名前がダントツでひどいです。

20097006convert_20091028232654 確かに、葉を揉むと独特の臭気を放つけど、屁糞というより青臭い掃溜めのような・・・ハキダメグサは臭わない。

花はこんなに可憐で、その姿を田植えをする若い女性に見立てて「早乙女蔓」とも呼ばれるけど、やっぱりヘクソカズラのほうがインパクトあり過ぎて、定着しませんね。

ヤイトバナも、もっと定着しませんね。第一ヤイトを知らない人が多い。
花の中心が赤い事から、灸を据えた痕のようだと言うことらしい。

さて、この写真は夏に撮ったものですが、秋になり小さな実をいっぱいつけています。

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この実を生のまま潰した汁は、しもやけの薬として古くから使われていたようですが、しもやけになる事も現代では皆無・・・ますます、不名誉な名前だけの厄介な雑草になってしまっているようです。

しもやけ・あかぎれ・青っ洟・・・みんな小奇麗になって見かけなくなりました。

その分ひ弱になってなければいいんですが。

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2009年10月27日 (火)

秋空を見上げてみれば・・・

台風一過、晴天の秋空をつれづれなるままに撮って見ました。

 練習中?
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当地の航空自衛隊では来週、航空ショーがあります。
こんな良く晴れた日は、爆音を轟かせて縦横無尽に飛んでいます。
たぶん、ショーの準備かな~
五線譜の音符みたい、それともコースラインを競争してるよう。

当日はブルーインパレスが五機編隊で、色とりどりの煙幕で空にラインを描きますハートの真ん中を別機が矢のように射抜くなんて洒落たことも

でも、あまりの轟音で、20年近く前、次女の幼稚園で飼っていた鹿がショック死してしまい、お詫びに運動会の空から風船を飛ばしてくれました。

 木漏れ日が・・・
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庭のハナミズキの色づいた葉の間から、木漏れ日がまるでダイヤモンドみたいに光ってる

夕方4時頃、四回目のはなちゃんの散歩にでると・・(シャンプーをした日は落ち着かないから何度も連れ出します

 青い空に白いお月様が早くもお出まし
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昨日が上弦の月だったけど雨で見れず、ちょっと膨らんだ半月。

夜10時頃、またまたはなちゃんの散歩に出ると、船のように横に傾いたお月様が西の空に浮かんでました。

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4時にはほぼ真上にあったお月様が、6時間後にはこんなに傾いていました。

今夜の月は、F8.0 1/250 で撮りました。
数値の違いはいまだに良く分かりません。
でも、キレイに撮れてるから、いいよね

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2009年10月26日 (月)

目指せ!デジタルおばさん!!

台風20号の接近にともなって、今日は一日中冷たい雨が降っています。

先週は夏日だったのに、急に寒くなってきたので、
ついに炬燵布団を出しちゃいました。

待ってました、とばかり「はなちゃん」がやってきてゴロリ
これから春までここが定位置です。

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さて、またまた便利なツールを手に入れました

イベントや旅行の写真を共有できるサイト・・・「30days Album」
http://30d.jp/ 30日間限定オンラインアルバム

PC内の写真でアルバムを作成
アルバムのURLと合言葉を参加者に知らせると、
PCや携帯電話から閲覧でき、コメントも寄せられるし
それぞれの写真も追加アップロードできる
30日過ぎたら、一括ダウンロードすればOK

URLと合言葉を知っている人だけが閲覧できるので安心

早速、10月初めの旅行と、先週の同級会のアルバムを作って、みんなに知らせてみた。

みんなから寄せられた写真やコメントで、今度は「デジブック.net 」でムービースタイルのアルバムを作ったら、完璧

これはもう、アナログおばさんを卒業?
一歩デジタルおばさんに近づいたかも。

よーし!次はカメラの勉強をしよう!
来月は、いよいよEOS学園で基礎編からスタートです。

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2009年10月24日 (土)

不老川の虫たち。

昨日の不老川のほとりで、出会った虫たちを今日もアップしておこう!

先ずは、ウィンクでもしてるような魅力的な目をした紅シジミ蝶
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1センチくらいの小さな小さな紅シジミ蝶
切れ長な黒い目が魅力的でしょ

ヤマトシジミ蝶のオス
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甘栗庭の狛犬の頭にとまったのは、メスのヤマトシジミ蝶でした。
この蝶もオスのほうがブルーシルバーに光って綺麗です。

アキアカネ
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枯れ草の天辺にとまっててもオイシクナイんだけど・・・
少し元気がないのかなぁ~

もっと哀れなアキアカネ
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翅がボロボロ・・・苦労したのね
でも、まだまだ飛べます・・・がんばれぇ~
もう少し、秋の終わりまで。

トンボの翅は飛行(工)学的にとても優れているらしく、
トンボの翅を模して作った風力発電の羽は、そよ風でも回るし、
風速30メートルの強風にもびくともしないんですって。

その秘密は、翅の網目が波型をしていて、薄い翅が空気の流れを巻き込んで、翼の断面図のような横長な滴型を作るから。

すごいよね。
人間が作り出すほとんどは自然の中からヒントを得てるワケだし。
トンボの翅から風力発電の羽も作り出したし。

カワセミの嘴から、新幹線の鼻先の形になったし。
カワセミは水の中の魚に突入する時水しぶきをあげない事から、新幹線の空気抵抗を抑えてスピードアップを図るために、新型500系?の鼻先はカワセミの長いとんがった嘴を真似てるんですって。

梟の羽も新幹線技術に応用されてるんですって。
梟が獲物に近づく時、羽音がしないのは何故だろう?
広げた羽の回り?がギザギザの形状をしているので音を打ち消すのでは、と考えパンダグラフをギザギザにしたら騒音が減ったんですって。

この間TVでやってて、すごく興味深かったので、
ますますカメラを通した身近な世界に魅了されてます。

肉眼では見えなかったものが語りかけてくるような
ファインダーを通して、また、こちらからも語りかけるように
カメラを通しての会話・小さなもの達の声を届けたいなぁ~

なんてネ・・おしゃべり甘栗のひとり言でしたー

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2009年10月23日 (金)

不老川を散策

10日前、初めて翡翠(カワセミ)を見かけた不老川に
今日こそ望遠レンズで、翡翠狙いでやってきました。

不老川:ふろうかわ(としとらずかわ)・・20年前は5年連続ワースト1だったような汚い川でしたが、現在は自治体の努力で野鳥の宝庫になってます。

今日も川の魚類調査の若いお役人が投網で川に入っていたし、

カラスも水浴びしてたし
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連写で捉えた、カラスの行水

普段はのんびりしてる鴨たちも、突然羽ばたくからびっくり!
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投網やカラスに驚いたのか、肝心の翡翠君は、川面に垂れ下がる藪の奥でじーっとしてこっちを見てました。

250mmの望遠レンズでも奥過ぎてやっぱりぼんやりとしか写せませんでした
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お昼も過ぎて時間的にも、翡翠君の活動時間じゃなかったのかも。

だいたいのポイントは分かったので、また来る事にしましょう!
川辺のおばあさんは毎朝8時半に見かけるって言ってたけど、
そんなに早くはこれないなぁ~、来れたらいいけどね。
写真撮れたら見せてね!って、まだまだ見せられません。

またまた、残念な結果だったけど
今日は「キセキレイ」を撮れました。
この鳥も動きが早いので、見たときは飛んで行く後姿なんてことばかり

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目が綺麗なこのこは水辺を歩いていたので、水中や岩陰に潜むクモや虫を探していたのかも。尾羽を上下に振ってぴょこぴょこ歩いていました。

本日の歩数は・・・17,978歩
甘栗の家から、ここまで歩いてくると1万歩は確実
川沿いをカワセミをさがしてけっこう歩いたし、朝晩の「はなちゃん」の散歩も行ったし、良い運動になりました。

19日から今夜まで、オリオン座流星群がピークなのに見れませんでした

次は70数年後なのに・・・
今夜の三日月も雲の中。

まぁーいいっかぁ~
カメラを通していろんなもの見てるし・・・
身近な自然から、いろいろ教えてもらってるし、ねっ

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2009年10月22日 (木)

大和と紅

なにやら漫画のタイトルのようですが
大和(ヤマト)と紅(ベニ)・・・シジミの話です。
と言っても、蜆貝ではありません。
シジミ蝶のことです。

シジミ蝶の由来は蜆貝に似ているからなのかは、わかりませんが、
翅を閉じて花に止まっている姿は貝のシジミに良く似ています。

ヤマトシジミ蝶がリボンのようにシーサーの頭に・・・
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娘の沖縄土産のシーサーの置物は、甘栗家の狛犬です。

玄関の大きなコニファーの鉢植えにちょこんと座して番をしています。

200910asio094_convert_2009102116033 どこかひょうきんな狛犬「あ」の頭に、ひらひらとヤマトシジミチョウが留まってくれました。

口を閉じた狛犬「うん」より、ただ置き方が悪かっただけなのだが、「あ」の方が片足上げて頭のりぼんを喜んでるように見えて、思わずくすっと笑っちゃいました。

寺院山門の仁王や狛犬も「あ・うん」が一対です。

あ・うん「阿吽」・・・「阿」は口を開いて発する音声で字音の初め、「吽」は口を閉じる時の音声で字音の終わり。
万物の初めと終わりを象徴してます。

密教では、「阿」を万物の根源、「吽」を一切が帰着する知徳とします。

阿吽の呼吸なんて言い方もあるよね。

このヤマトシジミ蝶がゆらゆら飛んでいたので、シーサーの頭に止まればいいのになぁ~、って思っていたら、まさに阿吽の呼吸でとまってくれました。

もう一つは、ベニシジミチョウ
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ベニシジミ蝶は、花や草の上で比較的のんびりと過ごしてくれるので、カメラのモデルとしてはとても良い子たちです。

モンシロチョウやモンキチョウときたら、ヒラヒラ・ひらひら動きが早くて、とてもシャッターを押せません。

その点、このベニシジミ蝶は一度とまったら、後翅を交互に動かしながら葉の上をゆっくり廻っていました。

出来れば花の上で翅を開いて綺麗な模様を見せてほしかったけど、じっくり撮れただけでも好しとしましょう。

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2009年10月21日 (水)

秋日和なゲスト

昨日は夏日で、気持ち悪いくらいでしたが、今日は爽やかな秋晴れです。

秋日和(あきびより)・・・「日和」の語源は「日寄り」。太陽の方向を意味し、秋晴れで爽やかで澄み渡った空です。

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今日の空は、うろこぐも(鱗雲)かな?・・・ひつじぐも(羊雲)かな?

SORA秋号によると
うろこぐも・・高度7000~1万3000mに現れる上層雲の中の巻積雲
     「いわしぐも」・「まだらぐも」とも呼ばれ、天候悪化の前兆
ひつじぐも・・高度4000~7000mにできる中層雲の中の高積雲。
       「さばぐも」・「むらぐも」とも呼ばれる。
       局所的に見られるときは天気が良い。

さて、高度はわからないが、明日も天気が良さそうなので、今日の雲は「ひつじぐも」だと思うなぁ~

あら!・・・電線に・・・

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気持ち良さそう!いい雰囲気

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でも、良く見ると目が怒ってる?

邪魔したようなので、コンデジをしまい、はなちゃんとの散歩再開。

午後になり、日が傾き始めた頃
今度は、甘栗庭のバラのアーチの上で
ジッとして動かない、可愛い目の鳩が・・・
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平和の象徴とされる鳩ですが、都市周辺には野生化したドバトが多く、市民権をとっくに得ているようです。

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2009年10月20日 (火)

故郷・実りの秋

故郷は果物王国でもあります。
近所を散策した畑のスナップを紹介します。

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右がりんご畑、左が桃畑。
甘栗が育った頃の主な作物は、畑にはりんご・田んぼには稲のみ
しかも、りんごも紅玉・スターキング・国光ぐらいでした。

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今は「ふじ」が主流で、作業しやすいように低木に改良されてます。
赤く染まって美味しそうなりんごでしょ

さらに20年前ぐらいから、ぶどうを作付けする農家がふえました。
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この通り、みごとな「巨峰」です。

近年、桃畑が減り「なし」も目立ってきました。
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大きな梨でした・・・二十世紀梨かな?!

また、田んぼの稲作は減り、アスパラに作替えする光景も20年前頃から出てきましたが、それほど増えてはいないような気がします。
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ビニールハウスの枠の中がアスパラです。

ほんの500メートルくらい歩いただけでも、こんなに撮れました。

小中学生の頃、夏休みの前後には地域ごとに集まって子供会の話し合いがあり、その議題の多くは農家の方々からの要望(お小言)でした。

  • 畑を荒らさないように!
  • すいか泥棒をしてはいけません。
  • 桃をさわらないように。
  • 神社で「きもだめし」をするときは麦畑に入らないように。

などなど、農家の方が一生懸命育てた作物を大事にしましょう!って。

それでも、麦は踏んだ方が良いらしい、とか言って「きもだめし」の隠れ場所になったし。

走る軽トラの荷台に立って乗っていたら、手の中に桃が入っていたし。

甘栗の末弟は、給食のお皿と先割れスプーンを鞄に入れて、部活帰りにスイカをデザートにいただいちゃったり・・・後で畑の主に「もっと小さいのにしてくれやぁ~」と言われたとか。

本当に皆、おおらかで豊かな時代でした。

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2009年10月18日 (日)

故郷へ

中学の同級会と、父の様子を見に帰ってきました。

あいにくの曇り空で、故郷の山は近くの「高社山」がやっと顔を出したくらいでした。

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この山が見えると必ず「ただいま」と声をかけます。
別名「高井富士」とも呼ばれ、標高1351m.

北にこの「高社山」、東に志賀高原の山々、西に北信五岳
北信五岳は北から「ま・み・く・と・い」と連なっている。

  • ま・・・斑尾山(まだらおさん)・1382m.
  • み・・・妙高山(みょうこうさん)・2464m.
  • く・・・黒姫山(くろひめやま)・2053m.
  • と・・・戸隠山(とがくしやま)・1904m.
  • い・・・飯綱山(いいづなやま)・1917m.

この雄大な北信五岳に夕日が沈む様は何度見ても、ずーっとそこに暮らしている者でさえいつも感動します。

昨日も今日も雲に隠れて「まみくとい」さんには逢えませんでした。

そして、南は千曲川に沿って善光寺平へと開けています。
(正確には、平野という程の広さはなく、盆地ですが・・)

帰る途中、鉄橋を渡る車窓から千曲川を撮ってみました。
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♪うさぎ お~いし かの山~
  こぶな つーりし かの川~♪

と歌われた「ふるさと」は、この我がふるさとを唄ったものです。

♪つつがなーしや ともがき~♪

千曲川周辺の風土病「ツツガムシ病」になって辛い思いをしていませんか?ふるさとの友よ!・・・と唄っています。

甘栗のふるさとの友は、皆 明るく たくましく。
40年前と同じ呼び名で会話も弾み、盛り上がり。
心地よいひと時を過ごしてきました。

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2009年10月16日 (金)

おもしろ花・シリーズ

昨日、ホトトギスの蕊がトケイソウに似ている、と書いたので
去年の夏、撮っておいたトケイソウを紹介します。

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時計草・・・3つに分裂した雌蕊が時計の長針、短針、秒針のように見えるから。

蕊以外にも青く細い花びら?が分を刻んでいるようだし、蕊の下の黄色と薄緑のが精密機械のようだし、おもしろい花です。

名前を知らなくても、ひとめ見てすぐに「時計みたい!」って誰でも思うはず。

他にも、良く見ると面白い花にちょくちょく出会えます。
最近、身近で見つけた面白い花を、いくつか紹介します。

ラムズイアー・・・シソ科(多年草)
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まさに短い羊毛をまとった子羊の耳のようで可愛い。
さわるとふわふわでビロードみたいで、植物とは思えない新鮮な感覚でびっくり!

ブラシの木・・・フトモモ科・ブラシノキ属
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まさにコップを洗うブラシのようです。
ブラシの毛に見えるのは雄蕊の花糸で、花弁や顎は開花後すぐに落ちてしまうらしい。

花が開き始めると、小さな花の中に丸まって折りたたんで入っていた雄蕊がはじけ出してくる。

その束になっている雄蕊がいくつも筒状に並んで、ブラシのようになっている。
これまた、面白い花・・雄蕊の花糸。

バショウの花
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びっくり
これが実じゃなくて、花なんです。
花びらが一枚めくれて、その元に細かなカールしてるのが蕊なのか?
反対側にも一枚めくれててリボンのようになっている。
どんどんめくれていって、花びらが落ちたあとにバナナのような実がなっている。
花が開くと言うより、やっぱり「めくれる」と言ったほうがピッタリする。

何れも、当地の普通のお宅に咲いていたものを撮らせてもらいました。

おもしろいですよね~

これだから、カメラ片手の散歩は止められません
ご近所の皆様、どーも、ありがとうございました。
これからも、どーぞよろしく

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2009年10月15日 (木)

鳥の名前を持つ花

よその御宅のお庭でもチラホラ見かけるホトトギス

雑木林でたくさん見かけました。

5月頃、里におりてきて「テッペンカケタカ」とか、「トッキョ、許可局」とか大声でなく鳥「ホトトギス」ではありません。

まったく同じ名前の「ホトトギス」です。
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花びらの紫色の斑紋がホトトギス(小鳥)の胸の斑紋と似ていることから付けられたそうな。

時鳥草・杜鵑草・・・ユリ科の宿根草
ホトトギス属植物は東アジアに生育し、日本には12種分布しているが、このうちの10種は日本だけに生育する日本固有種なんだそうです。

ホトトギスの葉を大好物にしている毛虫がいて、野生で花を咲かせるのは大変・・・と書いてありましたが、当地の雑木林にはたくさん咲いていました。
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ユリ科の花はほとんどが6枚の花弁を持ち、その対称の妙は数学的に美しい!なんて言う人も。・・・確かに面白い形、とくに中心の蕊はトケイソウにも似ている。

四季折々に咲く美しいユリ科の花を、秋なので運動会のリレーに例えると・・・
早春のカタクリが第一走者で、チューリップ・すずらん・ユリ・ササユリ・キスゲ・ギボウシ・ニラへと続き、アンカーは秋に咲くホトトギス。

他にも鳥の名前を持つ花には、「サギソウ」「キジムシロ」などがあるが、甘栗はまだ写真に撮れていない。

先日の道草写真で、花ではないが鳥の名前を持つ赤い実は
Photo_6「 ヒヨドリジョウゴ」・・・by oyone同定

1センチくらいの小さな実です。

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プチトマトみたいだけれど、熟れた真っ赤な実には種がびっちり詰まっています。

ナス科のつる性の草で、晩夏に咲く花は見逃したけれど

ヒヨドリって名前が付くくらいだから、ヒヨドリが好んでこの実を食べるらしいが、実際には好んで食べるわけではなく、冬になっても残っているらしい。

では、冬になっても残っているかどうか、通りかかったら見てみましょう。

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2009年10月13日 (火)

道草で出会った鳥・虫編

秋晴れの汗ばむくらいの陽気の中、久しぶりに郊外の川まで散歩に出かけました。

珍しい花や蝶もたくさん撮れたので、「そろそろお昼だし引き返そうか」
と、友人と話していると・・・
何やら先ほどから川の両端を探して歩くカメラ男子が二人。

一脚に望遠レンズを構えて、川べりを狙っている。
今日はショートコースで帰ろうと思った甘栗も、もしや!翡翠(カワセミ)かも!・・・と急に元気になり、そーっとおじさんに近づいて聞いてみた。

川向こうでカメラを構えている若者の狙っている木の元に、いた、いたカワセミ。すーっと、瑠璃色の羽を広げて向いにやってきた。

はじめてこの目でしっかりと、翡翠を見れました
やったぁー!見れただけでも好しとしようか!?
せっかくだから撮ってみようか?!

でも、今日も望遠レンズを置いてきてしまった残念
なんとか18-55mmレンズで撮ってみたけれど・・・

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真ん中のオレンジ色のお腹を向けているのが翡翠君です。

やっぱりデジイチ持って出歩く時は、望遠レンズに三脚は必ずお供させないと、カメラ女子にはなれません!!・・・とほほ。

気を取り直して、他の鳥や蝶をアップしておきます。

鴨ダンス♪
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ヒメアカタテハ・・・蝶
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ツマグロヒョウモンのオス
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セイタカアワダチソウの天辺でチラっとこっちを見ているのはオスのツマグロヒョウモンです。

昨日のキレイな蝶はやはりメスのツマグロヒョウモンでした。蝶の仲間では珍しくメスの方がキレイなんですって。

本日、16,601歩・・・歩数計付き携帯によると、しっかり歩行はその3分の1.消費カロリーは276kcal. 脂肪燃焼量は16.2gですって!・・・これまた、とほほ・・・でした。

植物編は後日。

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2009年10月12日 (月)

キレイなのと、おもろいヤツ

キレイなのは、マリーゴールドに夢中なツマグロヒョウモン

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翅を広げると7・8センチにもなるツマグロヒョウモンの雌だと思う。

優雅に翅をゆらゆらさせて、保護色のような自分に似たマリーゴールドの花に夢中。最近良く見かけるこの蝶ちょを撮ってみたいと思っていたら、はなちゃんとの散歩中会えました

家に帰ると、はなちゃんの水のみ場の近くに、おもろいヤツが・・

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何もない空中に向ってシャドウボクシングよろしく鎌足を振っている。

カメラを前に向けると、へっ?って顔して動きを止めてチラ見された。

重そうなお腹を引きずって、どこかによじ登ろうとしているから雌かなぁ。落ち葉で背中を押してあげたらよろけて、落ち葉の吹き溜まりにすべり落ちてしまった。

Convert_20091012213544_2 前脚を投げ出してキョトンとしている姿に、仕方ないので大きな葉っぱを差し出して、近くの木に乗せてあげた。

カマキリのメスはオスを食べちゃう、って言われてるけど、自然界ではほとんどそんな事はないらしい。

特に日本のカマキリはその特性は非常にうすいらしいので、ホッとしたけど、カマキリにまで国民性?があるのかな。

四季のある日本で、生きるているものすべてに、環境の影響があるのはうなづけますが。

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2009年10月10日 (土)

金木犀・祭り

台風の過ぎ去った昨日、甘栗家の庭にも甘い香りが漂っています。

X3_200910_021 今年もまた街中いたるところに、この甘い優しい香りに包まれる日本の秋がやってきました。

香る花は他にもあるけれど、
金木犀ほどあちこちの御宅のお庭や生垣に植えてあるものはないんじゃないかな。

例年に比べて今年の開花は少し遅い。

X3_200910_007 我が家の金木犀のここ数年の開花日は

 2006年・・・10月4日
 2007年・・・10月7日
 2008年・・・10月6日
 2009年・・・10月9日

一週間ぐらいで散ってしまう、この小さな花が、確か2006年は二度咲いて驚いたものでした。

原種のギンモクセイは何回か咲くらしいので、その名残かも。

白花の銀木犀のほかに、黄白色のウスギモクセイというのもあるらしいが、今日の記事を書くために調べて初めて知ったくらいだから、お目にかかった事はまったくない。一度みてみたいなぁ~。

いつか静岡県を訪れる事があったら、三嶋大社にある国の天然記念物に指定されている樹齢1200年の「うす黄木犀」を見てみたいものです。

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昨日はまだ開ききってなかった金木犀の花も、今日は3分の1弱の花が開いています。

絶好の被写体・・・マクロ練習にピッタリ!
と言う事で、三脚に手持ちの三本のレンズを準備して、Mマニュアルで絞り値をいろいろ試して撮影してみました。

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それぞれ味わいがあるでしょ~。
最初のシャーベットオレンジ色のもボケ感が甘栗的には好きだな。

さて、こんなにいっぱい花が咲くのに、実が生っているのを見たことがありません。

それは、金木犀には雄花だけ咲く雄株と、雌花だけ咲く雌株があり、日本には雄株しかないので実がならないんだそうです。

生まれ故郷の中国では、もちろん実がなっているようです。
園芸家の江尻光一氏が桂林を訪れた際、金木犀の並木道に実がなっていたのを見てびっくりした。と書いています。

園芸家もびっくりするくらいだから、甘栗が知らなくても当たり前ですよね。
江尻氏も書いていますが、実の生らない株をどうやって増やしたんでしょう?

私達の先祖は農耕民族ですから、挿し木にして増やす方法を早くから知っていたんでしょうね。いま全国に何万本あるかわかりませんが、すべて挿し木で増やしたとしたら、素晴らしい事ですね。
ご先祖さまの知恵と、続く園芸家の皆さんのご努力に敬意を表します。あっぱれ

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2009年10月 8日 (木)

会津・番外編

五色沼へ向う途中、猪苗代湖畔に立ち寄り

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その先の「野口英世記念館」でも車を止めて休憩。
記念館には入らず、土産物屋の脇の軒下から奥に廻り込んでみた。

舗装されてない駐車場の先に広がる田園。
トンボがいっぱい飛び回っている。

近づいてよく見ると、小さな水溜りに無数の連結トンボが水際におしりを叩きつけている。

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X3_1034_029_3 こんな所に産卵して、

だいじょうぶなのかなぁ~?!

画像では砂利に同化しててわかりにくいが、2匹のつながったトンボは前が雄で、後が雌。結婚した後、産卵を終えるまでこうして連結しているそうな。雌の産卵と言う大仕事を終えるまで、雄が支えている訳ですね。

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X3_1034_033 たぶん、このペア達はアキアカネ

真っ赤な雄が前で、
赤茶色の雌がうしろ。

水面をたたき打つように産卵するので、
打水産卵と呼ばれています
≪連結打水産卵≫

アキアカネはこのほかに、泥面が広がっているところでは、泥を打つように産卵する連結打泥産卵をすることが多いそうです。

でも、こんなところに産み付けて来年の初夏の羽化までだいじょうぶなのだろうか?

自然の成す事に有無は言えないが、ちょっと気になったので調べてみた。

トンボは種類によって、それぞれの方法で、それぞれの場所に産卵するが、それぞれ持って生まれた産卵方法を変えることができない、らしい。

代表的なトンボの産卵について記しておきます(ほんの一部です)

  1. オオアオイトトンボの連結植物組織内産卵・・・高い木の枝に卵を産みつけ、生まれた幼虫は水面に落ちるが、もし水がなかったら、跳びはねて水まで移動するらしい。
  2. リスアカネの連結打空産卵・・・秋になったら空中から卵をまきちらします。水のないところに・・春になったら水が増える事を知っているらしい。
  3. ノシメトンボの連結打空産卵・・・こちらは草むらに産卵します。当然ここには水はなく地面もかなり乾いているけど春には水がやってくることを知っているらしい。
  4. ナツアカネの連結打空産卵・・・9月の稲刈り前の田んぼに産卵する。この時季に水はないが、春には田植えのために水を入れるのを知っているらしい。
  5. コノシメトンボの連結打水産卵・・・学校のプールのように水しかないところに産卵する。
  6. オオシオカラトンボの単独打水産卵・飛水産卵・・・浅い湿地のようなところで産卵する。
  7. アキアカネの連結打泥(水)産卵・・・上記
  8. キトンボの変わった産卵・・・いったん卵を水につけてから、ねらいを定めて泥面やコンクリート面へ卵をはりつける。とてもリズミカルな産卵らしい。

♪夕焼け小焼けの赤とんぼ~♪
トンボ達も、それぞれ工夫して努力してますね。
久しぶりに沢山の飛び回る赤とんぼに出会い、
しかも連結して小さな水溜りに群れて産卵する様は、
涙ぐましいやら、たくましいやら。
会津の思い出のひとコマとして忘れられないシーンになりそうです。

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

大型台風の接近で大荒れの中、
会津の思い出の記事を4日に亘って書き終えました。

ふぅー!皆様、お疲れ様でした。

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2009年10月 7日 (水)

会津・五色沼編

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10月4日の朝、宿から望む会津の山は少し紅葉が始まっています。

晴天に恵まれ一路裏磐梯・五色沼自然探勝路へ

磐梯高原には磐梯山の大噴火によって生まれた無数の湖沼群が点在しています。

猪苗代湖しか知らなかった甘栗に、
五色沼の方が断然きれいでおススメ!
と案内していただき、ほんの入り口の毘沙門沼を皆で散策してきました。

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X3_1034_069 いちばん大きな毘沙門沼をぬけると→
赤沼→みどろ沼→竜沼→弁天沼→
るり沼→青沼→柳沼へと続く
全長約3.6キロのコース
サクサク歩けば1時間10分のコースらしい。

アカマツ林中心の豊かな林道を行くと、まばゆい緑に輝く水面が現れる。

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水中に溶け込んでいる鉱物の層(アロヘン)が太陽光を浴びる事により、青・緑・エメラルドグリーン・コバルトブルー・茶褐色など多彩な色を見せることから「五色沼」の名称がついているらしい。(注:アロヘン=ケイ酸アルミニュウム・黒ぼく)

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爽やかな澄んだ空気の中、雄大な自然を満喫し写真もいっぱい撮れたので途中で引き返すことに。

次の赤沼の色は、水というよりは鉄分により植物の根っこが赤くなっている事による、らしい・・・いつか、ゆっくり散策にこれたら良いけどね。

「まっぷる」によると、中間に位置する弁天沼の美しさは神秘的で、ぼんやり眺めているだけで癒されそう、ですって!・・・充分癒されたので、どこかでお昼を食べて帰ることにします。

ここで、チラッと疑問に思ったことを調べてみました。
「こんなに大きいのに≪沼≫なんだろうか?」

沼・・・湖の小さくて浅いもの。ふつう水深5メートル以下で、泥土が多く、フサモ・クロモなどの沈水植物が繁茂する。

湖(水海)・・・周囲を陸地で囲まれ、直接海と連絡のない静止した水塊。ふつうは中央部が沿岸植物の侵入を許さない程度の深度(5~10メートル)をもつもの。

池・・・地を掘って人工的に水をためた所。自然の土地のくぼみに水のたまった所。

なるほどー。
でも、この深いエメラルド色は5メートル以上の水深を想像させますよね。

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最後に皆で記念写真を撮った景色をアップして終わりにします。

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2009年10月 6日 (火)

会津・天国茶屋編

サアー!秋のメイン・イベントのはじまり・はじまりー

会津・天国(あまぐに)茶屋さんで、囲炉裏をかこんで、豊かな自然にはぐくまれた山の幸をたっぷりいただきました。

お部屋に通されたら、囲炉裏には調度食べごろな「鮎の塩焼き」が・・・

X3_1034_008_2日本一美味しいと云われている
奥会津伊南川の「鮎の塩焼き」

20匹に1匹しか捕れない雌の子持ち鮎が全員に

串をはずし頭からすべて召し上がれ、と店主のおススメは絶品でした。

枝豆や茄子の先付け、先ずはビールで乾杯

さあ、いよいよ「天然物の国産・極上松茸」の登場です。
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先ずはみんなで香りを楽しみ

市場価格1キロ○○万円(若旦那曰く)する新鮮な天然松茸を炭火で焼いていただきます。

生でも食べられるくらい新鮮なので、割いた表面に汗をかき始めたら、塩をつけてパクリ!

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う~ん旨い!
口の中に広がる甘味と歯ごたえ、たまりませんねぇ
たっぷりと一生分程いただきました。

囲炉裏をかこみ、炭火で焼いた松茸をつまみに美酒に酔う

新しい家族と、それぞれ話しも盛り上がる至福の時まさに天国あまぐに茶屋

X3_1034_012 大吟醸酒「玄宰」と、純米吟醸酒「飛露喜」は、凍らせた竹のお猪口でグイっといただきました。

山田錦を35%まで磨き、博士山の清冽な伏流水で仕込んだ大吟醸「玄宰」は、とろけるような甘味と飲みやすさで完全にノックダウン

「飛露喜」はスッキリとしたきれいな味わいで、米のうま味が濃く、口の中に余韻が残る通な純米吟醸酒でした。

甘栗は断然、大吟醸派!

この後も、牛網焼き・国産黒毛和牛も塩で堪能

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苦味の美味しい「くろ茸」・松茸ご飯・松茸のお雑煮・・・etc

会津の数々の天然物をいただき、ほんとうの秋を味わい
新しい家族との味わいも深まった素敵な「宴」も、そろそろお開きです。

明日は「五色沼」へ・・・つづく。

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2009年10月 5日 (月)

会津へ・・・芦の牧温泉編

会津で松茸を
なんてホットでスペシャルなお誘い
甘栗長女の新しいご家族と、会津の芦の牧温泉で合流
楽しくにぎやかな旅の一部を、これから紹介しま~す。

200910asio016_convert_2009100521191 10月3日 やまびこ119号に乗って、いざ会津へ

三列並びの2階席の切符を、それぞれ持ち別々の駅から乗り込み、車中で合流する、相変わらずな甘栗家の人々。

200910asio039_convert_2009100521241 郡山で磐越西線あいづライナーに乗り換え

真っ赤なあかべこ列車に揺られて会津若松まで65分

車窓から、稲穂が黄金色に輝く田園と、悠々とそびえる磐梯山をながめ
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線路脇や道路脇のススキが、列をなして、走り去る列車に軽やかに手を振る。

会津若松では、只見線「会津田島行」に乗り換え
2両編成の可愛いワンマン列車に運転手さんのお出迎えで、急いで乗り込むと、車両の4分の1ぐらいがトイレになっている。
バスのように料金の電光掲示板があり、無人の駅に到着すると運転手さんが運転席から出てくるので、お金を渡すシステムらしい。
1時間に一本で、さらに先のあかべこライナー(特急?)は一日に2~3本しかなく、この会津鉄道は栃木の野岩鉄道につながっています。

あかべこライナーも会津鉄道も、豊かに実る稲穂を守るように田んぼに沿って迂回し、直線で田を割る事はせず、磐梯山の裾野を大きく何度もカーブしながら走ります。

会津藩の稲作を守る心意気を感じながら、何とかコンデジに車窓からの風景を捉えてみました。

200910asio026_convert_2009100521210 西若松を過ぎて、会津鉄道に入った頃には、すっかり日が暮れてきました。

芦の牧温泉駅には、猫の駅長さんが待っていてくれてるはずだけど、勤務時間は何時までなんだろう?

X3_1034_003 猫駅長の「バス」です。

勤務時間は終了したので、外でのんびりしてます。

小さな駅長帽子を被った「バス」も見たかったなー。

駅には、車で早く到着していた長女夫妻の出迎えをうけ、宿へ

山あいの深い渓谷の崖に建つ旅館で、婿殿のご両親とも合流
さあ!今夜のメインイベント「会津で松茸」のはじまりです!・・・が、詳細は明日にしましょう!

お部屋に入ると、テーブルの下にガムテープが置いてある・・・??
婿殿曰く「カメムシ用。つぶすと臭いから、これでぺタッと捕まえるんです」

聞いておいて良かった
甘栗は、夜6匹・朝1匹、ぺタッといたしました。
締め切っているのにどこからやってくるのでしょう?
仕方ありません、こんな険しいところにわざわざ人が分け入って建てたのですから、山の生き物さん達、おじゃまします。

さて、昨日も書いたように「中秋の名月」の撮影はデジイチでは上手くいかなかったものの、一応コンデジでも撮っておきました。

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眩いくらいの満月の光が、
同心円のグラデーションになっているのがわかるでしょ!
コンデジも捨てたもんじゃない!ですよね。

では、続きはまた明日・・・To be continued.

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2009年10月 4日 (日)

どど~ん、と満月

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昨日は「中秋の名月」でしたが
今日が満月です。

昨夜の中秋の名月は、旅先の会津でバッチリ瞼にやきつけましたが、残念ながら勉強不足の甘栗はデジイチで捉える事ができませんでした

三脚に望遠レンズも持っていったのに・・・
何度トライしても、真っ暗闇にまん丸な光る物体としか写らず

同行した甘栗次女が元写真部員なので、指導を仰ごうと甘栗長女に呼びに行ってもらったところ・・・美味しい会津の味覚と美酒にスヤスヤと寝入ったところでした

会津の山間のひなびた温泉宿から、見上げたお月様のうつくしかったこと

澄んだひんやりした夜空に浮かぶ中秋の名月は神々しく輝いていました。

さて、昨夜は会津で中秋の名月というまたとないシャッターチャンスを逃し、勉強不足を悔いた甘栗でしたが、帰宅してはなちゃんをむかえに行く途中、雲の切れ間から大きなまん丸お月様が顔を出してるじゃーありませんか!

今夜もチャンス到来!!
逸る気持ちを押さえ、PCを開き、先月の満月のフィルム資料を教えてくださったシュミートの方の書き込みを探してみる。

F5.6 1/500   F8 1/250

応用撮影ゾーンのMマニュアルでF5.6(絞り数値) 1/500(シャッター速度)で早速トライしてみました。

やったー
どど~ん!と満月
甘栗にも撮れました!!

でも、昨夜も満月?今夜も満月?

変だな~、と言う事で調べてみました。
いつもの「こよみのページ」で。

旧暦の1日は「朔(新月)となる瞬間を含んだ日」なので、0時0分に朔となる日も、23時59分になる日も同じく「一日」になるから・・・旧暦15日の月齢は、最小13.0、最大15.0、平均14.0となる。

朔(新月)から望(満月)までの平均日数は、約14.76日だから、旧暦15日の月齢平均より0.76日分だけ長い。
このため実際の満月は旧暦15日より遅れる傾向にある。・・・そうな

なんだか解ったような、解らないような・・・

はっきりしているのは、とてもLUCKYでHAPPYだった!って言うことかなぁ~

ちなみに中秋の名月を「芋名月」というのに対し、旧暦九月十三夜の月を「豆名月」あるいは「栗名月」と言うんだそうです。

甘栗なだけに、「栗名月」の十三夜の月見も逃せませんね
今年の十三夜は10月30日だそうです。

☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

会津旅行記は後日 お楽しみにぃ~

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2009年10月 2日 (金)

ツユクサ三姉妹

秋の冷たい雨が降る中、はなちゃんにレインコートを着せて散歩にでかけました。

200910asio010_convert_2009100221224 こんな日は家でゆっくりしたいはなちゃんは、三歩歩いて立ち止まり、二歩歩いて振り返り、道路の右へ左へうろうろ・とぼとぼ

もうちょっと歩こうよ。この先のサツキの植え込みに水色ツユクサあったはず。

写真に撮ったら帰ろうね。

傘を差しながらコンデジで撮りました。

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澄んだ真っ青な色のツユクサは6月頃から良く見かけます。
まれに白いものや、水色もあるということで、ツユクサを見かけるたびに、下向きの顔を覗き込んでいたけど、水色ツユクサは2度目。

白ツユクサは一昨年、一度だけお目にかかれて撮っておきました。
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まぎれもなく白ツユクサです。
でも、咲いていた空地(駐車場の脇)は今年アパートが建ってしまい、もう二度と見ることはできません。

もっとも一年草のツユクサだから、どこかに種が運ばれてて、どこかに芽を出してくれてるといいなぁ~!・・・あれから見れてないけど、甘栗とはなちゃんの行動範囲は狭いから、どこかで咲いててくれてるといいなぁ~

庭に咲いてた露草長女?です。
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こうして三色揃うと、露草三姉妹みたいでしょ!

長女・次女・三女の色は決めかねるけど・・・

それにしても、面白い構造をしてる花ですよね。
花びらは、実は六枚。
丸く大きく耳を立てたみたいな2枚の陰にもう一枚。
蕊の回りの白く透明な小さな花びらが3枚。

雄蕊も変わっている。
前に二本、長く突き出して花粉を持つ葯をつける。
奥の黄色い蕊は花粉を出さず、昆虫を引き寄せる役目があるそうな。
青い色は昆虫の反応度が低いらしく、この黄色い蕊が虫たちに蜜のありかを教えてるらしい。

だから、花の中心は黄色の蕊が多いんだね

露草の花言葉は「懐かしい関係」
いくつになっても、兄弟姉妹は、幼いころの懐かしい思い出と共にある。

ひっそり咲いている露草は、なんだか郷愁をそそられるますね。

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