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2009年8月

2009年8月31日 (月)

渦・捩・撚・・・うず・ねじ・より

台風11号接近→渦巻き→捩花・ネジバナを上から見ると

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ネジバナ(モジズリ)・・・野生するラン科の植物。

花が螺旋状に撚れてつくところから名付けられたもの。

蔓性植物の巻き方については22日にも書いたけど、このネジバナは朝顔やガガイモのように巻き方が決まっている訳じゃない。右巻きも左巻きもある。

086104_convert_20090831203551 しかもネジバナは芝生が大好きなようで、庭の芝が生えているところからピンピン顔出している。

ランは普通に種子を蒔いても発芽しないらしく、これはランの根に寄生するラン菌が、発芽に大きく関係してるんですって。

このラン菌と芝生の関係がものすごーく好条件で、発芽に必要な栄養を補給してるんですって。

なるはど、ややこしくなってきましたよ。

そう言えば近所のマンションの芝生にも、ラン科の「マツバウンラン」が群生してたっけ。

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それにしても、「ねじれる」や「よれる」には、あまりいい表現はないね。

根性がねじれてる。ひねくれ者。よれ曲がってる。よれよれ。

よる「選る」って言うのもあるね昨日の選挙で、衆参ねじれ現象は解消したものの、果たして国民と政治家のよりはもどったでしょうか。

右巻きでも、左巻きでも、よりの一つ一つに小さな花を咲かせるネジバナのように、きれいな花を咲かせて欲しいものです。

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2009年8月30日 (日)

事無草「コトナシグサ」

祈りを託された、事無草「ことなしぐさ」

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良く見かける何でもないシダ類に昔の人は、なんて素敵な名前をつけたのでしょう!

「つりしのぶ」に使われているように、「忍草・しのぶぐさ」の異称。

シダの仲間で、土がなくても良く耐え忍んで育つことから、これ以上悪い事が起きないように、平穏無事を祈って、「事無草・ことなしぐさ」と呼んだそうな。

良いことは、自分でつかみとることができるけど、無事は祈ることしかできない!!と、甘栗のバイブル「美人の日本語」に書いてありました。

渡英する甘栗次女に「GOOD LUCK!」と送り出したけど、LUCKYは自分の手でつかんでおくれ

母は庭の隅の「事無草」に無事を祈っているから

暑くて庭の草抜きしなくてよかった。コトナシグサも、やっかいなメヒシバも、無事帰るまでそのままにしておきましょ!!

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2009年8月28日 (金)

えっ!狗尾草

090827_103101小さな狗尾草「エノコログサ」の葉や茎がきれいな紫色のを発見!

エノコログサ:別名ネコジャラシ。和名の狗はイヌのことで、花穂がその尻尾に似ているから。英名だと「FOX Tail」狐の尻尾。

花穂が紫なのは「紫狗尾草」。海岸地帯に生えるのは小形の「ハマエノコログサ」。花穂が金色の「キンエノコログサ」は別種。・・・では、葉が紫色なのは?

調べてみたけど特に記載なし。

野菜の中で紫色のもある物は・・・キャベツ、タマネギ、大根、サツマイモ etc.

古代米も黒紫色。エノコログサもイネ科だし、関係あるかも!

と、思ったけどいっぱい生えてる所で良ーく見てみると

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けっこう紫の葉っぱがあるじゃありませんかぁ~!

なーんだ、新種でもなく、特別変異でもなかったみたい。

でも知らなかったなー。もしかして紫外線の影響?

時とともに、高貴な紫色の衣を纏いたくなったのかも

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2009年8月27日 (木)

グーグル・ツアー

20098106_convert_20090827223447 昨日、超理系大学院の甘栗次女がロンドンへ出発したので、甘栗はPCでグーグル・アースのツアーをスタートしてみました。

時差「-9時間」、飛行時間約13時間でロンドンへ。

成田空港で、旅立つ10時間前にやっと決まった滞在先を、次女PC→甘栗PCへ転送し、携帯には「行ってきまーす」とメール。

20098111_convert_20090827224046 それから13時間後、ロンドン到着予定時刻8/25 15:45(日本8/26 0:45)の17分後、「ロンドン着いたよ!」と携帯にメール。数々の強運を発揮してヒースロー空港からコペンハーゲン行きの乗り継ぎ空港へのバスにすでに乗っている、と。・・・それは、メチャメチャ早ーい!

返信を打つ甘栗の隣で、甘栗おじさんが携帯をモゾモゾいじっている。「僕には来てないなぁ~」とブツブツ・・・

「たまにはパパにもメールしてあげてね!」と返信すると、5分も経たないうちに、夫の携帯に着信あり。

「ロンドンの空は新潟に似てるかも・・」と。

飛行機で13時間かかるのに、メールは往復でも5分もかからないとは、すごい!!

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グーグル・アースで30日まで滞在するコペンハーゲンをズーム。

20098107_convert_20090827223637 次に31日から2週間インターン・シップをするロンドン、サイエンス・ミュージアムにもズームアップ。

20098108_convert_20090827223751_2 滞在するActon Townのシェアハウスの位置も確認。

フムフム、PCの画面を通してどこでも見れて、なんでも知れる!なんて素敵。

娘の行動はグローバル過ぎて、ついて行けないけれど・・・世界携帯(NO、アドレス同じ)や、PCのインターネットが世界中どこに行っても繋がるってのは、ものすごーく安心だし、ありがたいことですねぇ。

そのためにも甘栗も、もっともっとデジタル通信の世界と仲良しにならねば!

では、甘栗次女の滞在先にピンを打ち、グーグル・ツアーにイザ、スタート

画面の中だけのグーグル・ツアーなのに、なんだか甘栗、時差ぼけ気味ですぅーとほほ。

*PC画面をデジカメで撮ったので画像がイマイチです、おゆるしを。

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2009年8月25日 (火)

誤報!・・・すわ、地震?!

ヴッ!ヴッ!ヴッ!・・・6時37分 聞いた事もない音で携帯がブルってる!

また市役所からの火災のお知らせか!

よく見たら「緊急地震速報」!!

エライこっちゃ、千葉県東沖で大地震発生、身の安全をはかってくださいって。

どうしよう、どうしようと思いながら妙にテンション上がりながらテレビをつけて、取り合えず揺れを待つ事に。

おかしいな?5分経ったけど何も起らない。

誤報?・・・って報道されたのは1時間半も経ってから。

誤報なら「誤報」って早めにメールしてくれればいいのに!そっちも速報で!

20098105_convert_20090825221053 エッ

木だって、びっくりして名札をくわえちゃうよ!「エゴ」って。

20098105_convert_20090825221145 いつものはなちゃんとの散歩道、近所の「エゴノキ」。

毎日見ているのに今日見てびっくり!「エ」の字をくわえてる幹がカバかサイみたい。

その後の気象庁の会見によると、修正ソフトをプログラミングする際、実際の揺れより21倍の大きさで通報するようにしてしまった、とか。

やっぱりね。どんなに優れた機械やシステムでも動かすのは「人の手」だからね。

頼むでぇ、ほんまにぃ!優秀な人たち、お願いしますよ。

今回は地震じゃなくて幸いしたけど、本当に地震がおきる直前に「緊急地震速報」が来ても、何もできない事が良ーくわかっただけでも、予行練習になったかも。

去年の12月から新しい携帯「URBANO]には地震速報のサービスがついてることも知ってたし、そうゆう設定にしたけどスッカリ忘れていたもの。

9月1日防災の日を前に、もう一度よーく考えてみよう!

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2009年8月24日 (月)

夏なのに、初雪草

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ハツユキソウ

葉の上部の白く縁取りされた葉っぱが初冠雪の感じに似ているから「初雪草」

同じ「トウダイグサ科」の仲間にクリスマスのポインセチアがある。トウダイグサ・・東大草?・灯台草?・・・答えは「灯台草」:室内照明用の皿に菜種油を入れた灯明を置く灯台に例えているそうな。

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花はズームで見ないとわからないくらい小さくて可愛いのが中心にあるけど、ネットのどのページで調べても「花に価値はない!」って無情にも書いてある。

確かに観賞用としては葉が目立ちすぎて、価値はないかもしれないが、甘栗は中心にひっそり同化して咲いてる小さな花好きだけどなぁ。

真夏に冬の初雪を想い、涼を誘うネーミングに拍手!

着物の柄でも、夏の絽や単衣にも涼を纏う意味で「雪輪」が好まれるように、昔の人は少しでも涼しくなるように工夫していたんですねぇ。

甘栗と愛犬は暑いのが苦手なので、すぐクーラーをつけてしまいますが、チト反省。

では、残り少ない夏を探しに、日陰を辿りながらはなちゃんと散歩に行くとしましょう

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2009年8月22日 (土)

愛しの雑草・・・ガガイモ

20098093_convert_20090823121943 蘿藦

いつもの通り道、藪枯らしの絡まっているフェンスに小さな花発見!早速デジカメで撮って調べてみたら、難しい漢字の名前「ガガイモ」。1センチくらいの小花が房状(球状)に咲いてて可愛い。こうしてズームしてみると毛が密生しててヒトデみたい☆

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葉は長い心臓形で切ると乳液が出るそうな。ヘクソカズラに似ているが悪臭はなく、つるは右巻(Z巻)で逆なそうな。

はて、朝顔は何巻きなんだろう?確か左巻って習ったような。

調べてみて余計こんがらがっちゃいました。

工学・理学の右ネジ、らせんポンプの右巻、そのうえDNAの右巻らせんも朝顔を基準にして、今日では「右巻」に世界共通で統一されつつあるそうな

ヨーロッパの植物専門家は、朝顔は「左巻」といってるそうです。朝顔のつるの先端が左へ左へと反時計回りに巻いているから、左回りを「左巻」としたようです。

上から見るか、下から見るか?なのかなぁー?

要するに、横から見て右肩上がりが「右巻」、左肩上がりが「左巻」って区別するのが一番!良いらしい。

DNAもネジもポンプも余計にチンプンカンプンだけど、甘栗は何巻かなぁ~?

うぅ~ん、左巻のへそ曲がりかも。つむじの巻き方は7対3で右巻が多いんですって。

さらに不思議な事に右巻の植物は食用に適していて、生物を構成している蛋白質、澱粉、繊維素脂肪などすべて右巻らせんだからなんだって!ちなみに右巻植物の代表はヤマノイモ、ササゲ、インゲンマメ等。

と言う訳で、このガガイモも右巻だから食べられる?

なんと、薬用植物だそうで、滋養強壮、腫れ物、解毒・虫刺されに効くんですって!

恐れ入りましたm(_ _)m 

今は雑草化して藪枯らしと仲良しだけど、日本神話や古事記にも載っている由緒正しい植物だったみたい。

実と種子も面白いらしいので、秋には要チェック!です。刈り取られずに写真を撮れたらアップします。

世界にはつる以外でも巻いているものは沢山あって、調べていたら頭が痛くなりそうですぅ。

カタツムリの殻のうず。

台風のうず(北半球では右巻、南半球では左巻)。つるに限らず葉のつき方順序にも左右差があり北半球では右巻が有利だとか。・・・これらは地球の自転の影響らしい。

民俗学では右縄文化圏と左縄文化圏があり、伊勢神宮系と出雲大社系がもともと民族が異なることに由来してるとか。左巻しめ縄の代表が出雲大社なんだって!

いやぁ~うず巻きだけに、目が回りそうですぅー

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2009年8月20日 (木)

夏休みの宿題・・・アリとキリギリス

コネタマ参加中: 夏休みの宿題、先にやる派? 後にやる派?【ココログ選手権】

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…

アリ派か?キリギリス派か?

アリ派は毎日日記もこつこつ書くし、朝顔の観察だって毎日きちんとするし、ラジオ体操だってスタンプがズラリ。

キリギリス派は、夏休みに入った途端「よーし!宿題は先にパッパッと片付けて遊ぶぞー!」って頑張るけど、夏休みは長いんだから焦ることないしぃーって中だるみして最終日に猛烈ダッシュ!するタイプ。

甘栗はもちろんキリギリス派です。残念ながら正確にはアリに憧れてるキリギリスです。

故郷信州の夏休みは短く、8月20には新学期が始まります。40年以上前、甘栗中学1年の夏休みの宿題は正にキリギリスでした。

始めての中学の夏休み宿題帳、気合を入れて問題の多いページからやっつけて、後は楽勝!楽勝!てなわけで、プールに部活のバレーボールにと毎日真っ黒に。結局、机に向って宿題帳を開いたのは夏休み最終日。

ところが・・・楽勝のはずが、宿題帳の残っていた白いページの上段に一行、「読書感想文を書け」とか、「身近な草花(虫)を調べろ」とか、「夏の思い出の絵を描け」とか、社会科でも「地域の歴史を調べろ」とか、数学だって「証明問題」一行だし・・・ものすごく焦りました。泣いても笑っても時間は無情にも24時間しかない!

アリ派の年子の姉は涼しい顔。小学生の弟二人は「姉ちゃん、中学ってとこはえらいとこだなー」とねじり鉢巻の甘栗をちゃかすし、親はもちろんノータッチ。

結局一睡もせずに全てやり終えたのは始業式の朝でした。・・・久しぶりに制服に着がえて登校の準備をしていた時です、フ~っと気が抜けて倒れてしまいました。

次の日、情けなくて恥ずかしくてションボリ登校すると、なんと宿題帳はまだ集めてないらしく、どうやら各科の授業の合間に時間があったら答えあわせをするらしいことがわかり、ほとんどのクラスメートは「あー、宿題?これからやる。」ですって!!

私のあの怒涛の24時間はいったい何だったんだー!

翌年からまじめなキリギリスに徹する事にしました。あの中一の夏の教訓は「後になって焦って頑張るのは、体に悪い!」です。

後日アリ派の姉が、甘栗長女の中学入学祝いに添えた手紙に「あなたのお母さんは、どんなに叱られても毎日楽しそうでした。私はまじめに勉強していたのに何故あんなに鬱々とした日々だったのでしょう。」と書いてありました。

キリギリスもアリに憧れていたように、アリもキリギリスに憧れていたことがわかりホッとしました。アリもキリギリスもそれぞれのペースがある訳で、アリはアリなりに、キリギリスはキリギリスなりに頑張れば良いんだと思っています。

最後に、アリさんに尊敬の気持ちをこめて。

「ヤマウルシの花と蟻」の写真をアップします。

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2009年8月19日 (水)

うれしい写メ

デジタルな世界はすごい!

10日前故郷に帰省してから、甘栗のブログに度々登場する若き日の父母。持ち帰った古い写真をブログに載せるから、孫に開いてもらって見てね!ってURLを教えてきたら、なんと今日孫である姪から、『PCで「甘栗おばさんのブログ」を見てるおばあちゃん』の写を送ってきてくれました。

早速アップしてみます。姪→甘栗→甘栗PC→マイピクチャ→IMG

090812_13410001 田舎のおばあちゃんはエプロン姿が正装です。父の介護の合間を縫って、真剣に画面を覗き込んで読んでくれてますねー

78歳の母でも、下へ下へと読み進めるようにクリックの仕方を教えてもらい、「全部読んだよ!」と。

うれしいですね

携帯の電話機能はバッチリ使いこなしてる母は、エプロンのポケットに入れて「こんなに良い物ないねー!」と。

パソコン・携帯電話・・・それは人と人を繋げる現代の魔法の道具。

もっと上手に使いこなせるように、腕をみがきましょっ!

と言う訳で、エプソンとニフティから受講案内が2件来てたので、申し込みしてみました。

1. エプソンとJR大人の休日倶楽部のタイアップで「はじめてのフォトショップ・エレメンツ」

きたきた、待ってました!すぐ申し込みフォームへ。でも、JRの休日倶楽部の会員カードを取得しないとIDがもらえないって。申し込み期限が19日。ダメじゃんすぐまた、電話しました。

JRのおっちゃん「今回は諦めてください」だって!

えっー!そんなぁー殺生な!じゃあ案内メールなんてヨコサナイデヨー。(甘栗はマイエプソンとえきネットに登録してるので来たらしい)

2. ニフティブログ講座、会場:大宮・所沢

これもすぐ電話で聞いてみました。・・・甘栗のようにすでに始めてる人でも受けられますか?って。答えはOK。

よーし!9月13日一日お勉強してきまーす。

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2009年8月18日 (火)

マイブーム・・・和!

若い頃は、なんでも洋風な物への憧れがあったけど、特にここ数年は伝統工芸師「匠」へのの尊敬や、和文化への賞賛・憧憬が増して来ています。

生活スタイルは洋風になったけど、冬になればソファーの前に炬燵は欠かせないし、仏教徒でなくても日本人なら、お盆ともなれば民族大移動のごとく故郷へ。

茶髪にミニスカートのギャルだって、成人式はやっぱり振袖を着るし。夏祭りや花火を見に行く時は浴衣だし。

きもの大好き、着付けの心得がある甘栗としては、チト物申したい。

どんなにアレンジしても良いけれど、大和撫子たるものポイントはおさえて、格好良く着こなしてほしいなー着物は決まりごとが、季節や柄行や組み合わせや着ていく場所、立場などすべてにあるけれど、若い人は自由に着こなして欲しい。でもだらしなく着て欲しくないなー。

襟元や帯、おはしょりや上前の位置さえおさえれば、かなりかっこよくなりますよ!!

さすがに振袖はプロに着付けてもらう事が多いらしくそんな事はないけれど、問題は浴衣です。10日前のお祭りでも見かけたけれど、8割はがっかり浴衣でしたせっかく着るんだから素敵に着ようよ!いつかテント張ってお直し隊出動しようかな

最近気になって集めてる和物、それは手ぬぐいです。

20098092_convert_20090818205012 出番を待っている物達

上のは、変わり豆絞りの手ぬぐいでお酒のビンを包んでみました。手ぬぐいはいいですよー!夏は特に出番大有り。こんな可愛い手ぬぐいだったら首に巻いてもおしゃれでしょっ!

ケーキ屋さんでもらえる小さな保冷財を中に入れて首に巻いたら、涼しいし汗は吸ってくれるし、適度な長さがあるので結んだ端で顔の汗も拭けるし、学生さんなら頭に巻けば勉強もはかどりますよー!

手ぬぐいといえば姐さん被りは見なくなりましたねー。白い割烹着も。

名入れの手ぬぐいは姿を消して、名入れのタオルばかり。

布巾だって手ぬぐいを半分にした物だったのが、今はナフキンだし。

子供の頃、転んだ擦り傷にはオキシドールに赤チンだったし、指を怪我したら包帯代わりに手ぬぐいを裂いて巻いてもらったっけ!ちょっとした怪我なら「なめとけぇー!」って言われるし、風邪ひいたみたいぃ?!なんて言おうものなら「たるんでるからだ!」と一括されて育ったけど、みんな元気だったよね。

今は便利な物、衛生的に優れたものも沢山あるけどチョッとひ弱になっちゃったかなー

それだけじゃないとは思うけど、秋に向けて新型インフルエンザが心配です。

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2009年8月16日 (日)

HACHI

Img079_convert_20090816205031 映画

急に思い立って甘栗次女と観てきました。甘栗おじさんは可哀想で見れないと、アッシー君をかってでてくれました。

可哀想というより、ただ待っている、ずっと10年も待っている秋田犬(いぬ)の姿に、人が忘れてしまったもの、こころのずっと奥深くにある穏やかでささやかな感覚を呼び戻してくれるような温かな涙でした。

Img078_convert_20090816204947_2 日本の「ハチ公物語」は虐げられてて、可哀想で健気で大泣きしちゃったけど、HACHIはすでに愛されている。(by 次女)

アメリカの文化の違いなのか、HACHIの意志を誰もが尊重して待ち続けるHACHIをみんなで温かく見守っている。

HACHIの目線がモノクロで描かれてて、そこはすごく良かったけど、ひとつ残念なのは、子犬時代のHACHIが「柴犬」だったこと。

秋田犬を小さくしたのが柴犬じゃーないよね。

うちのはなちゃんだって、コリーを小さくしたのがシェルティじゃないもの。

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日本国外に渡った最初の秋田犬は誰のワンちゃんだったか知ってましたか?

この映画でもチラッと古い写真が出てたけど、甘栗はすぐ気づきましたよ!

なんと、ヘレン・ケラーさんの「神風号」なんです。

忠実で気高くて頼りがいがある秋田犬は、ヘレンさんの側でもずーと寄り添っていたんだろうね。ヘレンさんの手は、秋田犬の大きな頭やまっすぐに伸びた前足を、やさしく撫でたんでしょうね。ヘレンさんの腕は太い首をそっと抱いて、鼻と鼻を近づけて見つめあったんでしょうね。

見えなくても、聞こえなくても、話せなくても、

そこにいる、ただそこにいるだけで、いいんだよね。

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2009年8月15日 (土)

64回目の終戦記念日

終戦記念日を前に一昨日初めて新聞に父の事を投稿してみました。

「父の初めての恩給申請に思う事」として、父の地元の信濃毎日新聞にネットから「私の声」蘭に投稿してみたけど、そう簡単に採用される訳もないので、全文をブログに載せることにします。

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Img077convert_20090815213733『 中野市に住む86歳の父は、学徒動員で出兵し、終戦3ヶ月後に旧ソ連の抑留政策で捕虜となり、シベリアから帰還できたのはその後4年も経ってからでした。戦地やシベリアで命を落とした多くの仲間に申しわけない、と口を閉ざしていた父も、年老いて体も不自由になり今はほとんど寝たきりです。せめて僅かばかりの年金の足しになればと、家族の勧めもあり戦後64年経って初めて恩給の申請をしてみました。

 厚労省からの返答は、11年10ヶ月15日兵役に就いていた事は認められたものの、12年以上という規定に45日たりなく、1回払いの25250円を支給するというものでした。しかし昭和24年8月7日復員となっていますが、父はレッドパージに遭い故郷に帰ることを許されず、その後やっと故郷に帰ってこられたのは2ヶ月近く経ってからでした。この舞鶴港から開放された日を復員と認め、この期間を加算してはもらえないのでしょうか。

 造船技師になる夢も奪われ、復員後郷里で教師になろうとしてもレッドパージで拒まれ、その後も辛く苦しい歴史を背負い、清貧に耐えまじめに生きてきた父の復員後60年を、たった45日足りないだけで済まされてしまうには、あまりに切なく悲しい。寿命が近づいている父は、力なく「ありがと、ありがと。」と繰り返すだけでした。

 父と同じ思いをしている85歳以上の帰還生存者は、いったいどのくらい居られるのでしょうか。戦争体験を話せる人も少なくなり、話を聴こうとする人も少なくなり、年々、広島も長崎も終戦も、薄れて来ている気がします。64回目の終戦記念日をむかえる今、歴史を風化させることなく、少しでも体験者の痛みに寄り添いたいと思うのは、私だけではないと信じたいと思います。』

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以上、800字の規定に久しぶりに頭を使いましたー

でも、ブログを書いてて良かったと思えるのは、文字に慣れて来たのでパソコンに向っていても毎日新鮮な気持ちでいられるかなぁー・・・なんて、ね!って、いつものように投稿して一先ず気が済んでしまった甘栗でした。

若き日の父の写真のウラには「17,6,25日 三ッ峠 山頂ニテ」と書いてありました。山頂でたたずむ父の視線の先には、何が見えたのでしょうか。どんな思いで真っ暗な未来を見つめていたのでしょうか。胸が締め付けられます。

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2009年8月14日 (金)

草熱れ・・・くさいきれ

生い茂った草が強い日光に照りつけられて発する、むっとした熱気のことだそうです。

「熱れる(いきれる)」は、「息切れ」の語源だそうです。炎天下で、草たちも一生懸命息をしてるんだよね。すごいよねそこで今日は夏の涼しげな草木をズームアップ

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白い花びらがかき氷みたいで涼しげでしょ!

サルスベリの花は白、ピンク、濃いピンクとあるけど甘栗は白がいいなー

20098086_convert_20090814224525 元画像はこんなです。

サルスベリは「百日紅」と書きます。「猿滑り」じゃ花の名前だとは思えないよね。確かに幹は滑らかで猿も木からスベル?・・・夏の代表木

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何~んだ!?これもゼリー質な感じが美味しそうでしょ!

ズームアップするとこんなに可愛いけど、実は「藪枯らし」別名「貧乏葛」

20098084_convert_20090814224347 元画像を見ればよく見かける、厄介な雑草です。

雑草という種類はない!と言ってたエライ学者さんに賛成!

「藪枯らし」・・藪などに繁茂して他の植物に覆いかぶさって枯らしてしまうから。

「貧乏葛」・・手入れが悪く貧乏臭い場所に生えるから。だって!

これが生えてるからって、貧乏臭いとは失敬な!

雑草にも愛を!

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2009年8月13日 (木)

夏は伸びるのが早い!?

二週間でこんなに伸びました

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甘栗も二週間前、髪をカットしてきたんだけど、担当の美容師さんに「伸びるの早いですね」って言われて、「うん、夏だからね」って言って笑ってきたけど・・・

家に帰ってから庭のツル薔薇がピューン・ビューン伸びてて、道路にまで伸びておじゃまむしだから切って、それから二週間。

またまたこんなに伸びちゃいました。元気のいいのは1メートルも伸びてる。

0845135_convert_20090813134918 ナニワイバラは強健種で病気にもならず、虫にもやられず、春には花を沢山つけてとっても良いこなんだけどね

夏の庭仕事はたいへんです。

日中は暑くてダメ、夕方は蚊に刺されるし、かと言って早起きはできないし・・・仕方ないからもう少しツンツンさせときましょっ!

夏は木も人も、特に若木や若人は背伸びの季節です。

木の年輪を見ると夏に成長した部分が色が薄く、濃い部分は太るのを止め次の春に芽をつけるため準備をしている冬なんだということがよくわかる。

四季のある日本で育つ若人諸君!

来るべき開花に備えて多くの芽をつけるのが夏休みである。って、天声人語氏は言ってるよ。8月の過ごし方ひとつで世界は広がり、人生序盤の選択が豊かになる。とも言っている。

でもアラウンド50代の甘栗は、夏は冬眠ならず夏眠したいぐらいですぅートホホ

ここで向日葵の大木をアップしておこう!3メートル以上はありました。

最近良く見かける向日葵は、何本も枝分かれした先に小ぶりな花がいっぱいついている。昔、種がいっぱいついた大きな花が一つ咲いてたのは品種違いなのかなー?

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2009年8月11日 (火)

これはな~に?

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                                       エゴノキ

近所のエゴノキに花でもない、実でもない、変な物が咲いている?ついている?

なんだか怪しい雰囲気だけど、近所のエゴノキはかなりの古木達だから何かの変化形か?

2009convert_20090811221928 若いエゴノキの花です。甘栗長女の嫁ぎ先のお庭で撮ったもの。

20098011_convert_20090811222140 近所の古木のエゴノキの実です。

ほらね。実は青くて固いまん丸のさくらんぼみたいなのに、同じ木のあちこちに、上のような見るからに毒っぽい房状の物がくっついている。

実は熟すと縦に裂けて落ち、種が現れるって、以前図鑑で調べた時書いてあったけど、裂けたようには見えないしー・・・もう一度調べてみよう!

分かった!

虫えい:虫が寄生して枝の一部が肥大したもので、エゴノネコアシと呼ばれる。

ということは、虫の力で枝に猫の足が生えた、って事?

そんなわけないけど、摩訶不思議 いったいどんな虫が寄生して、どーやって、あーなるんだろー?・・・気になるぅー!

しゃーない!また、甘栗の好奇心の虫がうずうずしてるので、重要観察ポイントに指定し、毎日のはなちゃんとの散歩中、要チェック!

チェックして、変化があり次第報告しまっす

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2009年8月10日 (月)

日帰りで故郷へ

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20098073_convert_20090810220849 行ってきました。

故郷・信州へ

途中4度の事故渋滞に遭うも、3時間半で故郷・信州中野に着きました。

群馬県との県境の八風山トンネルは全長4470メートル。トンネル内での渋滞は嫌ですねー。というわけで、ここでもキョロキョロ、パチリ。いろんな設備や標識をあらためて確認。

今回は、父のお見舞いと、父の介護を明るく頑張っている母のささやかな息抜きのため。母の携帯の機種変更をしたり、買い物に連れ出したり。

それに、古い写真を預かって来たので、スキャンして焼き増ししたり写真集を作ったりする予定なのですー。

ここで、若き日の父と母を大公開!

Img076_convert_20090810220545 若き甘栗父の学徒動員で出兵する時の記念写真です。

皆軍服に身を固めているのに、上段で一人おしゃれなハットを被っているのが父。あと数ヶ月で卒業し造船技師になるのが夢だった父の、せめてもの反骨の意思表示だったのか?!

戦争の事は辛すぎて、語れない。と、以前孫である甘栗娘達の問いに、静かに首を振っていたが、甘栗は母からポツポツ聞いている。

特攻隊の飛行機の整備士だったこと。

シベリアで捕虜になって、凍てつく厳寒の地で何人も仲間を見送ったこと。片言のロシア語でロシアの子ども達に「日本には月が二つある!」と言ってやった!とか。

穴を掘って、戦車の通る下にもぐって自爆するように手榴弾を持たされたけど、失敗して捕まった、とか。

Img075_convert_20090810220503 八つ年下の母。その母も78歳。

父は86歳。ほとんど寝たきりの父を介護してる母と父の会話。

父:天国って、いいとこらしいから一度行ってみようかな~

母:いいとこらしいでぇー。あんまりいいとこで、だ~れも帰ってこれねーらしいよぉー。いいとこらしいから、行ってこらっしゃい!

父:そーかぁー、今度行ってみるかぁ。

♪天国良いとこ一度はおいで・・・とメロディが聞こえてきそうな二人の会話に、一同大爆笑!

老いてなお、たくましい二人に乾杯!

辛く苦しい歴史を背負って、今なお辛い介護生活の中でも、ユーモアを忘れない二人に感謝!

さぁー!甘栗も頑張らねば。メモリアル写真集を作る、という夏休みの宿題ができましたよ。

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2009年8月 8日 (土)

雨上がりの意外なゲスト・・・ヴッ!

夕方からの雨も上がり、涼しくなったので窓を開けようとレースのカーテンを開けると・・・

20098063convert_20090808191055 すでに閉めていた雨戸と網戸の間に、何かいる。

ヤモリ!けっこう大きい!

お腹を見せて網戸にへばりついている。

20098064_convert_20090807214419 7月31日のブログで、ヤモリの手も案外かわいい、なんて言ったけど、画像アップもこの大きさが限度ですぅ。

興味のある方は、画像の上でクリックすると、拡大表示されますよ。

小さいヤモリは、去年まで雨が降ると、勝手口のガラスにへばりついていて、指先が丸くエノキ茸みたいでかわいいなー、って不覚にも思ってたんだけど・・・

20098_064 今夜のは12~3センチはありそうな、良く肥えたヤモリで、ズームしてみると指先にウォーリー?模様の縞々手袋かソックスを履いているみたい!

「あんた、元気でいたんだね」と、毎年見かけていたので、思わず声をかけちゃいました。

思えおこせば、ヤモリが甘栗家に最初に顔を出したのは、10年前、甘栗次女の部屋の天井。

当時高校生の長女と中学生の次女が、図鑑で調べたら、やもりは危機に直面したら鳴くらしい・・・やってみようか?!やってみよう!という事になり、娘二人でベッドの上から棒で、おそるおそる突いてみた。

すると、ぽとっと落ちてきたから、さ~大変!

危機に直面して、キャーキャー騒いでいたのは娘達。ベッドの上で抱き合ってカタマッチャイマシタ。

甘栗は、なんてったってトカゲ類は一番最後に好き?なわけで・・・遠くから見てるだけぇー!で、甘栗おじさんが帰ってきて、そーっと保護し近くの公園に開放してあげました。

家の中でも女性軍が開放されたのは言うまでもなく、「家守(やもり)って言うくらいだから縁起いいんだよね。」と、言い合って収めたっけ。

埼玉都民が多く住む、近郊型住宅地でも身近にいる多くの生物と出会えます。ちょっと気をつけて見ていれば、ね。

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2009年8月 7日 (金)

またまたセミがぁー!・・・迷子?

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はなちゃんと散歩に出ようとしたら、またまたセミがぁー!

見ると道路を弱々しく歩いているじゃありませんか!車に轢かれちゃうといけないので、植えこみに置いてあげても頼りなく傾いてるし・・・仕方ないので甘栗のTシャツのお腹に保護してあげました。

20098048_convert_20090807213959 ほらね。これは、空でもなく、海でもなく、甘栗の絞り染めのTシャツなんです。

はなちゃんはやっぱり怖がって、一目散に家の玄関の前へ。しっぽを巻いて逃げ込んで、カメラのフレームにチョッとでも入ってくれない、とほほ

20098057_convert_20090807214210 何枚か写真を撮って、庭木に放してあげたけど飛びたてたかどうか?

セミの一生は短くはかない!ってよく言われるけど、セミにしてみれば長~い地下での生活があるわけだし、まんざらでもないかも。

セミに聞いてみなけりゃわからないけど、二日続けてセミが迷い込んで来たので、ふと、そんな事を思ってみました。

それにしても、今時の少年・少女達にとって、虫かごや虫取り網は夏休みの必需品じゃないのかなー?

今日も通りかかった子どもに「ほら、ミンミンゼミだよ。ハネが透きとおってるでしょ・・・」と話しかけたら、嫌そうな顔して「こわい!」って言われちゃいました。

買い物帰りの初老の夫婦がケヤキの下で上を見上げて、「いたぁ?」「ダメだ、逃げられた」と。どうやらセミの合唱に誘われて、見に来たらしい。

昔、セミを捕まえて、カブトムシやクワガタに夢中になった世代が年を重ねた今、余裕が出てきてセミやトンボになつかしさを覚えるのだろうか。

今の少年達が、50年経った頃、なつかしさを身近な自然の中に見つけられますように!!

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2009年8月 6日 (木)

犬なのに、セミがこわい!ってぇー?

今朝も網戸にへばりついて鳴くセミに起こされた。

み~ん、み~ん。ジィージィー。5時前だというのに・・・

散歩に行けば、ケヤキや桜の木に何十匹と大合唱

20098032_convert_20090806221823 家に入ろうとすると、ポトッとセミが落ちてきた。

生まれたてなのか、終わりごろなのか元気がない。

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手にとって、はなちゃんに見せるも怖いらしく近づこうとしない。

シェットランドシープドックは一日中羊を追いかけるお仕事犬なのに・・・セミが怖いなんて、こりゃ番犬なんて程遠い!ならば信州田舎育ちの甘栗がよーく観察しましょっ!

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20098039convert_20090806222800 うぅ~ん、おもろい顔してるねー。甘栗の手を這いずり回ってるだけで、ミとも、ジとも言わない。下ろしてやるとハネを広げるけど、バタバタしてるうちにひっくり返ってしまう。

20098041_convert_20090806222906 可哀想だからレモンの枝に置いてあげた。

午後みたら居なくなってたから、地上の短い人生(虫生)に飛び立って行ったらしい。

ここ数日、セミやトンボの写真を撮りたくて、キョロキョロしてるんだけど、興味があるのはおじさんやおばさん達だけみたい。

今年も、出たぁ!!虫かごおじさん!

去年の夏から秋も11月ぐらいまで、はなちゃんの散歩中見かけた虫かごオジサンのユニークないでたち。

緑のチープな虫かごを胸に下げ、手には白い虫取り網(どちらもヒャッキンか?)ランニングシャツに半ズボン・・・ここまでは昔の少年そのまま。違うのは頭と足元、白髪の渋い学者風の顔立ちに探検家のような帽子、足元はスポーツソックスにしゃれたスニーカー。

今年の虫かごおじさんはバージョンアップしてました。

網は魚用?直径4~50センチの緑の網で、虫かごも黒いおしゃれな物に変わってたし、服装もチェックのシャツにチノパンだし、顔は相変わらず難しい顔。変わらないのは、去年も今年もいつも虫かごは空っぽ。

公園で遭遇して、変わらず、わが道を行くスタイルに微笑んでしまいました。同じ公園で、老人会のグループがペタング(ゲートボールとカーリング合わせた様なスポーツ)をしてるし、なんとも人生の楽しみ方、いろいろですねぇー。

甘栗も犬を連れたへんなおばさん、って言われてませんように!!

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2009年8月 5日 (水)

はなちゃんの診察記

今日は、甘栗家の愛犬「はなちゃん」の尿検査です。

今年の5月、またまた「はなちゃん」に病気が見つかっちゃったんですー・・・黄金週間が明けて、予防接種とフィラリアの検査、健康診断にかかりつけの動物病院へ行き、サービスで超音波エコーでお腹を診てもらったら・・・びっくり!

膀胱に砂のようなもやもやが・・・

診断は「膀胱炎」と「尿石症」・・・すぐ点滴をしてもらい、抗生物質と治療食開始。

点滴っていっても、ワンちゃんは皮下点滴だから、背中の皮をつまんで無造作にブスッ!みるみる膨らんでラクダのコブみたいだけど、やわらかくてプヨプヨ・・・だんだんわき腹に下がってきてコブがわからなくなったら、吸収されてるってことらしい。

抗生物質が苦くてまずいらしい。ワンちゃんにどう飲ませるか?って。粉薬は水で溶いて、シリンジ(注射器)で吸って、長い口の横、奥歯の隙間から、ピューって飲ませちゃいます。・・・甘栗はとっても上手に飲ませられるようになりました。

治療食:ワンちゃんのオシッコを酸性にする特別食。・・これがのどが渇くらしく水をがぶ飲みするから、お漏らしはするし、ウンチはゆるくなるし、そんなお世話もおかげで上手になりました。

そうして1ヵ月半程で治癒し、普通の生活にもどって約1ヵ月半、その後の検診のため尿を採取して本日、また動物病院へ。

20098024_convert_20090805212719 ワンちゃんの尿採取グッツです。

はなちゃんは女の子なので、決して片足を上げたりしません。

小走りになったら腰を下ろすので、すかさずお惣菜のパックを差し込みます。取れた尿をスポイトで吸って容器に移してOK。お惣菜のパック以外は病院でもらえます。

20098026_convert_20090805212822 さぁー、愛車プリウスの助手席にはなちゃんを乗せて行きましょ!

病院は嫌いだけど、留守番はもっと嫌い!(by はな)

シートを倒して、足元にクッションを詰め込んで、シーツを敷いて、シートベルトを思いっきり延ばして差し込んで、ハーネスにリードを着けて、リードは窓の上の取っ手?に絡ませて・・・ふっー!準備OK!

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受付を済ませて、待合室で緊張の面持ち。

おかあさーん、早く帰ろうよ(はな)

結果、異常なし。少し太って16キロ。

今日も「コリー」ですか?って、はなちゃんの半分ぐらいのシェルティのママさんに言われちゃいました。

素人に言われるならまだしも、そりゃないよ

これでもダイエットして、21キロから5キロおとしてスリムになったのよ!

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2009年8月 4日 (火)

ピアノの中は、こんなです♪

20098017_convert_20090804215245 今日は、甘栗家のピアノの調律の日です。

ワインレッドの美しい木目姿といい、優雅な装飾といい、チッペンデール(猫足)様式といい、一目ぼれして甘栗家にやってきて、早19年。

最初からお世話になっている調律師さんに、来年はこの子(?)も二十歳、お祝はともかく、もっと弾いてくださいよ、と言われちゃいました。

20098018_convert_20090804215453 ピアノは完成されてるので、車と違ってモデルチェンジがないから、最低でも50年は普通に弾けますよ、と。 ただ、弾きすぎてもダメ、弾かなすぎてもダメ!・・・うぅ~ん、弾きすぎは有り得ないし、弾かなすぎは、ピアノプレーヤーに任せる事にしよう!・・・自動演奏装置付きなので。

20098019_convert_20090804215345 昔、甘栗長女が勉強の合間に「ピアノは打楽器だぁー!」って、ベェートーベンを力強く弾いてたけど。

なるほど、太い弦・ピアノ線(低音)から細いピアノ線(高音)まで、フェルトを巻いたハンマーが整然と並んでいる。

音色は湿度と気温でだいぶ変わるらしい。なんとなく音が硬いとか、やわらかいとかぐらいは解るけど、それにしても絶対音感の持ち主はすごい!タッ♪タ♪タッ♪タ♪左手で鍵盤を、右手でネジを調節しながら音を探しているけど、凡耳の甘栗にはサッパリですー

どんなに優れた機械やメカやシステムでも、使いこなすのは「人」だし、メンテナンスも最後は人の手や五感に頼るわけだし。やっぱ、人の感覚ってすごい!!

ちなみに甘栗おじさんは多少 絶対音感があるらしく、お隣のおば様がお琴の発表会の練習を窓を開けて一生懸命なさっていた時、決まってある音の時、ガクッとずっこけて「ラの音が狂ってるんだよねー気持ちわりぃー」ですって。

また、ピアノ教師をしている友人が、春先のウグイスの下手な鳴き様に「ボイストレーニングしてあげたい!」って。いつまでもケキョ・ケキョ・・・でちっとも上手くならないのには甘栗だってズッコケますー。ホー・ホ・ケキョって鳴いたら居なくなっちゃうんだよね。

これから選挙カーからウグイス嬢の声がうるさくなりますねー。やだ・やだ。

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2009年8月 3日 (月)

「花丑」・・・デジタルとアナログで

丑年の今年も、7ヶ月が過ぎ、8月だというのに梅雨空な毎日。

そこで、今年の年賀状の「花丑」の作り方を、大公開!

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Ei09_0034_convert_20090803110032 まず気に入ったイラストをA4紙に2枚プリントする。もちろん自分で書けたら最高だけど、甘栗はどこかの年賀状素材集からいただきました。

1枚の中をカッターで丁寧に切り抜きます。(アナログ的でしょっ!)

庭の花を中心に、撮り貯めていた花の写真をプリントし、はさみで切り抜く。(またまた超アナログ手法)・・・50枚以上切り抜きました。・・・楽しかったー!

切り抜いてない方の丑の中に、切り抜いた花をバランス見ながら貼っていく。ある程度埋まったら、切り抜いたA4紙を上に被せる。

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豪華な花丑の胴体が出来てきた。

しっぽの部分も切り抜いた葉っぱを貼って、花丑の完成。

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背景に当地のお茶畑を重ねるとできあがり!

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素材はデジカメやネットでおとした物を使い、手法ははさみとのりで手作業で、デジタルとアナログの素敵な融合。

たぶん、フォトショップのレーヤー機能やコピー&ペーストを使えば、もっと簡単にきれいにできるのかも知れない。

でも、いいんです。甘栗は味わい重視なので、それに、ソフトを簡単に使いこなせるようになるのが、簡単じゃない!!・・・と・ほ・ほ

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2009年8月 1日 (土)

いろんな蓋

8月1日は、「水の日」だそうです。

というわけで、はなちゃんと散歩しながら、道路の下水道の蓋を撮って見ました。

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はなちゃんとの散歩は1キロもない、という限定エリアにもかかわらず、工夫されてる物、芸のないもの、おもろいヤツ、と様々です。

甘栗のおススメは、一番最初の市の花鳥木のヤツ。

096_convert_20090801215326 これは一昨年、母娘三人で訪れた京都嵐山の竹林で撮ったもの。

それぞれの土地で違うんだー、と初めて撮ったもの。

086146_convert_20090801215152 こちらは、去年、甘栗末弟の居る故郷・長野市のもの。さすが長野、りんごです。

蓋もいろいろ、これからは出かけた先々で「ご当地蓋」も撮ってみよう!

・・・なんて、夏休みの自由研究みたいですぅー!

甘栗は根が楽天家なので、三年前、大病した時も「暗い顔して、下向いてたら疫病神にめっかっちゃうー」とポジティブにすごしていたら、いつの間にか、どこを向いててもOKになりました

これからも、空を見上げてパチリ、道端の草花もパチリ、道路の蓋もパチリ!と、道端写真を撮りつづけまーす。

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